トップ人材育成をしてきて、あるジャンルで日本一を23人輩出し、一流の人たちと関わってきたわたしが、レベルを上げて行く人と、あがれないでとどまりつづけている人とを見ていて、おもしろいほど当てはまる共通点というのがある。


それについて書きましょう。

たとえば、あなたの周りにある「好き」なもの、実はそれが、上に上がるのを邪魔してるかもしれません。


あなたが今「好き」だと思っているもの――


それは、「いまのあなた」が好きなもの。理想の人生を送っているあなたが好きなものではないかもしれません。


そしてそういうのがあなたの「大好き」の邪魔をしていることが多い。


「なんとなく持っているもの」が、あなたの人生の「純度」を下げている。


人間が一度に接していられるものの数って、意外と少ないんです。


大好き親友3人で固める人生と、なんとなく友達という人たち20人と過ごす人生。


あなたの人生の密度・充実度・クオリティ、どちらが濃いと思いますか?


もっと極端に書きましょう。仮にあなたが保育士など、たくさんの子供たちの面倒を見る立場だとして、仕事で接するそれなりにかわいい子供たち20人と、自分のかわいい1人の子供。

どちらがいいか?


でも、多くの人が「なんとなく」でものを増やし、人間関係を増やし、選択肢を増やし続けている。


特に、「安いから」「すぐ手に入るから」「気軽に付き合えるから」というようなたぐい。


そういうのが「一切不要」などという極論を書いているのではないですよ、念のため。


まあ、言い方が悪いですが、そういう「不純物の多いもの」を、あなたの人生に混ぜていると、あなたの人生そのものの「純度」が低くなる。


その結果「大好き」が埋もれてしまう。

なぜ人は「大好き」だけにしないのか?


理由は簡単です。

手放すのが怖いから。

「これは高かったし…」
「いつか使うかもしれないし…」
「もったいないし…」

そんな言葉で、不要なものを抱え込み続けている。人間は、手に入れられるものが手に入らなくなることより、すでに手に入ているものを失う方を恐れるのです。

でも、本当にもったいないのは「大好き」が入ってくるスペースを、ずっとふさいでいること。




■引っ越しで気づいた「人生の新陳代謝」

わたしが長く住み慣れた場所を引っ越すことを決めた時の話です。

新しい場所でのライフスタイルを考えた時、「どんな暮らしをしたいか」イメージを膨らませました。

その時、気づいてしまった…


今持っているものの多くが、新しい自分には「ふさわしくない」ということに。


それなりに大事なもの。まだ持っていたいもの。高額だったもの。手に入りにくくて、やっと手に入れたもの。


新しい生活を送る自分に合わないものを、ドンドン捨てていきました。


正直、かなり心が痛みましたよ、それは。
いま思い出しても、胸が痛むものもあります(笑)。ただ、手放さなかった方がよかったかと言いと、そうは思わない。

多分、お子さんのいる女性なら、生みの苦しみがあったから、子供生まない方がよかったと、普通思わないようなものかと。



それで、当時、引っ越し日は決めた。
グズグズしていると引っ越しまでの期日に間に合わない。だけど、ほとんどのものを持っていくことはしたくない。

断腸の思いで、持ち物の半分くらいを手放しました。

特に、買い直せるものに関しては、ドンドンと。


その結果、何が起こったか?



新天地に移り、理想のライフスタイルに合わせて整えていったら…


■そこはまるで「楽園」になりました!!


好きなもので満たされていた空間が、数は少ないけど「大好き」ばかりに変わったんです。そこにいるだけで、しあわせに満たされる。見ているだけで、うっとりする。

それまでの暮らしが、まるで色褪せて見えました。

毎日、目に入る場所に「大好き」がドーンとある。

余計なものがない。

この経験から確信したことがあります。



新しいものを手に入れるためには、すでにつかんでいるものの多くを手放さないと、新しいものはつかめない。


多くの人が、そこそこで成長が止まるのは――

手に入れたものを手放さないから。



つまり、人生の新陳代謝が起きていないんです。

変われない人は、新陳代謝を避ける。
人生がよどむ。

結果として純度が変わらない。

場合によっては、純度の低いものを入れて、下げている。

上がっていく人は、2番手以下を意図的に手放して、さらにいいものへ入れ替えていく。

人生の純度を高める。

これができているかどうかの差なんです。



■あなたの「好き」の「純度」は、どれくらいか?



ここで、自分自身に問いかけてみてください。

今、あなたの周りにある「好き」なもの――

それ、本当に「大好き」ですか?

それとも、ただ「なんとなく持っているだけ」ですか?

ランクづけをするとすぐ気づきます。



本気で理想の人生を生きたいなら――

「大好き」じゃないものは、手放していい。

むしろ、手放さなければ、いつまで経っても「大好き」だけの人生にはならない。

そこで、超実践的ワークを紹介します。




■今日からできる、7つのステップ■


① 好きなもので手にしているものをできるだけリストアップ

なんでもいいです。物理的なものも、人間関係も、習慣も。全部書き出してみて。




② その中で「いまでもときめくもの」に◯をつける

「好き」ではなく「ときめく」が基準。心が動くものだけに◯を。




③ ①で ◯をつけた中で「さらにレベルアップさせたいもの」に◎をつける

「これはもっと深めたい」「もっと質を高めたい」というもの。




④ ①でリストアップしていないもので、まだ手に入れておらず、手に入れたら、ときめくものをリストアップ

「これがあったらもっと素敵だな」という理想のもの。




⑤ ④でリストアップしたもので、③で◎をつけたものに匹敵、あるいは越えるものに◎をつける

ここで、手に入れているもの、入れてないものの、理想基準が整う。




⑥ ◎をつけたものですぐに手に入りそうなもの、少し頑張れば手に入るものを手に入れる、または行動に移す

行動あるのみ。




⑦ その時点で手放してもいいと思えるものから、手放していく

「もういいや」と思えたものは、潔く手放す。◎を手に入れるため、と、できるだけ割り切る。




【まとめ】

人生の純度を高めるには

「大好き」だけを選び、それ以外を手放す勇気。

ここで、できるだけ、メルカリで売ろうとか、考えないこと(笑)。

あなたの勢いにブレーキがかかる。そして、売れるのを待ち、手間暇労力をかけ、しだいに意欲が下がり、また元の暮らしに戻る。

全部売れたとして、10万20万にもならないなら、潔く処分。この金額をケチるために、理想の暮らしは去っていきます。


だいたい、上に上がれる人は潔い。なぜなら、本当に手に入れたいものを知っており、そこに意識を向けて突き進むから。


たとえば、経営者は決断が早い。その場ですぐ、判断し決めることが多い。


それは、なにを望んでおり、明確にし、必要か必要でないかの基準を持っているから。


上がれない人、変われない人の多くは、決断ができない。先延ばし先延ばしして結局、なにもしない。


これが、酷だけど、真実なのです。

映画などでも、見ていれば思うことも多いでしょう。

「ああ、ここでグズグズしてるから、捕まってしまう。そんなの放っておいて、さっさと逃げないと」

などと、他人事で展開が分かっていたり読めたりするから言える。


しかし、自分がいざその立場になると、多くの人ができません。


わたしも、何度もそれで痛い目に遭ってきました(笑)。判断を遅らせていたばかりに、極上のものを、何度も逃してきました。


「好き」を手放した先に、初めて「大好き」だけの人生が待っている。
潔さや勇気。
実は、才能や能力なんかより、はるかに大事なもの。


あなたの周りにある「好き」、その中に「もう手放してもいいもの」はありませんか?


手放さないがために、夢や目標を遠ざけていませんか?


ためして、効果があったら、ぜひ、コメントを!部分的にやっただけでも、効果があります。


実践的ワザをドンドン、出していきます。未来を理想に変えたければ、ぜひフォローを!