「壁」という言葉を聞いて僕が連想するのはレンガ。
くすんだ赤褐色のレンガがズラーッと積み重なっているイメージ。
昔からそうだ。
どこかでそんなイメージが植え付けられたんだろうなあ。
言葉ってのは面白いもんで、人によって連想するものがまったく違う。
「壁」と聞いてコンクリートの冷たい壁を思い浮かべる人もいるだろう。
ちなみに僕の「一年」の脳内イメージはこんな感じ。
→ 一年の脳内イメージ。
脳内のイメージって、言葉や絵ではどうしても伝えきれないから難しいよね。
音楽や思考回路など、複雑なものになると尚更伝えにくい。
自分より想像力がある人には伝わるけれど、そうでない人には断片しか伝わらない。
だから誤解が生まれたりするんだよね。
お絵描き伝言ゲームで、絵心のない人が間に入ると全く違う絵になってしまう、ってのと一緒でさ。
何か理解できないものがあったとき、僕はこう考えるようにしている。
「僕の想像力が追いついていないんだな」って。
具体案なしに批判することは、自分の未熟さを認めること。
そんなことを繰り返していると、無用な壁が頑丈になってゆくばかり。
壁をつくるのは自分。壁を壊すのも自分。
弱い自分を見つめるのは怖いけれど、見つめなければ強くはならない。
相手を突くより、自分を強くしろ
壁を厚くするより、自分を強くしろ。
僕のイメージするレンガの壁は、ひと突きで簡単に崩れるんだよ。
あなたの壁は?