私は車を運転している時、横断歩道を渡ろうとたたずんでいる人に気づけば必ず止まるようにしています。
今日も横断歩道の横に立っている下校途中と思われる小学生の姉妹がいたので、その手前で停車しました。
それを見た対向車も停止線のところで止まってくれました。
それを見た姉妹は二人そろって小走りで横断歩道を渡りました。
そして、渡り終わったところで、何と振り返って両方の車に向かって深々とお辞儀をしてくれたのです。
ビックリしました。
今まで小走りで駆け抜けていく人や軽く会釈してくれる人はたくさん見てきました。
でもそういう人は全体の半分もおられません。
半分以上は何の反応もなく横断歩道を渡っていきます。
中には横断歩道の途中で一緒にいる人との話に夢中になったのか、立ち止まる人までいます。
それがために横断歩道を先頭に車が何台も詰まっていても我関せずです。
そんな時、心の狭い私はちょっと腹が立ってしまいます。
ところが今日の姉妹はきちんとしたお辞儀をしてくれました。
思わず車の同乗者と「あの子たち、えらいよね~~」と声を揃えてしまいました。
恥ずかしながら、私も自分が歩行者の場合、会釈はしますがお辞儀まではしたことはありません。
親御さんの教育が素晴らしいんでしょうね。
そして、「そんな子どもがいるということは、まだまだ日本も捨てたもんではないな」とも思いました。
今日も幸せです。