成績について茂木さん流に連続ツイートしてみたのでまとめておきます。
成績（1）成績って嫌だよなぁ。一定の基準で判断される。少しでも勉強したら知識は身についているし、考えたという経験を得られる。それなのにある基準で評価されるからまるで自分が劣っているように感じてしまう。
成績（2）絶対評価でも人が評価している時点で相対評価と変わりない。成績なんてつけなくていい。つけられても気にしなくていい。自分がやったことは百点でいい。他と比べたら百点なんてどこにもなくなってしまう。皆が皆の百点を持っていれば皆幸せではないか？
成績（3）成績は人の能力を数値化している。社会も数値の高い人を求めるから、自分の成績をよくすることを目的にしがち。自分のやりたいことなんてお構いなしだ。やりたいことを決めてから勉強すればいい。でも成績を良くすれば生きやすい仕組みになってしまっているからややこしい。
成績（4）良い成績を目的にして勉強している人がたくさんいる時代、成績に意味なんてない。本来なら成績は評判であるべき。ある分野でのプロフェッショナル探しに役立つ評判。現代日本、評判の目安になるべき成績を偽造している人が多くいる。良い成績を取れさえすればそれでいいという人が。
成績（5）その偽造成績を持って社会で生きていく。会社もそれを容認している。会社にも同じような人がたくさんいるし、そういう人たちで利益をあげられさえすればやっていけるから。
成績（6）ブランド品も、本来は評判であった。「この鞄は品質が良い」という口コミが広がってブランド(評判)となる。しかし現代は、ブランドを持つことに優越感を味わっている人が多くいる。
成績（7）これからはミシュランのような本来のブランド(評判・お墨付き)が必要だろう。成績や学歴や広告なんかより、日常生活やネットでの口コミの方がよっぽど信頼できる。その口コミをより純粋なものにするためには、見栄を張らずに生きていける世の中にしていく必要がある。
以上、成績についてちょこっと書いてみました。一度社会を忘れて自分と対峙してみよう。答えは自ずと出てくるはずだ。
ではすのう。
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