2024年も、懲りもせずマニュフェストを策定しました。
重要なのは、目標を設定して安心するのではなく、指針として常に心の内に留め、それに従った行動をすること、そして、折に触れて振り返り微修正を加えることではないかと思います。したがって、基本的に偶数月の月末に振り返りを行うこととします。
【参考】2024年のマニュフェスト
***マニュフェスト2024の振り返り(4月分)***
(1)仕事
・毎日の業務日誌を丹念に記載するとともに、その作業の高効率化を図る。
◎ 業務日誌は丹念に記載することができた。しかも、案件の終了後すぐに記述の骨子を簡潔に記載したので業務の日誌の精度と速度の向上が見られた。備忘録としてはかなり高品質なものだと思う。
・業務日誌を単に記録する場として扱わず、戦略的思考の場として充実させる。
◎ 業務日誌を丹念に振り返ることで、整理済みの事柄と未整理の事柄を峻別して、状況をより把握し、的確な指示を出すことができたと思う。また、翌日以降の業務日誌にTODOリスト的に作業要領を記載することで業務遂行上の漏れがなく、凡ミスの撲滅に資することになった。
・資料をしっかり読んで知識を充実させる。
○ 業務量の浮き沈みがあるので常に資料をじっくり読みこんで対処することは不可能であったが、時間があるときには資料をじっくり読んで周辺事情にまで思いを致すことができた。やはり、資料をじっくり読めばその都度新たな発見があるもので、読み飛ばして生半可な知識で業務にあたるのは危険だと思った。
・気後れしない程度の英語をマスターするため、あらゆる時間を活用する。特に、通勤時間を活用する。
○ 朝の通勤時間には英語のリスニング対策を実施。聞き取りにおいて多少の改善があったように思う。しかし、話す方は「気後れしない程度」には程遠いレベル。
× 疲れて何もしないのがデフォルトになっている帰りの通勤時間にも英語の勉強を実施することが必要。そもそも電車で帰れない時間帯まで仕事をする局面も多く、英語の勉強どころではなかった。
・15分程度の昼寝(パワーナップ)を導入して、パフォーマンスの高度化を図る。
◎ 昼に15分程度の昼寝(パワーナップ)を組み込むと、午後のパフォーマンスが格段に向上することを確認したのを応用し、眠気を感じたらすぐに15分のパワーナップを組み込むことにしたら、強烈な眠気の防止に役立つことが判明。
(2)朝活
・平日は2.5時間の朝活時間を確保する(07:00~09:30)。
◎ ほぼすべての営業日において、午前6時に家を出て7時前には執務室に到着し、07:00~09:30の時間を確保した。
・確保した朝活時間のうち、1時間は純粋な朝活に、1.5時間は仕事のために割くのを基本とする。
×× 2時間半もの時間を確保したのに、そのほとんどすべてを仕事のために割いてしまって、自分のために行う「純粋な朝活」は皆無となった。それほどに業務が立て込んでいて、朝の貴重な時間をも拠出しないと回らなかったから。自分のために割く時間がないということは、第2領域に属する事柄を後回しにしていると同義なので、天引きしてでも確保すべきと思う。
・時間管理を徹底することとし、タイマーを活用する。
○ 朝の貴重な2時間半においては、仕事のために時間を割く中で、タイマーを活用して時間管理を厳然と実施し、タイマーの有用性を再確認した。
・気後れしない程度の英語をマスターするため、朝活の時間も活用する。
×× (再掲)2時間半もの時間を確保したのに、そのほとんどすべてを仕事のために割いてしまって、自分のために行う「純粋な朝活」は皆無となった。それほどに業務が立て込んでいて、朝の貴重な時間をも拠出しないと回らなかったから。自分のために割く時間がないということは、第2領域に属する事柄を後回しにしていると同義なので、天引きしてでも確保すべきと思う。
(3)運動
・ジョギングは昨年の目標を踏襲する。すなわち、必須目標は1か月55㎞、努力目標は1か月60.5㎞とする。
◎3月及び4月は、必須目標・努力目標ともに達成することができた。この2か月間は突発的な後ろ向きな案件が日常業務を圧迫し、平日に走ることがほぼ皆無だったが、土日に天候をにらみつつ計画的に走ったので、目標達成に漕ぎつけることができた。特に、金曜日の深夜(=土曜日の未明)のジョギングが距離を稼ぐ起爆剤になった。
・毎日10セットを筋トレを目標としつつ、10セットに至らずとも、継続を重視する。
×× 家庭内で実施場所の確保に難儀してほとんど実施できなかった。
(4)健康
・「健康オタク」を掲げ、健康に資するための取り組みを積極的に導入する。
×× 強烈なストレスに晒され暴飲暴食をしてしまうことが、3月に入ってから多くなった。刹那的なストレス解消策は結局は自分自身にしっぺ返しがくることを想起して、「健康オタク」を掲げていることを忘れないようにしないといけない。
・人間ドック及び歯科検診は欠かさず受ける。
◎ 3月に定期的な歯科検診を受け、異常がないことを確認した。
・眼の健康に留意し、寝不足、ドライアイには注意する。また、緑内障に至らないよう、適切な治療を継続する。
◎ ドライアイには注意し、辛いときには治療薬の点眼を行った。
◎ 眼科を受診し、緑内障の治療薬を継続することとなった。眼圧は異常が無いことを確認。
× 寝不足による目の辛さは恒常的に感じた。
・口腔内衛生に特に積極的に取り組む。
◎ 必要以上に力まないように留意しながら歯を磨き、フロスや歯間ブラシを駆使して仕上げを行った。歯茎の健康にも留意した。
・血圧上はは140台、下は90台を安定的に維持するよう努める。
×× 春季になっても上が150~160台、下が100~110台を安定的に出るようになっているのは危機的だが、冬季と比べて10ポイントくらいは減ったと思われる。塩分を制限するために細心の注意を払い、運動も行い、血圧に良いというリンゴ酢も飲むといった、血圧のためにできる限りのことを講じているのに、この結果ではもはや策なしか。
・適切な体重管理を行い、目標値を目指す。
× 良い感じで体重が減ってきていたのに、ストレス過多による暴飲暴食があったため体重減少が頭打ちになっている。5月以降は仕切り直してしっかり取り組みたい。
・何もない平日の飲酒はせず、飲酒する場合は少飲を心がける。
◎ 何もない平日には飲酒をすることなく過ごした。リンゴ酢を炭酸水で割ったリンゴ酢ソーダがレモンサワーやグレープフルーツサワーの代用となっている。
・食べ物には注意を払うこととし、弁当作りを継続する。「健康への取り組みは最大の投資」との観点から、食材は安心できるものを積極的に取り入れる。
◎ 弁当作りには気合を入れて取り組んだ。弁当の食材については値段との相談でもあるが、食材の種類を増やして多様な食材を取り入れるよう心掛けた。
・睡眠時間は5時間は確保する。
×× 睡眠時間の平均は3~4時間程度となってしまった。4時間睡眠だと、日中には意識を保っているだけで精一杯で、パフォーマンスが激減する。3時間台になると、影響を数日間引きずってしまうこととなる。睡眠時間の確保は喫緊の課題である。
・16時間ファスティングの実践に努める。
× 20時までに食事を終えて、翌日12時までは消化を伴うような食物は口にしない(水分摂取はOK)という16時間ファスティングに取り組み、その効果についても実感しているのに、空腹感のコントロールに失敗したので、5月以降、マインドセットから立て直しを図りたい。
(5)自己研鑽
・月1冊程度は読書する。
× この2か月間、1冊も読破できなかった。
・投資の勉強は実践を伴ったものとし、これをもって継続させるためのインセンティブとする。
× 朝活の時間を活用して投資の勉強に取り組むつもりだったが、朝活の時間を仕事に投入してしまった結果、投資については手つかずだった。
・ブログは内容の充実を図る。また、ブログの執筆にあたっては、音声入力を活用した効率化を追求する。また、AIの導入も視野に入れる。
△ ブログの執筆にあたっては、音声入力を活用して時間短縮を図ることができた。音声入力の精度が低いと誤入力の温床となるため、その改善が急務。
× AIの導入には手つかずだった。
・スキマ時間の活用、内容の高度化・高密度化を図る。
△ スキマ時間の活用は一定程度の高度化・高密度化をしているので、その水準を引き上げるのが急務。ただ、どうしていいのか考えがまとまらない。
× よく観察すると無駄に過ごしているスキマ時間も多く、高密度化の余地はまだあると思う。問題は、その時間に何をするのかという点においてシステム化、自動化が全然できていないこと。
(6)家事
・とにかく効率化を図る観点から、複数ミッション化、機械化、アウトソースを追求する。
○ 複数ミッション化は、洗濯をしながら掃除をするといったように、「AをしながらBをする」式の取り組みはできた。
○ ワイシャツの洗濯及びアイロンがけについては、クリーニングに出してアウトソーシングを実施。ワイシャツの生地によっては値段が2倍もするので、経済的デメリットも大きい。
・終了時間の厳格化を通じた高密度化と効率化を追求する。
× 家事の局面でタイマーを活用しきれなかった。終了時間の厳格化についてはタイマーの使用が有効であることは実証済みなので、家事においてもタイマーによる時間管理を導入する。
・断捨離に取り組む。断捨離したものの記録をつける。
○ 対象期間の2か月の間に断捨離を行った局面がいくつかあった。断捨離の記録をつけることができた。
△ 断捨離の「捨」に関心が向きがちなので、「断」「離」についても意識を向けていきたい。
(7)時間管理
・単位時間における実施することの明確化を通じて、漫然とした過ごし方を排除する。
× 決めた時間枠の中で実施することを決意しても、それがすぐに揺らいだり、別のことに意識を奪われたりすることが多く、集中力が散漫となるが故に漫然と時間を過ごすことが度々発生した。集中力のピークは43歳と言われている中で、集中力を維持するためのトレーニングを行う他、集中力を欠かないための環境づくりにも取り組む必要あり。
・終了時間の設定と、その厳格な遵守を徹底する。
△ タイマーの使用が有効であるのは実証済みなのに、タイマーを使用しないでダラダラと物事に取り組むことが多かった。タイマーを使用した終了時間の設定と厳格な遵守は、上記の集中力の維持・管理にも有益である思われる。
・断捨離に取り組み(再掲)、もって時間管理に資するものとする。
○(再掲) 対象期間の2か月の間に断捨離を行った局面がいくつかあった。断捨離の記録をつけることができた。
△ 断捨離をもってしても、そもそも仕事で一日の時間のほとんど覆われているので、管理するほどの残り時間もなく、時間管理に資するという面は疎かだった。
・スキマ時間の活用、内容の高度化・高密度化を図る。(再掲)
△(再掲) スキマ時間の活用は一定程度の高度化・高密度化をしているので、その水準を引き上げるのが急務。ただ、どうしていいのか考えがまとまらない。
×(再掲) よく観察すると無駄に過ごしているスキマ時間も多く、高密度化の余地はまだあると思う。問題は、その時間に何をするのかという点においてシステム化、自動化が全然できていないこと。