柚子 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

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旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬至の今日を前に

 

マンションの管理人室の前に小さな柚子が山と積まれ

 

「どうぞご自由に」の張り紙。

 

 

 

 

 

 

 

 

夏には

 

管理人室の庭で育てたゴーヤが置かれ、

 

冬には

 

お年のせいで管理が難しくなってしまった

 

また別の1階のお宅の方に頼まれて管理人さんが収穫した

 

柚子が積まれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までは「若夫婦」だけの私の家では

 

それらをいただくのは遠慮していましたが、

 

(実際ゴーヤなんかはすぐになくなっているようです。)

 

 

今年は小さいのがすごくたくさん積まれていたので

 

2つだけいただいてきました。

 

 

 

 

 

 

本来なら

 

お風呂に浮かべるのがよいのでしょうが、

 

 

昨日12月21日(水)、

 

パンの朝ごはんに合わせてスープで食べました。

 

 

 

 

 

 

 

一昨日の晩に途中まで作っておいたスープ。

 

早く火が通るように今回は具を小さめに用意です。

 

 

 

 

 

 

 

最初はにんじんと、里芋にするつもりだったのだけど・・・

 

 

里芋なら3個むく必要があり、

 

じゃがいもなら2個で済む。

 

 

その上

 

「にんじん、じゃがいも、玉ねぎ」なら『ミルポワ』で、味が完成するし

 

(今たくさんある)玉ねぎも使う事もできるから

 

 

 

 

 

もうそれではじゃがいもに軍配。

 

 

 

 

野菜3種と椎茸、しめじを

 

なたね油で炒めてから全粒粉をふり入れて、

 

水と酒粕を入れて野菜が柔らかくなるまでコトコト。

 

 

 

 

 

 

さあ。そこからまた2択で・・・

 

 

 

「ひよこ豆を入れるか」、「豆乳を入れるか」の選択は、

 

酒粕との組み合わせによって「こってり」としたチーズ風味になる

 

豆乳のほうに軍配。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に散らす柚子の皮の「爽やかさ」と「こってり」。

 

互いが互いを引き立て合うことを目指して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胡椒は入れません。

 

 

 

柚子と酒粕は「香り」要員です。

 

そこに胡椒まで入れたら喧嘩しそうですから。

 

 

(「人の場合は3人より2人がよい」という意見と

 

 「2人だけだと仲直りを促す人がいないから3人がいい」っていう意見と

 

 いろいろなのにな。)

 

 

 

 

 

最後は塩だけで味を整えて

 

刻んだ柚子を散らしてできあがりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

冷蔵庫と冷凍庫。

 

一度すっきりさせたくて定番のもの以外は

 

ただいまお買い物を控えて最小限にしています。

 

 

 

 

 

でも柚子の皮に関しては

 

その「冷凍庫の定番、常連」のひとつ。

 

香りも皮の苦味もいいですが

 

私にはとにかくこの時期には「色」がいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光のほうを向くのは、

 

草花だけではなくて、

 

動物(動く生き物)だって、

 

生まれるときも生まれてからも

 

光を求めていくのです。

 

春を知らせる花に

 

太陽のように光り輝く黄色のものが多いのだって、

 

その時期まだ数少ない虫や鳥たちの視覚に

 

とにかくアピールしたいから。

 

 

 

 

 

おや。

 

 

冬のこの時期に咲くローズマリーの花の薄紫色。

 

その色にいろいろなイメージを重ねて「妖艶」さと感じるのは人間だけで、

 

虫や鳥を本気で呼び寄せたいのなら

 

黄色のほうがいいのにと思う。

 

 

もっと大きい花のほうがいいのにとも思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気づくものだけに気づいてもらえれば」・・・ということなんだろうな。

 

 

 

 

そんな余裕をもてるのも、

 

とにかく彼女の生命力が強いから。

 

 

1年で枯れて次の命にバトンタッチしなくてはいけない

 

ほかの植物たちとはちがい、

 

そして

 

木質の体や多肉植物のように厚みのある葉をもち、

 

冬の乾燥にも強い。

 

 

 

 

 

 

 

殺菌作用も持っている。

 

 

 

今年、粉石鹸とそのティーで「食器洗い洗剤デビュー」を果たしたその後は、

 

そのまま

 

日に何度も手を洗う私の手にも優しい「ハンドソープ」になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ。

 

柚子はどこに行った?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は早朝、

 

このスープにほうれん草を足して、

 

刻み梅干しのおにぎりと一緒に食べました。

 

 

 

お昼過ぎ、

 

光が部屋の深いところまで差し込んでくる中で

 

 

 

柚子にも

 

冬至にも

 

ちっとも関係のない

 

この1年のことを思います。