すっかり更新が遅くなりましたが、9/30(日)は米沢市田んぼアートの稲刈り体験でした。
今年は田植え前の型取り作業から参加させていただいた田んぼアートも、いよいよ刈り取りです。
ご存知の通り、大型台風が日本列島縦断の予報がでていたこの日。
2日前の夕刻、米沢市役所観光課から留守電が入っており、こりゃあ延期かな……と想いつつ翌日折り返したところ農林課に繋がり、作業予定時間はおそらく天候は大丈夫であろう、
って、え、やるんですか……たくましいな米沢、と想いながら予定通り米沢入り。
曇り空ではあるものの降雨はない状態だったのですが、
開講式は三沢コミュニティセンター内のホールで。
5月の田植え体験開講式に引き続いての登場、10周年を迎えたかねたんと、
田んぼアートへのご出陣は1年振りのやまがた愛の武将隊。
開講式に先立ち、愛の武将隊を代表して兼続様からご挨拶があり。
日々のお役目で名古屋や熊本、日ノ本各地に赴くが、沢山の方から田んぼアートを見た、というお声がけを頂く。田んぼアート体験に携わる方々は、小野川の、米沢の、ひいては山形県の新しい観光資源を作ってくださっている。
400回忌の節目の年に、斯様に盛大に、楽しげに、儂の首を刈り取って下さるかと思うと(会場笑い)、これもまた楽しみのひとつであると想っている、と。
さて、参加者全員で勝鬨をあげたあとは田んぼへ移動。
今回の稲刈り体験は以下のエリアに分けて行われました。
米沢市外からの参加者はかねたん、米沢市内の参加者は兼続公、
三沢小学校の小学生が400回忌の文字部分。
刈り取り前には恒例の、参加者が田んぼの畦道に並んでの記念撮影。
ここでも展望台から愛の武将隊の皆様より激励(…?)の言葉が飛びつつ、
いざ刈り取り開始です。
型取り作業、そして田植え体験でも難儀した細かさの今年の田んぼアート。
市外参加者はかねたんを刈り取る予定だったのに、
写真撮影のために並んだ畦道から作業を初めてしまい、
うっかり兼続公の肩の部分を刈り取っていたことに、最後まで気づかなかったのですが……
細いところは15センチ幅で並んだ色違いの苗に、更に
植え間違えられたまま育ってしまったのであろう苗が混在しているという状態で作業は難航。
去年こんなに大変だったっけ?と想うほど、刈っても刈っても減らない稲に、
田植え体験同様、終わらねなこれ……という言葉が農林課の方からも飛び出す状態。
最終的に図柄背面の緑(はえぬき)を少々残した状態で、図案の刈り取りは無事終了。
一応の刈り取りを終えた田んぼの上を、無数のとんぼが飛び交っている光景がなんとも言えず。
田んぼでの閉校式を終えた後は三沢コミュニティセンターに戻り、待望のお昼ご飯です。
米沢牛入りの芋煮と舘山りんご、事前に刈り取られた田んぼアート米のおにぎり。
芋煮は置賜式に豆腐入りなのですが、なんとさつまいもも入っていてびっくり。
参加者の皆様とお話しながらのこの昼食は、田んぼアート体験の大きな楽しみです。
ところで田んぼアート体験の最後のお楽しみ、小野川温泉での入浴。
あいにく、この日最終日を迎えた【上杉・直江兼続ものがたり館】へ切り絵を引き取りに行かねばならず、
バスの関係で昼食後は泣く泣く即米沢市内へリターン。
これを書いている今はもう1週間後ですが、愛の武将隊主催の芋煮会に友人と参加予定なので、
その時展望台からの田んぼの写真を収めてきたいと想います。