月曜日のお散歩のことをメモしておこうかと思ったけれど
今日はやめておきましょう。
今週に入りバラの花の勢いがすこしおさまりました。
小さめの花が増えてきました。
写真は４月１２日（水）のもの。
つぼみがたくさんついていることを喜んでいた頃です。
そして精巧な色形の矢車菊のつぼみが美しく
これを金属一色の鍛金の技法で作り上げたとしたら
それを表現するのにも、このようにまちがいのない球形に仕上げるのにも
どんなに骨が折れることだろうと考えて見つめた頃。
いずれ咲き始めたらまるでそれまでの成長の過程なんて
なんでもないことのようにウテナ（萼）の上に無邪気に座るのを
知っているから、
いざ本当に咲き出すまでのその美しさに愕然としたのでした。
さてその４月１２日（水）の朝ごはんは、
ヨーグルトとはちみつ、いちごをのせて、
初めて『 器の店 サンカクバシ 』さんで買ったこの器を使いました。
それから
最後のルッコラを全部かきあつめて、
豆腐チキンナゲットと一緒にトーストでサンド。
たしかこれで一度おしまい。あとは種から芽吹いた次のものが植え付けられるように
しっかり伸びるのを今は待っているところです。
ひじきはいつも２種類買ってある中から、
そのままの形で食べるのならやっぱりこちらが大好きな・・・長ひじきのほうを。
さっと水洗いだけして茹でて半分は煮物で、あと半分はサラダ。
この日は新玉ねぎとひきわりのレンズ豆と
オリーブオイル、梅酢、カルダモンパウダー・・・コリアンダーパウダー・・・
だったかな？と思います。
鶏むね肉と豆腐、卵、全粒粉で作ったナゲット、
この時のものにはまたターメリックを入れました。
それからもうひとつ何かを入れたのだけど・・・
あちゃー。
すっかり忘れちゃってる。
（もしも思い出せたら書きまーーーーす！）
ターメリックもカルダモンも生姜の仲間の植物で、
香りが似ているように感じます。
根の部分を使うか、種の部分を使うかの違いがあるのに、
不思議ですね。
立夏が過ぎた今はあの矢車菊も満開。
でもダンゴムシに負けずに種から生き延びたこの子たちの満開は長く続きます。
先日、大きな鉢を動かして室内からも見える場所にして
おかげでこの数日間は切らずにそのままにしておけました。
（とげのある）バラの置き場所との兼ね合いで、
お布団を干す時に通路が狭くなるとの心配も、
昨日こうして干した時にも大丈夫でしたよ。
そしてこのあと花は半分くらいは切ったので
昨日はそれにともなうこととすこしのペンキ塗りでイレギュラーのお仕事は目一杯、
飽和状態。
そのペンキ塗りでは古い小さなすのこがひとつまた形を変えました。
ベランダの・・・今度は今までとはまたちがう場所で頑張ってくれますように！
さて４月の、その花たちの何もかもが精巧な形で
おりこうに台座に座っていた時、
何度もお店に訪れたのちに家に来ることになった器には、
この時期だけのいちごをのせました。
まるで淡いブルーのウテナの上で実ったものかのように
のせてみました。
なんだかふわふわしているこの2人が
２種類の生姜科の植物のおかげで
すこしシャキッとなったとしたらすごいことですね。
だけど、
今朝私がふわーーーーっと深く吐き出した
「弱音」とも言う大きな息を
目の前で時に私がするように大きく吸い込んだのを見て、
このままでもじゅうぶんと思います。
まるで生き別れた兄弟のよう。
私ががするのと同じように、
たいがいのことは右から左に・・・。
目の前の花がきれいに咲けるようにの手助けはしたいけれど、
もしだめでも私たちには
またちがう場所に行ってちがう花を愛でる喜びがいくらでもあると知っているから。
ずっともくもくと日々をすごして、
でもある日咲き始めたらきっとむじゃきですよ。
お行儀よくおりこうさんに台座に座っているのも
もどかしいような。
今日も床板が呼吸しています。
高級な板材などではなくても愛嬌があっていいですよ。
薄めた重曹水を使って床磨きを再開してから、
薄く塗りこんだワックスの下からもちゃんと呼吸していることに気づきました。
私の持っている器はいただきものや
結婚したばかりの頃に百円で買ったものなども
多いですが、
食べ物を大事に受け止めてくれるその器たちと同じように
これも私たちを支えてくれるウテナ。
面倒に感じる時にもほんのすこしずつ黙々と続けて
そうして汗をかくうちに全部忘れて
みがかせてもらえる幸せがちゃんと満たしてくれます。