いつの間にか
あちらこちらから
ひびきの良い言葉を拾って
そこに自分の僅かな経験を加え
さも自分のものであるように
都合の良い物語で着飾ります
それが自分らしいと思っていたら
いつの間にか心の中のやりたかったことも
見えなくなってゆく
姿見に映す姿もどこかくすんで
ますます、自分の仕立てた
らしくない生にしがみついてします
いつの間にか
あちらこちらから
ひびきの良い言葉を拾って
そこに自分の僅かな経験を加え
さも自分のものであるように
都合の良い物語で着飾ります
それが自分らしいと思っていたら
いつの間にか心の中のやりたかったことも
見えなくなってゆく
姿見に映す姿もどこかくすんで
ますます、自分の仕立てた
らしくない生にしがみついてします
子供たちが作ったテルテル坊主が
壁際につるされています
ずいぶんと長い間願掛けをされて
その神通力も弱くなり雨が続く毎日です
ときどきテルテル坊主を眺めるのですが
雨が降っている日には
バツが悪そうに見えます
肩身も狭そうに吊るされている
その姿を見るのも忍びないので
梅雨明けにはお役目ごめんに
してあげようと思います
生を続けていると
それだけ嫌な思いに
傷つくことも増えます
忘れていた
傷口もときどき疼き
苦しめます
嬉しさのあまりに
舐めてくる犬の舌のように
人の心を癒せる力が
自分にあれば
誰かの傷に寄り添えるのにと思います
日差しが強く
直ぐに日に焼けるほどでしたが
木蔭に入るとむしろ
風が吹いて涼しいくらいです
木蔭に集う風が
ここで涼しさをまとい
日向へと流れ熱を帯び
また木蔭に戻り涼をとる
そんな木陰の
快適な自然のクーラーで過ごす
大人を尻目に
子供たちは陽ざしの下で
元気に体を動かしていました
晴れ上がった夏空を見上げました
その青さの深い懐には
すべての過ぎ去ったものたちが
安らぎ仲良く微笑むよう
後悔まみれの僕の日々でさえ
今はその懐に休んでいるよう
呼び戻して
この胸に抱きしめたい
衝動にかられました