バブラルおじいちゃんは、自分や時分
の世代の家族のことはあきらめ
自分の1人息子に自分の夢を
託すことにした。
夫の父である。
田舎の農家に育ったおじいちゃんは
自分の息子を教養のある医者や弁護士、
大学教授に
したかったのだ。
しかし、夫の父は生まれた時には
既にお金持ち。
子どもの時から学校に行っても
勉強せず、全く思い通りに
育ちそうにない息子を見て
おじいちゃんは困った。
おじいちゃんは、息子ではなく
将来生まれてくる
だろう孫たちに夢を託すことに
したのだ。
そこで、考えたおじいちゃんの
策略が……