魔法。
今まで触れてきたすべてが、魔法なんだ。
数えきれないほどたくさんの魔法にかかってきて、今の僕がいる。
僕は、魔法によってつくられたんだ。
良い魔法もあれば、悪い魔法もある。
良い魔法使いもいれば、悪い魔法使いもいる。
僕のまわりには、きっと良い魔法使いの方が多かったんだと思う。
だってこんなに元気なんだもん。
家族だって、先生だって、友達だって、おたまじゃくしだって、ハムスターだって、家の前にあった森だって、Mr.ビーンだって、Mr.マリックだって、ディズニーランドだって、マイケル・ジャクソンだって、龍馬伝だって、福山雅治だって、YUIだって、ザ・クロマニヨンズだって、斉藤和義だって、Moss Greenだって、竹原ピストルだって！良い魔法を挙げ始めたらキリがないよ。きっと24時間365日言い続けていても足りないよ。
僕らは、魔法によって生まれて、魔法によって成長してきたんだ。
そして僕らは、魔法使いでもある。
それぞれに、得意な魔法が必ずある。
僕はね、悪い魔法使いに悪い魔法をかけられている人たちを救いたいんだ。
だけど、悪い魔法使いをやつっけて、魔法を使うどころか喋ることすらできないくらいに懲らしめてやるってわけじゃない。
だって悪い魔法使いたちだって、悪い魔法使いになりたくてなっているわけじゃないだろうからね。
悪い魔法使いに悪い魔法をかけられてきた人たちは、自分がもっている本当の力に気づけないんだ。
気づけないまま、自分も悪い魔法使いになってしまうんだ。
それは悲しいことだな、っていつも思っているんだ。一日に一回はそう思うよ。テレビニュースを観ていれば、悪い魔法使いが毎日でてくるからね。
僕は、悪い魔法使いを良い魔法使いに変えられる良い魔法使いになるんだ。
僕がそう思うのは、きっと僕がそう思うようになるっていう魔法をかけられているからなんだろうけどね。
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ちょこっとアレックス・シアラーを意識して？こどもっぽく思うがままに書いてみました(OvO)
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