小泉智明です。

腰痛は85%原因がわからないと言われています。

動きに関していうと、4つの腰痛パターンに分けられます。


  1. 屈曲型腰痛(身体を曲げると痛い)

  2. 伸展型腰痛(身体を伸ばすと痛い)

  3. 回旋型腰痛(身体をねじると痛い)

  4. 混合型(1~3が混じってる)



腰痛改善トレーニングでは、どの動きで腰が痛いかをチェックします。

そこから痛みの出る動きを改善します。

痛みを取ると言うより、痛みの出る動きを改善する。

私が運動で腰痛を改善すると気の考え方です。

やみくもに、腹筋背筋をきたえることはしません。



屈曲型の腰痛なら、クランチのような腹筋運動はリスクが高くなります。

とにかく筋肉を鍛えれば腰痛は治るわけではないので、やり方によっては腰痛が改善しないばかりか、悪化することもあります。

屈曲型腰痛のクライアント様が、病院のリハビリでクランチを指導されたと言っていました。

もちろん治るはずもなく、パーソナルに申し込まれたのです。

原因に合わせたトレーニングをしたことで、かなり腰痛は改善しました。

ロングブレスで腰痛は改善するのか?


では本題です。

ロングブレスで腰痛は改善するのか?

腰痛のタイプによります。


  1. 屈曲型腰痛(身体を曲げると痛い)

  2. 伸展型腰痛(身体を伸ばすと痛い)

  3. 回旋型腰痛(身体をねじると痛い)

  4. 混合型(1~3が混じってる)



先ほど話した混合型(4のパターン)だと改善する可能性があります。

コルセットを巻くと、腰痛が軽減するパターンです。

これは腰椎の不安定性が原因なので、体幹を鍛えることで改善する可能性があります。

ロングブレスで腰痛は改善しないケース


昨日放送されていた「羽鳥慎一のモーニングバード」で、長島一茂さんが脊柱管狭窄症だと話していました。

「腰痛の4番と5番が・・・(聞き取れなかった)」

と話していました。

その辺ははっきりしないのですが、とにかく腰痛があることはたしかです。



この運動をしてるときに、可動域が取れないのか背中を丸めることができていませんでした。

それに対して、美木良介さんが上から押すようなことをしてました。

腰痛の人に、むやみに負荷をかけるのはリスクが高いです。

オーバーストレッチになって、呼吸がうまくできなくなったら、そもそもロングブレスの意味がなくなります。

遠隔でチェックした限り、長島一茂さんは伸展型腰痛のような反応でした。

ポジショナルリリースで、前屈姿勢で深呼吸するだけでも、一茂さんには効果があるのになとは思いました。

おそらく問題はないでしょうが、椅子ではなく床でやったほうがよかったかもしれません。



自分がロングブレスで腰痛が治ったから、みんながみんな同じやり方で、腰痛が治るとは限りません。

腰痛が治らないならまだマシですが、タイプに合わないやり方をすると腰痛が悪化する可能性があります。

ロングブレスに限ったことではないですが、やはりここに合わせたやり方が大事なのです。

盲目的に1つのやり方に固執しすぎると、腰痛が悪化する可能性があります。

まとめ


運動で腰痛を改善する場合、どの動きで腰が痛いかを確認することが大事。

原因によって、対処法が異なるからです。

万人に共通して効果のある運動はありません。

病院に行くと診察をしてから、治療や飲む薬を決めますよね。

それと同じで、運動も身体の状態を把握することから始めましょう。

腰痛改善に特化したトレーニング指導もしています。