みんなが知りたがってること | 芦田天文子〜千葉の健康運動指導士のブログ

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今朝はFitness Buisiness誌を読みながら通勤です。(株)ロンディールCSO細野さんのお話ほんとうに面白かった。

フィットネスの業態をアルコール飲料に準えて、既存の総合業態を昔からあるアルコール度数の飲料、RIZAPは9%、ウォーキングはノンアルドリンク、では今ウケている「微アル」は?

良かったら取り寄せて読んでみて下さい。



昨夜は地域密着型のフィットネス施設を経営している方とオンラインでお話をしたのだけれど、スタジオで行われるクラスはどうあるか、みたいな話で「来場している人が求めている機能を果たせば良いんじゃないですかね」とお答えしました。
本当にシンプルに考えて、来る人が何したがってるかだけ考えればいいと思うんです。

もう、ほんと、それだけ。




最近ずっと地域の運動教室や、企業内フィットネスや、都のイベントなどの仕事に取り組んでいてつくづく感じるのですが、今現在、フィットネスクラブのスタジオはこういった市井の人たちのニーズに応えていなくて、機能不全を起こしているのではないかという事です。




先日の都のイベントでは、たくさんの通りがかりの人の体組成を測り、ライフスタイルをお聞きしてカウンセリングをしましたが、みんなコロナ禍のステイホームで健康危機を感じていて「Youtubeで」運動や食事の情報を得て実践していました。



効果があった人は良いのですが、無かった人は、何が拙くて効果が出なかったのかアドバイスを欲しがっていました。また、効果があった人も体重こそ減ったけれど望ましい体組成になっているのか、そして次に何に取り組めば良いのかを知りたがっていました。

健康運動指導士が測定データから読み取れる現在の身体の状態を説明し、もっと良くなるには、何を、どれぐらい、行えば良いというアドバイスを知ることが出来てとても喜んでいらっしゃいました。

そして、こんなアドバイスはどこに行けば聞けるんですか、と聞かれたので「フィットネスクラブやパーソナルトレーナーのところに行くと良いですよ」と言ったら、そんな時間もお金もない、と。そうですよねー。分かる。




さて、今週末は運動実践されていない一般の方向けに講演です。
テーマは「脊柱管狭窄症、ならないために、なってしまったら」です。
みんなが関心ある事ってこういう事ですよね指差し




そんなこんなの出来事を、この本を読みながら頭の中で反芻しています。
私は私でできる事をやっていきます。