時雨れ（しぐれ）は降りましたか？
朝カーテンを開けたら、わずかに残る桜の葉っぱが
ぐーんと赤みを帯びていました。
真っ赤になる前、黄色のうちにほとんど落ちてしまったから、
朝日に照らされて光る赤も、景色の所々。
はて。
こんな良いお天気だけれど、昨晩は降ったのだろうか？
片時雨、横時雨、朝時雨、夕時雨、小夜時雨。
美しい言葉がたくさんあるのだなあ。
今日も
『日本の七十二候を楽しむ ー旧暦のある暮らしー』 白井明大
でお勉強。
写真はちょっと前後して、
今日の朝ごはんです。
そしてこちらは、
１０日ほど前に『工房からの風』で買ったピアスです。
耳にあたるあたりは銀で、
まっすぐの部分は真鍮だそうです。
汗をかく毎日なので、
普段はなかなか使えないのかしら。
とも、思ったのですが、
買ってしまいました。
でもね、そのあとあることに気づきました。
今、水曜日はアシュタンガヨガの日なのですが、
これは、
お水やタオルや、アクセサリーや、
そういったものを持ち込まず、
「身ひとつで行うもの。」
なのだそうです。
ヨガはもともと
むだなものをどんどんはいでいって
行うようなものなのだろうな。と
思うのですが、
なるほど。
それでは、
私はお水やタオルはないとちょっと不安なのだけれど、
ピアスだけははずそうかな。
と、思ったのです。
なので、これは水曜日に使えばよいのね。。。
けれども、昨日の夕方から、
私の体は時雨れています。
霜降 次候 霎時施す（しぐれときどきほどこす）
昨晩、雨が降ったのかどうかわからないのは、
昨日の夕方から鼻水がとまらず、
のども痛くなり、
目の周りも乾いて、
お風呂でからだを温めた後は
いつもよりほんの少し早く布団にもぐって、
そのあとは
ぐっすり眠っていたからなのです。
夕方、ティッシュに手を伸ばしながらも
やりかけた洗面所の足元の棚作りは
どうにか終えて、普通に夜ご飯も食べて、
そのあとは、
食欲がおさまらないこの感じが招いたことだと知りつつも、
おやつにも手が伸びて。
ここまできて、
「このままではいけないよー。ここでリセット。」
と、コーレンに塩とお湯を入れてのんで、
のどのお手当て。
それから、お風呂に入る前に
梅しょう番茶。
前にのんでいた時は、
梅干しの酸味が少し気になっていたのだけれど、
自分で漬けた塩と梅（それから、今回は去年の分なので赤しそ）だけの、
梅干しで作ってのんだら、
とても美味しくて。
それで私は、今朝も梅しょう番茶と・・・
りんごだけにしました。
だんな君には、梅しょう番茶の代わりに普通の番茶と、
あとは磯辺餅と、黒豆。
霎（しぐれ）
・・・light rain; short while
大人になって、今は
この鼻水やそのほかの粘膜の炎症たちも、
こうして食べることを少しひかえれば、
軽く、
短く、
あっという間。
どうやらちょっと熱っぽいらしいのですが、
元気は元気。
午前中鼻水がたくさん出れば、
午後は比較的元気なのは、
毎日毎日こうして毒出ししていた
子供の頃と、
これま変わっていないようで。
小夜時雨だったね。
もう、大丈夫だね。
ティッシュケースをそばに置きながらも、
半分言い聞かせるように、
またぼちぼち手先を動かし始めます。