今日の午前の診療は落ち着いていました、、、
途中までは、、、、、
その後はえらいことになってしまいました。
うちに来る最中にけいれんを起こしてしまったお子さんを抱いたおかあさんが飛んで入ってこられ、その子の処置に大わらわ。
お薬を使ってけいれんは止まったのですが、結局救急車を呼んで大きな病院に運んでもらうことになりました。
普通の小児科でもけいれんを診ることは時々あります。
だからそれ用のお薬を準備しておいて良かったです。
さて午前の診療が終わった後、勤務していたスタッフ全員でデブリーフィングを行いました。
デブリーフィングとは、今日の事例をみんなで共有し、そして今後につなげていく場です。
こういう場合よく反省会が開催されます。
でもデブリーフィングは反省会ではありません。
だって、今日のスタッフの動きは評価される点がたくさんあり、その良かった点をお互いに認識しあうことでさらに上のレベルに達することも目的の一つだからです。
ただ一般的に日本人は自分の行った行為に対してpositiveな評価をすることに慣れていません。
だからついつい悪かったことばかりを羅列し、そして自己評価を低いものにしてしまいます。
そうなると、次に何か起こった時に積極的に取り組む姿勢を持つのが難しくなります。
今回のデブリーフィングではスタッフ一人一人にそれぞれよくできた点を先にまず挙げてもらい、その上で改善すべきと思ったことを付け加えてもらいました。
その後リーダーである私がコメントをし、またスタッフ同士でさらにディスカッションを重ねていきます。
それを繰り返していきました。
自分で言うのもなんですがとても良い会になったと思いますし、またスタッフのみんなが前向きな姿勢を見せてくれたことがとても嬉しかったです。
「あしだこども診療所」、なかなかな施設だと思います。