夫は5歳ぐらいまで

ネパールの田舎で暮らしたらしい。


チビ夫のお友達は、

ヤギ、水牛、牛、犬、猫

などなどの動物たち。


チビ夫の兄姉たちは、既に

カトマンズに出て、

田舎に残ったのはチビ夫と、

お母さんとお父さんと

バブラルおじいちゃんと

バブラルおじいちゃんの姉さん。


子どもはチビ夫だけ。



チビ夫が朝起きると、

牛がチビ夫の寝グセ頭を、

ベロベロ舌で毎日直して

くれていたと言う。


幼少期の経験からか

夫の動物愛はハンパない。


そのせいか、動物も夫にすぐ懐く。


信号待ちしていると、知らない

お散歩中の犬がシッポを振って

夫のところにやって来たりする。


隣にいる私のところには

絶対に来ない。


動物だけでなく、小さい子どもも

夫に懐く。


ベビーカーに乗っている

知らない子どもが夫を見て、

手を振って来るなんてことは

しょっちゅうある。


飛行機で夫の隣に座ってる子が、


「ハイ、おっちゃんにあげる❤️」


と、言って知らないインド人顔の夫に、

アメをくれたり。


動物や子どもだけではない。


道に迷っている老人に、

何度か声をかけらたことの

ある夫。


「ちょっと、お尋ねしますが、

市役所ってここからどう行きます?」


隣に日本人の私がいるのに、

どうしてインド人顔の夫に

市役所へ行く道を聞くのか?


不思議でならない。


↓羊の頭をナデナデしにいく夫