少しも天は高くなく、
それでも秋の味覚は楽しんでいます。
写真の８月２５日（木）の朝ごはんには、また梨。
一月以上たったこの頃では、昨日は梨で、
今日はりんご。
今週は梨とりんごを交互に食べています。
こんなに蒸す日々なのに、
こうして
北のほうへ行ってお土産にいただいてきた
冬に近い味覚もね。
細くて長さが５０cm以上もある茄子を
赤レンズ豆と一緒に、炒め煮してあったのを。
細いからただ輪切りにした茄子は、皮の歯ごたえがしっかり残って、
それとは対照的にくたくたになってほろりと崩れるレンズ豆。
それでもどっちもあまくて、
少しのにんにく（みじん切り）と
フェンネルシードの少しすーっとした香りで変化をつけただけで、
あとはオリーブオイルと塩味。
スクランブルエッグも茄子も、
ライ麦入りの食パンに、
ピリリとした辛味のあるルッコラと一緒にのせて食べました。
スクランブルエッグと、
火を通すと黄色にかわる赤レンズ豆・・・
それに合わせて黄色のトマトを出しました。
この日の収穫は手早く作って卵にかけたソース。
ゴーヤの古漬け（ぬか漬け）を薄めに切っておいたのを、
「炒めて全粒粉をまぶして豆乳・・・・塩で味を整える」
という、
いつものシチューのような作り方でソースにしたら、
思惑通り、ゴーヤの苦味も嬉しい、
チーズのような味になりました！
夏の黄色は元気に見えて、
今、曇天の下に見る桜の葉の一部が黄色くなり始めたのは、
そうは見えないのです。
その下の彼岸花はもう枯れてしまいました。
窓を閉めっぱなしの数日間に
湿り気のある空気で、白いカーテンにも薄いシミがついていて、
今週はそれがすごく気になります。
昨夜は「秋の味覚」のさんまを食べて、
今夜からお馬さんはまた天をかけて遠いところへ
お仕事に。
ほんの数日後だけれど、帰ってくる頃には
「雷乃声を収（かみなりこえをおさ」んで
高く青い空が見えるようになっているといいな。
せめてレースのほうだけでもカーテンを洗って、
くるりとまとめ、
色を変えた葉を少しずつ落とす桜の木をながめる準備を
したいよう。