千葉フィットネスコミュニティでもお世話になっています。
第2回のスクリーニング評価に続き、今回はアセスメント。
不安・不満・不便から、安心・満足・便利への「不」の解消へ、測定を通じて問題解決のアプローチを探ります。
ピラティスを教えていてもそうで、種目が出来ること(手段)に拘るのではなくて、このクラスに出る事で参加者が何を達成しようとしているのか(目的)に着目をし、あっちからこっちから多岐にわたるアプローチを繰り出します。
それについては先日コミュニティの打ち上げで田野さんとディスカッションしたんですが、考え方が一緒でとても嬉しかったですね。
とにかくクライアントファーストで、目的地にたどり着ける様、サポートするための学習です。
アセスメントの手法は、ピラティスなどでも用いるケンダル等のideal posture(理想の姿勢)に照らし合わせて見ていく指針に近かったですが、
その後の関節可動域特殊テストや新・徒手筋力検査法(MMT)は本などで知ってはいたものの、実際にやってみるのは初めてで大変まごつきました。
手でサポートしたり、観る位置の取り方、筋の出力の瞬間を捉える触診など覚えなきゃいけない事がたくさんありました。
これがなめらかに行えると、パーソナルなどの場面で、この人の動きは何故このように作られるのだろう、と思った時に
「おそらくこうなんじゃないか」
という直感より
「ここがこうなってるから、この動きなんだ」
と明らかに分かる力が身につくのでしょう。
その時にどの様な指導が与えられるかで、クライアントの満足度はかなり違います。
みんな使える場面がある人達だから、5時間ものあいだ真剣な実習となりました。
まだまだこの養成は続きます。