2022年の年始に当たり、今年も懲りもせず、恥を忍んで、マニュフェストを策定することにしました。毎年、空手形のように「マニュフェスト」などと銘打って、新年から恥の上塗りを始めるわけですが、新年に際しての目標は思っているだけではすぐに脳内から消え去るので、このように言語化することからすべては始まるのだと信じたいです。
【参考】マニュフェストを策定するのは5年目
2021年のマニュフェスト
2020年のマニュフェスト
2019年のマニュフェスト
2018年のマニュフェスト
2022年のマニュフェストを検討するにあたり、2021年のマニュフェストの最終レビュー(昨年12月30日掲載:
https://ameblo.jp/ashimomo-asimomo/entry-12711805966.html)を熟読しました。昨年のマニュフェストは、目標のその先にあるものを目標に置いたことから、構成が少々先鋭化し過ぎていたような気がします。今年のマニュフェストは、少し先祖返りして地に足の着いた現実的な構成・内容にしたいと思います。
また、間もなく46歳となるにあたり、すでに人生の折返し点を通過してしまったとの認識を持ち、より一層、目標地点の明確化と管理のしやすさに力点を置いたマニュフェストとなるよう心がけたいと思います。そのために、定性的な目標は極力回避し、数値目標を伴う定量的な目標を設定することとしました。
上記の考え方に沿って、以下の3テーマ及び根幹テーマを設定することにしました。テーマⅠ~Ⅲは相互に作用し影響を与える関係です。また、「根幹テーマ」はすべてのテーマの基礎・下支えとなるべき項目です。
要約すると、健康で無駄ない生活が仕事を円滑にし、自己研鑽の結果仕事が楽しくなり、仕事が充実すれば生活も潤い、自己研鑽も深まっていく…という正のスパイラルであり、それら全てを支えるのが徹底した時間管理だということです。
テーマⅠ 健康で無駄のない生活
テーマⅡ 仕事を楽しくする
テーマⅢ 自己研鑽
根幹テーマ 時間管理
************マニュフェスト2022**************
【テーマⅠ 健康で無駄のない生活】
健康が維持されていることは生活を営む上での重要要素であり、適度な運動と、効率化されて無駄のない生活構造が加われば、豊かな生活が実現すると思われます。
① 健康
・ 2021年の後半、急な人事異動と勤務環境の激変により約3㎏太ってしまいました。もうこれ以上の増量は受け入れられないのでダイエットは継続し、あと5㎏、望むらくは8㎏の減量したいと思います。
・ その際には、健康的な減量となるように努めます。そのため、適度な運動(後述)と「空腹力」の実践を取り入れます。
・ 血圧のコントロールは今年も重要課題に位置付けます。2021年後半の勤務環境の激変により、せっかく下がってきていた血圧が5~10程度上昇してしまいました。疲労とストレスが原因だろうと思います。睡眠時間の確保、睡眠の質の向上、ダイエット、適度な運動といった取り組みを通じて血圧をコントロールし、上は平均130台、下は平均80台を目標とします。
・ 口腔内衛生は、コロナウイルス感染症対策の文脈でも指摘される局面が増えました。各種疾病の原因にもなると指摘されているので、口腔内衛生の取組を積極的に実施します。定期的な歯のメンテナンスを実施します。
② 運動
・ 2022年1月時点で、月間50㎞超のジョギングを2年近く継続していますので、この取組を今後も継続します(必須目標)。その上で、走行距離を1割増しとして月間55㎞の走行を目指します(努力目標)。その際、足底筋膜炎の悪化には十分注意します。10㎞未満の少ない距離のランの回数を多くすることで距離を稼ぎます。
・勤務環境を踏まえ旅ランは封印します。
・縄跳びについては測定筋膜炎を考慮して封印します。縄跳びの代替として筋力トレーニングを続けます。
③ 生活面の構造改革
・ 食事の支度、掃除、洗濯、アイロンがけといった家事に時間が取られてしまう現状を改善するため、平日に一部実施することと、週末にまとめて実施することとの峻別を進めていきます。分散と集中を大胆に実施して、家事の負担感を減らしたいと思います。
【テーマⅡ 仕事を楽しくする】
仕事はストレスに富み、24時間常にready状態であることが求められるなど、恒常的に困難ばかりなので、せめてそこに意義を見出して前向きに取り組んでいれば、いつしかその中に楽しささえ見出すことができ、ストレスを極力感じなくなるのではないかというニュアンスです。
④ 業務スキルの向上
・ 異なる価値観や異なる世界観を持った組織間の調整に当たることが多い環境にいます。調整においては、0か1かといった機械的な対応をすると成仏しきれない気持ちが残ってしまいがちですから、なるべく恨みや不満が残らないように意を用いて、成仏しなくとも化けて出ない程度になるように、うまい調整スキルを身につけたいと思います。
・ 仕事においては、当意即妙な受け答えをしたり、行動を瞬間的に判断する必要に迫られるケースが多くあります。それらは経験を積み重ねることによって実現される面もありますが、意識のレベルを高く維持して常在戦場の精神で業務を遂行します。
⑤ 関連知識の習得と周辺知識の吸収
・ 仕事では極めて奥深い世界を垣間見る機会が転がっています。その世界のすべてを理解することは到底不可能なことですが、その一部だけでも深層を見聞きして見識を深めたいと思います。また、仕事に直接・間接に関連した周辺知識を吸収することは仕事にプラスになるばかりでなく、一般常識として知っておいて損はないものが多いですから、貪欲に吸収に努めます。
⑥ 睡眠時間の確保と質の向上
・ 昨年のマニュフェストにも睡眠時間を5時間確保したい旨の記載しましたが、達成できなかったので本年も引き続き盛り込みます。毎日とはいかないまでも、天引きする方式を導入しつつ5時睡眠を確保し、もって仕事のパフォーマンス向上に繋げます。
・時間だけではなくて睡眠の質も重要です。就寝直前に胃に食物が入ると睡眠の質が落ち、翌日の胸焼けや胃のもたれ、さらには逆流性食道炎の原因にもなります。睡眠の質の向上のため、食事は原則として21時までに済ませます。また、平日はやむを得ない場合を除いて飲酒はしないこととします。休日に飲酒する場合は「少飲・淡飲」に努めます。平日に飲酒をしないことの代替として、多様なお茶をたしなむこととし、そのための予算を措置します。
【テーマⅢ 自己研鑽】
昨年は忙しさを口実にして、自己研鑽が乏しい一年でした。「自己研鑽のための取組をほとんどしていないのは極めて憂慮され…自分の将来をだんだんと蝕むものであると強く認識」と年末のレビューで強い調子で反省の弁を記載したところです。今年こそ自己研鑽に努める一年にします。そもそも、自己研鑽は「努める」ようなものではなく、実施して当たり前で、自ら実施したくなるものであるはずです。それなのに、わざわざ努めなければ実施できないような状態であることが異常であると思うべきです。
⑦ 多様な分野への関心
・ 身近で土地勘のある分野にとどまらず、いろいろな分野に関心を広げたいと思います。これは、「⑤ 関連知識の習得と周辺知識の吸収」で記載したことと重複する部分があります。テーマⅠ~Ⅲは相互に連関するのでこの重複は自然なことと言えます。ただし、一つの分野を掘り下げることを排除するものではありませんから、両者を追求したいと思います。
⑧ 認知パターンの健全化
・ 何事においてもプラスの面を見出すよう努めます。今見えていることが唯一の真実ではなく、解釈次第では別の見え方があるという認識を強く持ち、なるべくプラスの側面に目を向けるようにしたいと思います。これもテーマⅡと重複する側面があろうかと思います。
⑨ 資産形成のための取組
・ 資産形成の取組をしないのは将来の自分に対する背任行為であるとの思いを胸に、老後の過ごし方、そのための必要資金やその調達方法について、具体的なシミュレーションを実施し、具体的で実現可能性の高い資産形成プランを構築し、実践に移したいと思います。
⑩ ブログの質の向上
・ 日記の代替で始めたものではありますが、ただ漫然と毎日の出来事を書き記すだけではなく、何らかの付加価値をつけたいと思います。
・ 本年2月で当ブログが10周年を迎えます。くだらないことを10年間も書き連ねて、塵も積もれば山となるのか、塵が積もってゴミの山なのか、私には判断できませんが、10周年特集は実施したいと思います。
・ 猫ズの様子を掲載するブログは続けたいと思います。元飼主さんとの間で定期的に猫ズの様子を報告する約束になっていますが、連絡が取れなくなっていますので、その代わりにもなろうかと思います。
【根幹テーマ 時間管理】
⑪ 時間管理
・ 各テーマで記載したことを実施するのに決定的に重要なのは時間を適切に管理することです。パーキンソンの第一法則において、「与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」とされたものは仕事の量ではありますが、「仕事」を「無駄なこと」に置き換えても十分成立すると思います。時間は有限で貴重で高価なものと意識し、自ら強い意志をもって管理すべきものです。何か活動をするに当たっては、無制限な時間設定はせず、終わりの時間を定めたいと思います。
⑫ 認知資源の有効活用
・ 一言で言えば「無駄なことに自分の認知資源を割り当てて時間を費やすことをしない」ということであり、これは時間管理の一環です。認知資源は、自分が覚醒している間に基本的には一つのことにしか割り当てられないものだから極めて貴重なものと認識すべきです。それを何に振り向けるのかという点には細心の注意を払います。
・ 何事につけても、「やること」と「やらないこと」峻別を行って「判断疲れ」を回避するとともに、ルーティーン業務は極力マニュアル化し、余計な雑念を入れないようにします。