今日は、
荒木経惟「写狂老人A 17.5.25で77齢 後期高齢写」
タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
それから、
菅 木志雄「分けられた指空性」
小山登美夫ギャラリー
に行ってきました。
好きなものや好きな場所はとことん好きで、
同じ場所、同じ人のもとへも何度でも行けてしまう私。
とくにこの２人はどこまでもいつまででも見て行きたい。
何回でも見ていたい。
ギャラリーのオープンの時間に合わせて、
最低限の家事をすませてから今回はひとりで出かけてきました。
まずははじめての
『 タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム 』。
壁に隙間なく貼られた写真の
とくにモノクロの写真の後半は、
・フルーツ（女性）
・爬虫類（自身）
・「墓標みたいだろ？」という声が聞こえそうなビル
のくりかえし。
３０年以上その人の写真に触れて育ってくると
身内のような気さえしていて、
今の私が受け取ったそのメッセージは
見ておかなくちゃという想いを一層加速させました。
そして、
ギャラリーのあるビルの雰囲気とは対照的に
そこから一歩外に出た時に感じたむっとしたこの時期の空気。
これは六本木という街でやる意味をあらためて私に知らしめてくれるものでした。
さて、
写真はまたずーーっとさかのぼって
４月２３日（日）の朝ごはんです。
この日はスパイスやドライフルーツが入った頂き物の紅茶に
豆乳を入れて飲み、
ヨーグルトにはバラのジャム。
甘酢（てんさい糖、黒酢など）につけてあるしらすは
この日の献立に合わせてオリーブオイルを合わせ・・・
海草ミックス（があまり残っていなかったので、わかめもまぜて）と、
トマト、そして足りない味を塩レモンで調節して食べました。
パンはトーストして粒マスタードを塗ってから
豆腐チキンナゲットをのせて、
その上にジェノベーゼソース（バジルソース）で和えた新玉ねぎを
のせました。
（このときのバジルソースは粉チーズを入れた分でした。）
そして、作り置きの豆腐チキンナゲット。
この時のものには
たくさん挽いてしまっていたクローブを胡椒の代わりに入れてみたのです。
いつも１cm角くらいの歯ごたえが感じられるくらいに切って使っている鶏むね肉。
その量はいつもお豆腐の量とくらべてもともと少なめですが、
個性の強い香りのクローブがさらにお肉のくさみを忘れさせてくれました。
（あとはこの時はまただんな君のためにターメリックもすこし入れています。）
それからこの日サラダに使った（塩）レモン。
これもなんとなく
私の舌はクローブ（＋ お肉）の献立に合う気がしているようで、
今週の火曜日の夕飯で
ゴーヤを輪切りにして豚の挽肉を詰めてフライにした時に
お肉に塩と一緒にクローブも混ぜた際にも
食べる時には
「レモン汁と醤油の組み合わせが合うと思う・・・。」
と食卓に並べましたよ。
こちらは
クローブだけでも「成熟した大人の味！」と思うのに、
さらに、厚めに切ったゴーヤの苦味との効果もあって、
麦の香りの大人の炭酸との相性もとてもいい。
アラーキーとおなじくらい（！？）
大変気に入りました！
今日は２つのギャラリーのあとも電車で移動したので、
他の方の記事をゆっくり読んだりできて、
その中でお弁当に入ったゴーヤの肉詰め（フライではなくて焼いたもののようです。）の
お写真にも出会いました。
そのソースがとても気になるのだけれど、
コメント欄にはじめて質問を書き込むのはとても勇気がいりますね。
「いそがしくされているだろうに、ご迷惑ではないかな？」とかね。
きっとその方の肉詰めは「大人の味」ではなくて、
やさしい味なんだと思うのです。
（ね？おなじ材料でもそのちがい。気になるでしょう？）
さてさて今日の私、ひさしぶりにちょっと元気でした。
大好きなものをめぐる、大好きな過ごし方（お散歩）をした
とても自由ないい１日だったから、今日のこと、
ほんとはまだ書きたいことたくさんあるのです。
でも、今夜はこの辺で。
おやすみなさい。また明日。
なんだか明日もオナガがよく鳴く
元気な朝な気がします。