そろそろ梅を干す時期。
今年も松本光司さんの『穀菜和食』のとおりに漬けました。
それは本来は何年も塩漬けしたあとに干す梅干し。
けれども私はまだ今回もこの夏のうちに干すつもりでいますよ。
そして５kg漬けたその一部を長く長く保存してみるつもり。
さて写真は６月２２日（木）の朝ごはんです。
長ひじきとトマトと玉ねぎの定番の作り置きのサラダに、
アボカドを足して、素麺にかけて食べました。
サラダはオイルと酢の組み合わせをその時々で変えています。
梅酢にしてもよかったのだけど、
この日はオリーブオイルと塩レモンと白ワインビネガー。
そこに、
アボカドにレモン汁をまぶして、精進出汁のめんつゆもくわえて・・・
茹でた素麺に。
水出しの精進出汁は２〜３日はそのまま出汁として使って、
使いきれなかった分は鍋に入れて酒と醤油とみりんで麺つゆにして、
これでまた冷蔵庫で保存できるようにしています。
いたまないように！
と気をつけながらも・・・
塩気はまるく、
人はやわらかく。
このところ、記事を読ませていただいている方のうち何人かの方が、
「やわらかく」ということを
書いておられました。
どの方も、本人にとっては不条理な理由で、
いらぬ棘に触れた・・・
そんな経験があるのでしょうね。
でもそれは、
大人だったらきっと誰しもあることなのでしょうね。
それからちょうど６月のこの頃
「ともちゃん」さんが新茶の記事を書かれていて、
それでこの朝は緑茶にしました。
（「ともちゃん」さん、やわらかくて素敵なのです。
さらっと私の大好きな那須の季節の変化も伝えてくれます。）
３年前ヨガに通い始めた頃はまだ副腎疲労の症状を改善したかったので、
コーヒーや緑茶、紅茶・・・それからコーラなど、
カフェインの入っているものは大好きだし、
血圧をすこしあげるためにもずいぶんと助けられてきたけれど
ひかえていたのだったなあ。
今はもうなんでも飲みます。飲めちゃいます。
やわらかく優しさ溢れる人の文章にすぐに「飲みたい」と
反応できるのは幸せなことです。
そういう普通のことがとても嬉しい毎日です。
棘はたしかにこの目に見えてはいるのだけどね、
この毎日は貴重なものですから
自分は棘にはならないで、やわらかくいたいものですね。
（昨秋に仕込んだ塩レモン。塩はもちろんまるくなり、
冷蔵庫の中でもすこし発酵もして・・・
そのちょっと黄土色がかった皮の色もきれいです！）
この３連休、
土曜日は、だんな君は仕事で、
それも１年に１回のとても大きな節目の日。
翌日曜日はだんな君は海に釣りに行き、私は骨董市に。
夜は鯵をたくさん食べました。
昨日は２人で映画に行き、
そのあと有楽町に移動して、だんな君はまた映画、
私はお店をたくさん見て歩きました。
だいたい毎週のことですが、
週末は外に出歩いていることが多いので、
（今週の場合は）今日からの平日はまた大忙しです。
先週は平日、イレギュラーの仕事は何をしただろうと振り返ってみたら・・・
月曜日は追加のルーパー作りと、そのついでに他のものもペイント。
水曜日はオーブンを使って・・・・。
あとは作ってある洗剤を容器に補充したり、と
そんな細々としたことばかり。
そして今日。
午前中は梅を干してもよさそうな空でしたが、
午後は予報通り、
いえ、予報以上の雨が降り出しました。
「 いつもいつでもうまくいくなんてほしょうはどこにもないけど 」
今年の夏は、
この歌がしょっちゅう降りてきて、
ついつい口ずさんでいる。
子どもはたやすく歌えるのかな？
大人は、
切り抜けて、つきぬけて初めて、
ようやくまた歌えるようになった。
ちょっとのいじわるは
それはもう、気にはなるけれど・・・（笑）
今はまるで１０代の頃のようにジグザクドリブルのようにうまく避けて通ります。
近頃では、
たまにですがだんな君とそれぞれがささりそうになった棘を報告し合って、
見せ合って
「わーーーーーーっ！？」と
鑑賞し合うようにしています。
「いじわるでなくて、かんちがいされているのだな。」
という事柄もたくさんありますが、
ひとつひとつの事情を説明して聞いてもらう時間はないでしょうからね。
（私たちのこの２０年間を説明したら、
みんな目を見開いて黙り込んでしまうはず。
それができないのが悔しいことには変わりないのですよ。）
でもね、
ようやくむかえた平和な「今日」だもの。
本当に美しい友の顔だけを思い出しながら
次に会える日のために・・・
今日は1人で働こう。
週末は外に出てたくさん歩き回って、
平日は・・・今は家ですごすことが多いです。
睡眠や録画したテレビを観る時間はまだしばらくはかかせないですが、
長く大変だった日々のあとに今があるのですから
本当に毎日充実しています。
強い雨もあがりました。
今週中には干せるかしら？