幸四郎さま | 芦田天文子〜千葉の健康運動指導士のブログ

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みなさん、こんにちは♪
今日は風が強かったですね~
外出して家に戻ると、庭中に洗濯物が散乱していましたが、何食わぬ顔で拾い集め、バンバンと叩いて畳んでしまった、O型の私です(^-^;


今週は年度末も近いということもあり、子供の学校&お稽古事関係の呼び出しが多く、バタバタした週でした。


先日の日記にも書きましたが、歌舞伎俳優の松本幸四郎氏が、文化庁主催の『こども・夢・アートアカデミー』というイベントで子供の学校にご来校下さいました。
内容は、主に歌舞伎についての子とも向け講演でした。

実際に見た松本幸四郎氏は、想像以上に大柄な方で、以前よりふっくらされたように見受けられました。

端正なお顔立ちやドラマでのクールな役柄が印象的でしたので、堅苦しいムードの方なのかな、と思っていたのですが、実際は、こどもに向ける目はあたたかく、満面の笑顔で、大変失礼な言い方かも知れませんが、『目を細めて孫を見つめるおじいちゃん』そのもの!
なんと、来年70歳になられるとの事、確かにおじいちゃん世代なんですね!!


お話で印象に残ったのは、歌舞伎役者になることを約束されて生まれたものとしての生活が、小学生時代は嫌で嫌で仕方がなかった、というお話。
学校を午前中で早引けして、唄や踊りのお稽古めぐり、父親にその日初めて会うのは夕方の楽屋。
で、挨拶は「おはようございます」(笑)
家族レジャーもなし、一家団欒もなし。
どんなにか普通の小学生に憧れた事でしょうね。

それでも嫌々ながら地道に続けてきたことが、いま、実を結んでいる。


あなたたちも嫌なこと有るかもしれないけど、頑張って続ければきっと良いことあるよ、ってメッセージを感じましたね!


昔は魚屋の子は魚屋、農家の子は農家、と定められていて、自由がないことにより色々と苦労もあったのでしょうが、そんな困難を乗り越えて勝ち得た自由だとか、もしくは諸々の葛藤の後、跡を継ぐことに成ってもその葛藤の過程自体が人間的な成長を生んだのかと思います。


現代の子供のように選択肢が無限にあって、『自由にしていいよ♪』なんて感じだと、かえって路頭に迷っちゃうんでしょうかね。

何て事を感じつつ…



松本幸四郎さん、素敵でした!!