野生のランが絶滅の危機 中国東部


いったいランはどこへ行ってしまったのか?

市場価格が高騰していることを受け、中国東部では野生のランが絶滅しそうになっている。乱獲されているのが原因で、高いものでは一鉢17万5000ドル(約2088万円)で取引されるものもあるという。

中華日報によると、浙江省の山岳部に生息する10種のランが絶滅の危機に瀕している。新昌県の関係者は「乱獲の影響で土壌浸食も発生しており、ラン以外の植物にも影響が出てきている」と話す。

中国原産のランは3000種あるが、浙江省にはかつて2400種のランが生息していた。しかし、現在ではわずか740種しか同省に生息していないという。

古くから観光名所となっている紹興で開催された花の展示会では、ラン一鉢が135万元(約2088万円)で販売されていると同紙は報じている。

専門家は「ランは“高貴”であることを示すシンボルでもあるため人気があるのです。孔子をはじめ、多くの偉大な人物がランを主題に詩を書いています。このため中国人はランを手に入れようとする欲求が強いのです」とコメントしている。



二人の女性が奇跡の連続ホールインワン成功


二人の女性アマチュアゴルファーが、同じホールにおいて二人連続でホールインワンするという奇跡が起こった。

連続ホールインワンを達成したのは、ジューン・ウィーナーさん(75)、スー・バスキンドさん(61)。ムーア・アラートン・ゴルフ・クラブの24番ホール・152ヤード(パー3)が奇跡の現場となった。

「確率は100万分の1だって言われましたよ。その瞬間、私たちの他に2人いたのですが、彼らが証明してくれなければ誰も信じなかったでしょうね」とウィーナーさん。

同ゴルフクラブのマネージャー、リチャード・クラン氏によると、ブックメーカーの「ウィリアムヒル」が二人連続ホールインワンの確率は100万分の1だと話したという。

クラン氏は「本当に信じられません。このホールは比較的距離があり、グリーンの周りにはバンカーもありますからね」とコメントした。

ウィーナーさんとバスキンドさんはゴルフ仲間からウィスキーをプレゼントされ、同クラブも記念として飾り額を設置する予定だという。

第二次世界大戦時の魚雷、バルト海で発見される


第二次世界大戦時に使用されたドイツ製の魚雷がバルト海に浮かんでいるのが発見された。

警察の広報担当フォルカー・ヴェルナー氏によると、発見されたのは全長5メートルの魚雷で、重量は約1500kg。6月にG8サミットが開催される観光都市ハイリゲンダムから約4.5kmの近海に浮かんでいたという。魚雷は同都市近くのビーチに引き上げられ、安全を確保した上で爆発処理が行われた。

ヴェルナー氏は「少なくとも62年間は海に沈んでいたと考えられます。何が原因だったのかは分かりませんが、それが浮上してきて水曜日に発見されたのです。バルト海には他にも第二次世界大戦の遺物がありますが、今回はちょっと特異な例ですね」と話した。


「グーグル・アース」の間違い、チリ政府が修正を要請


チリ政府は、地理情報サービス「グーグル・アース」で、チリ独立の英雄ベルナルド・オイギンスにちなんで名づけられた村がアルゼンチン上に表示されているのを修正するよう、グーグル社に要請した。

衛星画像は、チリの首都サンティアゴの1600キロ南にある小さな村ヴィラ・オイギンスを、アルゼンチンとの国境を越えたところに表示している。

「政府はこれを修正するよう要請しました。彼らがすみやかにそれを行うことを望むだけです」と、チリ外務省の広報担当者は28日、ロイターに語った。彼は告訴を行うかどうかには触れなかった。

チリとアルゼンチンは南米の南端を分け合っており、二国間の国境は島、フィヨルド、山が入り組んだ複雑な地形の間を走っている。

1970年代後半、二国は南の離島の所有権をめぐって、もう少しで戦争をはじめるところまでいった。この論争は法王の介入で解決された。

「私たちは要請を受け、この地域のより正確なデータを入手するためにパートナーたちと共に働いています」と、グーグルの広報担当者メーガン・クインは言う。

「私たちは地図の品質と精度を改良するため、常に努力しています。これはサードパーティの情報提供者から新しい情報を入手する進行中のプロセスであり、世界の地名および国境は現在も進化し続けているのです」と、彼女は言った。


兄と結婚するはずが弟と……結婚式当日に花婿交代


東インドの村での結婚式に集まった人々が、花婿が結婚することができないくらい泥酔した状態で到着したため、代わりに花嫁を花婿の弟と結婚させた。

ビハール州アーワル地区の村での日曜日の結婚式について、マド・シン警察官は「伝え聞いたところによると、酔っぱらった花婿は、花嫁の家族と地元の人々が彼を追い払ったところ、無礼をはたらいたそうです」と、ロイターに語った。

証言によれば、花婿の弟は、10代の花嫁の家族に提案され、兄に代わることを簡単に同意したそうだ。

「花婿は自分のふるまいを謝りましたが、噂が広がり二度と結婚することはできないだろうと泣き続けていました」と、シンは電話で語った。


人工衛星でカメを追え! 第一回ウミガメ・レース


ビリーという名のオサガメが、第一回ウミガメ・レースで優勝した。このカメはコスタリカからガラパゴス諸島までを時速5~6キロで泳いだ。

タグを付けた11匹のカメを衛星技術で追跡した結果、ビリーは他の群れを引き離して一着になった。2匹はスタートラインを越すのに失敗し、別のカメ、パープル・ライトニングはコースから何マイルも逸れてしまった。

およそ60万人が2週間にわたる太平洋マラソンを観戦するため、ウェブサイト(www.greatturtlerace.com ) にアクセスした。このレースは、過去20年間に95%も減っているこの種のカメへの関心を高める目的で開催された。

レースを共同開催したコンサベーション・インターナショナルの広報担当者リサ・ベイリーさんによれば、コーヒーテーブルぐらいの大きさのカメたちは、恐竜の時代からいると言われているが、誤って漁船に捕らえられたり沿岸開発のため生息環境を失ったりして、絶滅の危機にさらされているそうだ。

主な営巣地である北コスタリカのプラヤ・グランデでも、1989年に産卵にあらわれたカメは1500匹いたが、今年はたったの50匹だったと彼女は言う。

500マイル (805キロ) のレースは、昨年2月にタグを付けられて放されたカメの軌跡を追う、仮想空間でのリプレイだ。

スポンサーは亀を支援するために2万5000ドルを支払い、そのうち1万ドルは衛星追跡タグのために使われた。収益の一部は営巣地の土地を買い、開発者から守るのに利用されるそうだ。

優勝したビリーはカリフォルニア州オーシャンサイドのビルフィッシュ (くちばしや鼻部が突き出た魚類) 研究オフィールド・センターの支援を受けていた。準優勝はステファニー・コルバートル。コメディアンのスティーブン・コルベアにちなんだ名前で、このカメの様子はコメディ専門TVチャンネル「コメディ・セントラル」のコルベアの番組でレポートされていた。

べイリーは、レースで収集された情報は科学的な目的を持っていると語った。 「人目を引こうとしているだけではありません」と、彼女は言った。

盲目の操縦士、「空のバイク」で英-豪飛行達成


小型飛行機で悪天候のなか海を渡るのは、誰にとってもたいへんな技術と勇気が試される冒険だ。しかし、盲目の英国人冒険家マイルス・ヒルトン・バーバーさんは30日、「空のバイク」と呼ばれる超軽量動力飛行機 (マイクロライトプレーン) で、ロンドンからシドニーへの2万1700キロ飛行を無事達成した。

バーバーさんはダービー出身の58歳で、盲目の操縦士としてハンググライダーで地球半周以上を飛行した初の人物となった。

3児の父は1919年の歴史的なロンドン-シドニー航空レースのルートに従い、ヨーロッパ、中東、インド、東南アジアを飛んだ。彼はロンドン近くのビギン・ヒル空港を3月7日に出発し、55日間の旅で21の国を越えた。

非常時に備え、目の見える超軽量動力飛行機チャンピオン、リチャード・メレディス・ハーディが副操縦士として同行した。また、コースからずれないよう、コンピュータ制御のナビゲーションを利用した。

彼はレバノンの山で吹雪に遭ったことを例にあげ、「目が見えないことで有利になることもあります」と、オーストラリアの報道機関に語った。
「わたしたちはひどい熱帯暴風雨のなかを飛んでいたので、私はリチャードが滝の中を通っているのかと思いました」

25年前に眼病で視力を失い英国空軍の職を失ったヒルトン・バーバーさんは、開発途上国での視覚障害予防を助けるチャリティー「見ることは信じること」の資金集めのために、この冒険を行った。

「これは飛行の方法として、非常に肉体的で、原始的です。わたしは下の陸地に生えているものの匂いを嗅ぐことができます。わたしたちがカラチのような土地に入ると、工場で作られているものの匂いがしてくるのです」と、彼は言う。彼は1999年には、世界で最も寒いといわれるシベリアのアイス・マラソンを完走し、そのすぐ後に世界で最も厳しい歩行レースと言われるサハラ砂漠横断もやり遂げた。

また彼は、アフリカ最高峰キリマンジャロ山の登頂にも成功している。次は盲目の操縦士としてはじめてジェット機で音の壁を破るつもりだそうだ。

英プレミアリーグ、チームマスコットに退場処分


英国プレミアリーグのサッカーチーム、レディングのマスコット「キングスレー」が30日のニューカッスル・ユナイテッドとの試合中、審判を「混乱させた」という理由で退場させられた。

キングスレーはチームカラーの青と白のユニフォームを着た巨大なライオンだ。
「どうして審判が混乱したのかわかります。彼は私の選手たちに似ているでしょう」と、スティーブ・コッペル監督はにやりと笑いながら「スカイ・スポーツ」に語った。

マスコットは前半中に退場させられたが、チームの調子には影響を与えなかったようで、レディングは1-0で勝利した。

彼が次の試合でも出場停止になるかどうかは定かではない。


毒ヘビ、サソリも……速達便で動物密輸 ブラジル


ブラジル国境の町の郵便局員が、アルゼンチンから届いた速達便の中に毒ヘビとサソリが入っているのを発見した。

X線写真を撮影したところ、箱の中には他にもイグアナ、亀、トカゲなどの密輸動物が入っていることがわかった。

アルゼンチンとパラグアイとの国境の町フォス・ド・イグアスの警察によれば、ブラジルに密輸された動物は、しばしば「3~5倍の値がつく」ヨーロッパに最終的に行き着くそうだ。

テレビ局は、食堂でテイクアウトの注文に使われるようなプラスチックの容器の中に詰められた派手な色の熱帯のヘビの映像を放映した。

警察官のエマソン・ホドリゲスは、密輸動物はアルゼンチンから国境を越えて、速達便でブラジルの都市に郵送されていたと、TVグロボに語った。

動物たちは複数の国からやってきており、しばしばブラジル・アルゼンチン・パラグアイの三国が隣り合うフォス・ド・イグアス近辺からブラジル内に運ばれてくるそうだ。
「また、逆の方向へ流れることもあります。ブラジルの動物が、ヨーロッパを含む別の国々へと送られるのです」と、ホドリゲスは言った。

警察は、速達郵便事件は国際的な密輸ネットワークと関連しているとみて、箱の住所から捜査を進めている。

動物密輸は南米で頻繁に行われている。アマゾンの熱帯雨林だけで、地球上のすべての植物および動物種の15%が生息しているといわれている。

フォス・ド・イグアスはアマゾンの南であり、巨大なカワウソ、ワニ、コウノトリや絶滅の危機に瀕している青いスミレコンゴウインコを含む数々の鳥で有名な、パンタナール沼沢地の端にあたる。

ブラジルでは、インコその他のオウム類は最もよく密輸されている動物である。密輸網が破られると、鳥たちはしばしば箱の中で死んだ状態で発見される。


イラン、西洋の髪型と男性の眉毛カット禁止へ


イランの警察は、西洋のヘアスタイルおよび男性向け眉毛カットのサービスを行う理髪店に警告を出した。

改革派の日刊紙が報道し、後にイランの通信社によって確認された今回の動きは、イスラム教的価値観に反しているとみられる装いの取り締まりが強化されつつあることを示している。

「西洋の髪形は……禁止されました」と、『エテマド』紙は第一面の見出しで伝えた。

夏に先駆けて短く、明るく、面積の少ない衣服で法の限界に挑戦する女性が増えているのに対し、警察は一週間前に取り締まりをはじめたところだった。

1979年の革命の後に施行されたイランのイスラム教シャリア法のもとでは、女性は髪の毛をおおい、ボディラインを隠すすそが長くゆったりした服を着るよう定められている。
違反者には鞭打ち、罰金、投獄の罰が科される可能性がある。

学生通信社ISNAは、警察の声明を引用して報じた。「理髪店への職務命令により、彼らは西洋のヘアスタイルと男性の眉毛サービスをやめるよう警告された」

イランの青年たちは近年、見た目と服装によりお金をかけるようになっている。特に首都テヘランの裕福な地域ではそれが著しい。ジェルを使って髪の毛を立てるスタイルは「Khorusi (おんどり)」と呼ばれ、一部には化粧をする男性も出てきている。

テヘランにあるいくつかの男性理髪店では、ハリウッドの映画スターその他の欧米のセレブの髪型を提供している。顧客たちは眉毛を整えることもできる。

理髪店組合の代表ムハマド・イフテクハリファードによれば、警察は「その監督の下で営業する理髪店に特定の規則に従うよう」命じたそうだ。

『エテマド』によれば、この規則に従わない理髪店は1カ月の営業停止が命じられるか、または営業許可証を取り上げられる可能性もあるとのことだ。

「現在、一部の理髪店が化粧を行い、ヨーロッパやアメリカのようなヘアスタイルをやっています」と、イフテクハリファードは言う。
「職務命令が組合に送られました。男性には化粧と眉毛のサービスを行うなと……つまり、理髪店にはそれが許されていないのです」

イラン革命時代の価値観への回帰を約束した強硬路線のマフムード・アフマディーネジャードが2005年の大統領選挙に勝利して以来、不道徳なふるまいであるとみなされる行為への規制が厳しくなっている。