ルービック博士もびっくり?「スピードキュービング」の世界


古くからあるパズル「ルービックキューブ」から新しいセレブが生まれている。「スピードキューバーズ」と呼ばれる名人たちは、ルービックキューブを目隠しした状態で、片手で、または足でも完成させることができるのだ。

おそらく「スピードキュービング」界でいちばんの有名人であるタイソン・マオさんは、映画『幸せのちから』のために、俳優ウィル・スミスにルービックキューブの解き方を教えた。牧角章太郎さんは数学の神童で、7個のルービックキューブを同時に解いてみせる。そして、カリフォルニア工科大学4年生のリヤン・ローさんは、人気トーク番組「トゥナイト・ショウ・ウィズ・ジェイ・レノ」に出演した。

「この3人がこの世界で最大の有名人です」と、ノースカロライナ州ローリーに住むクリス・ハードウィックさん (23) は言う。彼はルービックキューブの上級者モデルであるルービックリベンジキューブとプロフェッサーズキューブを目隠しした状態で解く世界記録の保持者だ。

1980年に英国で「今年のおもちゃ」賞を受賞したルービックキューブは、プラスチック製で各面に色のついた9つの正方形が並んでいる。部品を動かして一面が一色になれば完成だ。

マオ、牧角、ローは、スピードキュービングは見た目ほど難しくはないと主張する。実際のところ、彼らは人々が自分たちをあまりにも称賛するのに驚いていると言う。

1990年代後半にルービックキューブが復活して以来、米国、ヨーロッパ、アジアの人々は世界記録を破ろうと、または少なくとも20秒の壁を破ろうと競ってきた。

一部のキューバーたちは、自分のルービックキューブにシリコンスプレーをかけてなめらかにする。速く動くようにねじをゆるめる者もいる。

最初のルービックキューブ世界選手権が1982年、ハンガリーのブダペストで開催されたとき、優勝タイムは22.95秒だった。現在の記録は10.36秒。そして、足だけを使った場合の記録は、51.13秒だ。

<オンラインチュートリアル>
ルービックキューブを販売するハスブロ社の広報担当者パット・リゾさんは、関心が高まったのはインターネットのおかげだと言う。
「ネット上にチュートリアルがたくさん存在しています。それがより多くのキューバーに扉を開き、解き方と楽しみ方を紹介したのです」

同時にセールスも伸びた。1980年の発売以来、3億個近いルービックキューブが販売されている。

サンフランシスコに住むマオさんは正方形の並び方を暗記し、それに数を割り当てることで、目隠しした状態でルービックキューブを解いてみせる。彼は頭の中にある番号を追っていると語る。目隠しした状態での彼の記録は、1分42秒だ。

2004年には、22歳のマオさんは大会を企画運営する世界キューブ協会を共同設立した。 昨年は、3大陸で33の大会が開催された。

才能のおかげでファンがついたと、マオさんは語る。
「女の子たちが僕を好きだって電話をかけてくるんです」と、彼は言う。
「でも、それはルービックキューブ野郎が好きだってことで、僕個人に関心を持っているわけじゃないと思います。僕は彼らにとって単に好奇心をそそる存在なのです」

器用さがキューバーをスターにするとしたら、稲妻のように素早い手を持つ牧角さんはどうだろう。

彼はほんの17歳だが優れたキューバー兼ジャグラーであり、数学とピアノ演奏もたしなむ。彼は、片手で解く最速記録を含む7つの世界記録を同時に持っていたこともある。

カリフォルニア州アルカディアに住む牧角さんは、高校を卒業していい大学に行きたいと語る。彼はオプラ・ウィンフリーからのものを含む数々のテレビ出演依頼を断り続けているそうだ。

すべてのキューバーが露出を控えているわけではない。21歳のローさんは、テレビの深夜番組に出演しただけではなく、『幸せのちから』DVDの特典映像で早解きを披露してみせた。

彼はスピードキュービングと目隠しスピードキュービングの世界記録を同時に保持していた。彼は秋からスタンフォード大学で物理学の博士号を取りに行こうと計画しているそうだ。

ローさんも名声の恩恵を受けている。
2006年に『トゥナイト・ショウ』に出演したとき、ホストのジェイ・レノはルービックキューブを早解きしたローさんに別の挑戦をした。5人の女性のブラを外してみせろというのだ。

その狙いは「器用さを現実の世界に適用させるため」。
ローさんは言う。「全部できましたよ」

欧州各地の大聖堂で「鐘の健康」診断中


アンドレアス・ルップさんはウィーンの有名なシュテファン大聖堂にある21トンの鐘に、注意深くセンサーを巻きつける。

ヨーロッパにある有名な鐘のいくつかを対象に、その存続期間と響きの秘密の調査が行われている。「プンメリン」の愛称で知られるヨーロッパで2番目に大きい鐘もそのひとつだ。

センサーとエコーマイクによる調査は、人間の心臓の状態を見る心電図に似ていると、特別研究員のルップさんは言う。彼はドイツのケンプテン工科大学の教授でもある。

「プンメリンは健康です」と、彼は診断した。「私たちはただ、この鐘が今後どれくらい健康でいられるか、そして他の多くの鐘のようにひびが入る危険はないかどうか知りたいだけなのです」

ハンブルクのミレニアムベルはすでに診察を受けた。パリのノートルダム寺院とロンドンのセントポール寺院 (ロンドンの共同研究者はビッグ・ベンよりこちらを好んだ) が、次の患者となる予定だ。

このプロジェクトは10年前、鐘の舌が正しい位置にあたっているか測定したいと望んだベル製造者たちの論争をきっかけにはじまった。

鐘が鳴るたび、金属にわずかなひずみが生まれる。それが青銅または青銅の合金の場合は変形が特に著しい。鐘の素材に加え、鳴子が打つ位置が問題だと専門家は言う。センサーは衝撃の強度、鐘の変形、音色を記録する。

また、近代化にも危険が潜んでいると専門家たちは言う。

一部の専門家たちは、人間に代わって機械的なコンピューター制御のシステムを採用することで、鐘の寿命が短くなる危険があると主張している。また、およそ100年前に鐘の舌が柔らかい素材から金属製のものに代えられたことで傷みがはやくなったと考えている人もいる。

「大勢の人々が、歴史的な鐘が新しい鳴らし方によってひどく傷つけられたり、破壊されたりしているのではないかと恐れています」と、ルップさんは言う。
「コンピュータはプログラムされた通りに鐘を鳴らします。人間はいつも耳で聴いてみて、これはよくないとか、ちょっと強すぎたとか調整することができるのです」

<人間の耳が必要>
かつてプンメリンを鳴らすには10人の力が必要だったが、 現在ではスイッチをひねるだけでいい。この鐘はまだ50年ほどしか働いていないから、まだ先は長いのかもしれない。

これ以前の鐘は、1683年のオスマン帝国によるウィーン包囲で使用されていた砲弾の金属をもとに1711年に作られたものだったが、第二次世界大戦で破壊された。

現在の鐘は1952年、古い鐘の残骸と新素材で作られた。

プンメリンは鐘としては若いのだが、その運命の行き着く先は決まっている。鐘製造業の14代目で、このプロジェクトのオーストリアにおける共同研究者であるピーター・グラスマイヤーさんは言う。
「いつの日か、すべての鐘は割れるでしょう」と、彼は大きな鐘の隣に立って言う。「私たちはこのプロジェクトによって、ただ鐘の寿命が伸びることを望んでいます」

あまり使用されないのも、鐘にとってはいいことなのかもしれない。英国の国会議事堂のビッグ・ベンなど、大きな鐘の多くは毎日または一時間ごとに鳴らされているが、プンメリンは教会の重要な祝日や、法王の死、大晦日の夜のような特別な機会にしか鳴らされない。

オーストリア人にとって、プンメリンはただの鐘ではなく、人生の大きな出来事を記念するアイデンティティの象徴なのです、と大聖堂の聖職者トニー・フェーバーさんは言う。

「それは自由の声と、苦難の声、希望の声、新しい人生の声なのです」と、彼はプンメリンを誇らしげに見つめながら言う。
「プンメリンが鳴るとき、私はそれらすべてを聞くことができるのです」

シェイクスピアを学ぶテレビゲーム  カナダの大学が開発


カナダの大学が、シェイクスピアの世界を子どもたちに紹介するテレビゲームを開発した。

このゲームではプレイヤーは敵の宇宙船を撃つかわりに『ロミオとジュリエット』の一節を暗記して抜けている文章を補ったり、シェイクスピアの一生を学んだり、同義語や同音異義語を考え出さなければいけない。

「子どもがコンピュータに費やす時間を利用するやりかたです」と、『スピア』と題したゲームの開発チームを指揮したオンタリオ州ゲルフ大学のダニエル・フィシュリン教授は言う。

ゲームが学習を陳腐なものにする可能性があるという批判に対して、彼は「7歳児にシェークスピアを親しませるのに、他のメディアは考えられません」と述べた。

このゲームは今週、シェイクスピアの命日にあわせて発表された。開発には2年間、5万カナダドル (およそ540万円) が費やされている。

ゲームのテストを行ってきたフィシュリン教授は、そこからわかったことを学術論文で発表しようと考えているそうだ。現在、ゲームは大学が設立した会社のウェブサイトから、オンラインで利用することができる。

『スピア』には、大学が教育リソースとして開発した「カナダ・シェークスピア解釈」というデータベースへのリンクが含まれている。

このウェブサイトには、教師のための授業プラン、シェイクスピア演劇に関するビデオインタビュー、電子ブックなども用意されている。こうしたマルチメディア・コンテンツを利用しているのが主に若い人々だとわかったことで、教授たちはゲームの開発を思いついたそうだ。

特許を出願中のフィシュリン教授は、似たようなオンライン・リソースへのリンクを持つビデオゲームは他に知らないと語っている。

ゲルフのキング・ジョージ学校に通う12歳のイエヴァ・ミケルソンスさんは、ゲーム開発中のテストプレイに協力した。彼女は、自分のお姉さんが使っていた本よりも、ゲームからのほうがシェイクスピアについてたくさんのことを学ぶことができたと語っている。

「本で勉強してきた同学年の友達は、こっちのほうが身近なやりかただと言っています。そしてこれは楽しいから、もっと覚えるの」と、彼女は言った。


元共産ゲリラの野営地に蛇の大群が……


ネパールで、元毛沢東派共産ゲリラの野営地に数百匹の蛇が侵入、指導者を激怒させている。国営RSS通信が2日、報じた。

数千人の死者を出したネパールの内戦は昨年11月に結ばれた平和協定によって終止符が打たれたが、この野営地は同協定に基づき設置されたもの。指導者のプラチャンダ氏は、政府が野営地の管理を怠っていると非難した。

同氏は「兵舎内で700匹以上の蛇を殺しました」と語った

元ゲリラ3万1000人が国連の監視下で、28カ所の野営地で生活している。

同氏は、蛇にかまれ犠牲者が出たかどうかには触れなかった。

ヒンズー教徒が大半を占めるネパールでは蛇は神聖なものと考えられている。ヒンズー教の三神のひとつ、シヴァは蛇を首輪にした姿で絵に描かれている。


韓国サラリーマンの力の源は米・豚・即席麺・焼酎


韓国の政府機関『健康産業開発研究所』の調査によると、同国の平均的サラリーマンの食生活は、米のご飯、脂ぎった豚肉料理、即席麺、安酒で成り立っているという。

平均的男性労働者のカロリー摂取の35%が米、5%が豚肉料理、2%がソジュと呼ばれる韓国焼酎だった。

平均的な韓国人女性の食生活も似たり寄ったりだが、男性ほどはソジュを飲まない反面、砂糖がたっぷり入ったコーヒーをよく飲む。

韓国では、食生活がキムチなどの野菜の漬物中心の伝統的なものから、人工的なファーストフードに移行、肥満が大きな問題になっている。


留置所のカギが壊れて釈放できない!


ドイツ・ババリア地方のツヴィーゼルの警察署で留置所のカギが壊れ、錠前師を呼ぶはめになった。当局が2日、明らかにした。

ツヴィーゼル警察によると、同警察の留置所に、メーデーのお祭りで車のウインドウを叩き割った18歳の男性容疑者を拘置していたという。

翌朝、彼を釈放しようとしたが、カギが壊れてドアを開けられなくなってしまった。

警察広報は「彼に錠前師が来るから心配するなといいました。もしそれでもダメなら、鉄格子を壊して釈放するといいました」と語った。

錠前師はカギを開けることに成功、男性は釈放された。

「ネクタイは健康に有害」医師が主張 マレーシア


マレーシアの医療関係者たちが、ネクタイは健康に危害を及ぼす可能性があるとして、保健省が医師にネクタイの着用を義務づけているのをやめるよう呼びかけている。

『スター』紙によれば、マレーシア医療協会は、ネクタイが非衛生的で感染症を撒き散らす可能性があるという研究結果から、あまり洗濯されていないネクタイは肺炎と血液感染の原因となる細菌を運ぶと主張している。

「そして医師たちは臨床業務中も、いたる所でぶらぶらさせています」と、協会会長のテオ・シャン・チン博士は発言している。

しかし、『スター』紙によれば、保健省の職員は、病院の医師の服装規定をゆるめる前に、ネクタイの危険性についてより多くの証拠が必要だと言っているそうだ。


フィリピン海プレート、年4センチ北西移動…海底で初観測


 海上保安庁は、相模湾西部の海底で、日本列島の下に太平洋側から沈み込んでいるフィリピン海プレート(板状の岩盤)が、年間4センチの速さで北西方向に動いていることを観測し、1日発表した。

 南関東での大地震発生に深くかかわるフィリピン海プレートの動きを海底でとらえたのは初めて。

 同庁は2002年8月、相模湾の深さ約1300メートルに、全地球測位システム(GPS)観測に用いる海底基準点を3か所設置。07年2月まで、GPSによる船の位置情報と、音波を使った船から基準点までの距離情報を、組み合わせて海底の動きを探った。

 フィリピン海プレートは平均で年間4センチ北西に動いていた。これは、島々の位置情報から北西方向に年間4~5センチ動いていたという観測結果と一致していた。

フィリピン海プレート、年4センチ北西移動…海底で初観測


 海上保安庁は、相模湾西部の海底で、日本列島の下に太平洋側から沈み込んでいるフィリピン海プレート(板状の岩盤)が、年間4センチの速さで北西方向に動いていることを観測し、1日発表した。

 南関東での大地震発生に深くかかわるフィリピン海プレートの動きを海底でとらえたのは初めて。

 同庁は2002年8月、相模湾の深さ約1300メートルに、全地球測位システム(GPS)観測に用いる海底基準点を3か所設置。07年2月まで、GPSによる船の位置情報と、音波を使った船から基準点までの距離情報を、組み合わせて海底の動きを探った。

 フィリピン海プレートは平均で年間4センチ北西に動いていた。これは、島々の位置情報から北西方向に年間4~5センチ動いていたという観測結果と一致していた。

ウエスト測定、企業に義務化 メタボ対策で厚労省


 脳卒中などの生活習慣病につながりかねないメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を予防するため、企業が従業員向けに実施する健康診断でも腹囲測定が義務づけられることになった。25日、厚生労働省の労働政策審議会が答申した。同省は労働安全衛生法の関係規則を改正、08年度から義務化に踏み切る。

 メタボリック症候群の診断には、腹囲の値から内臓脂肪の蓄積量を測ることが有効とされている。腹囲は男性が85センチ以上、女性は90センチ以上である場合に、同症候群の疑いが強いという。

 国民健康保険などに加入する40~74歳の人が受ける健診では、08年度から腹囲測定を必須項目とすることがすでに決まっている。しかし職場健診での測定義務化には企業側の反発が強く、審議会での検討が続いていた。