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ashen sheep

切り絵と日常をすこし。

 

 

年内最後のお休みなので、暮れのご挨拶を。
今年も1年、大変お世話になりました。
今年は米沢にて直江兼続公400回忌事業に僅かではありますが参加させていただき、
また9月1日には米沢林泉寺での墓前祭にも参列させていただきました。
400回忌に伴い、今年は米沢のまちを作った為政家として、或いは子を想う父親として、
様々な兼続公の姿に触れる機会があったのも嬉しかったです。
昨年から参加している米沢市田んぼアートは、今年は型取り作業から参加させていただきました。
来年以降もおそらく兼続公関連の作品はつくっていくかと想いますが、
今年得たものをひとつひとつ形にしていけたらと考えています。
 
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ!

 

 

 

2016年の水原親憲公命日につくった切り絵、リメイクしてみました。
「朝かほは出る光の程にして」

 

 

 

 

 

 

先日16日の朝方ふらりと堂森善光寺へ。

今年の供養祭に設置された[兜むくりモニュメント]、雪囲いがされてました。

 

そのまま阿弥陀堂裏から志駄修理様のお墓参りへ……

行こうとしたのですが草木がすごすぎて、途中から前に進めない!

本気で草木が絡まって切れないゴールテープみたいな状態になってしまい、

志駄家墓所まであとすぐそこなのに、という場所で泣く泣く断念して下山してきました。

そのまま今度は上杉神社へ。かねたんベンチも雪囲い。

 

 

紅葉の美しい上杉神社ですが、もう間もなく、冬が訪れるのだなぁと想いました。

 

 


平成30年度米沢市田んぼアートの収穫米が届きました!

田植え体験、稲刈り体験と参加しての5キロ。

 

 

今年は田植え体験前の型取り作業から参加させていただき、昨年度に引き続き良い想い出になりました。
400回忌を迎えた直江兼続公がつくったまち米沢が益々発展しますように、そして10周年を迎えたかねたんが、米沢のマスコットキャラクターとして末永く愛されますように。

 

 

成長過程をまとめています>

https://twitter.com/i/moments/1004168525441740801

【米沢市田んぼアート】

http://tanbo-art.com/

 

 

 

 

 

米澤直江會様主催【上杉・直江兼続ものがたり館】

にて展示させていただいた作品。

上杉家の名刀[五虎退]をテーマに、刀の鍔をイメージしています。

元々は切り絵ではなく別の形で出す予定でデザインしていたものなのですが、

ものがたり館に切り絵作家として参加させていただくことになり

改めて切り絵としてデザインをし直しました。

ものがたり館に展示させていただいた作品は、「刀剣」を共通テーマにとのお話があり、

大判の兼続公の切り絵も太刀が入るような構図で作らせていただきました。

 

来年は、上杉家のこと、米沢のこと、山形県のこと、

切り絵を通してより沢山の人に伝えていきたいと想います。

 

 

 

 

 
前回のブログに書いたとおり、この日はやまがた愛の武将隊の芋煮会に参加してきました。
田んぼアート稲刈り体験のあと、展望台からの写真が撮れなかったので、
小野川入りしてまずは田んぼアート展望台へ。
 
 
稲刈りから半月経ちましたが、まだ図柄ははっきり分かりました。
その後甲子大黒天様にお参りしたり、小野川の地域猫さんと触れ合ったりしつつ会場であるほたる公園へ。
なんとこの催し、米沢観光コンベンション協会、東光の酒蔵、JA山形おきたまなどが協賛してくださっているそうで!
大学生サークルアクセルリンクの皆様もボランティアとしてお手伝いに来てくださってました。
受付横にずらり並んだ東光さんのお酒!
 
 
今回のご出陣は上杉軍の4名でした。
武将様方からのご挨拶にはじまり、ゲストとしてみやぎ川崎慶長遣欧使節団支倉常長隊の支倉常長様が登場、勝鬨ならぬ芋鬨(?)をあげたりしてまずは各武将様によるかまどの火起こし対決から。
更に50名超えの参加者も交えて芋洗い、こんにゃくちぎりなど順調に芋煮が出来上がっていきます。
ネギはJA山形おきたまさんから!
そして牛肉は米沢牛!予算、大丈夫ですか…!?
 
 
 
 
 
置賜風に牛肉醤油味と、庄内風の味噌味と。
これをありがたいことに武将様自らよそってくださるのです。
(余談。村山エリア生まれなので、味噌味の芋煮は意地でも食べないと言い張った、芋煮戦争過激派です)
実頼様が豪快に盛ってくださった2杯目の芋煮。
 
 
 
そして鍋の中身が減ったところで、醤油味の芋煮鍋にはうどんと共にカレールウ、
味噌味の芋煮鍋にはシチュールウが投入されて、2度目のお楽しみ芋煮うどんが。
流石に2杯目の芋煮の量が多かったので、上泉様に少なめでお願いします、
と伝えたところ「無理して食べるものではないぞ!」と言われ、
でも川崎の支倉様に笑いと共にどっちゃり芋を盛られたり。
芋煮のあとはデザートに杵屋さんの雪まろ(大好き)も登場。
 
 
そして芋煮を完食したあとはレクリエーションの時間が。
実頼様と川崎の支倉様は小野川温泉街を散策に、兼続様は昔話の読み聞かせ、
上泉様はバドミントン、景勝様は鍋のお片付け。
兼続様の昔話、高畠にある「犬の宮と猫の宮」のお話が始まった途端、
すごい勢いでそっちに飛んでいってしまった。
民間伝承とか地域信仰とか大好きで、犬の宮と猫の宮、お詣りしたことあります。
レクリエーションの最後には実頼様がやりたかったという、参加者全員での花笠踊りも。
全員分の花笠が用意されているって、一体どれだけの方の協力があったのか、と。
 
天気予報に反してずっと晴れ模様だった空が、終盤には雲がかかってきて。
お主らが雨に濡れてしまわぬうちに締めと致そう、という言葉と共にお開きとなるタイミングで、
なんと空には虹が。
偶然とはいえ驚愕せざるを得なかったです。
まったく信心深いたちではないですが、きっと小野川温泉を見守っている甲子大黒天の大黒様が、最後にかけてくださった虹なんでしょう。
想えば昨年の田んぼアートをきっかけに、この1年半ほど、小野川温泉には本当に足繁く通っていますが、あの小野川温泉に、山奥の湯治場に、米沢の奥座敷に、遠くは九州や東海圏から、こんなに全国各地の方が集ったんだと想うとただただ感動でした。
武将隊が文化となってゆくと共に、この催しが、末永く続くことを願って、今回のブログを締めさせていただきます。
 
 
 
 
参加記念品のブランケットと、受付で私を仰天させた領収証(観光コンベンション…!)
 
 
【やまがた愛の武将隊】
https://ainobushoutai.jp/
【みやぎ川崎慶長遣欧使節支倉常長隊】
http://kawasaki-tsunenagatai.jp/

 

 

 

すっかり更新が遅くなりましたが、9/30(日)は米沢市田んぼアートの稲刈り体験でした。
今年は田植え前の型取り作業から参加させていただいた田んぼアートも、いよいよ刈り取りです。
ご存知の通り、大型台風が日本列島縦断の予報がでていたこの日。
2日前の夕刻、米沢市役所観光課から留守電が入っており、こりゃあ延期かな……と想いつつ翌日折り返したところ農林課に繋がり、作業予定時間はおそらく天候は大丈夫であろう、
って、え、やるんですか……たくましいな米沢、と想いながら予定通り米沢入り。
 
曇り空ではあるものの降雨はない状態だったのですが、
開講式は三沢コミュニティセンター内のホールで。
5月の田植え体験開講式に引き続いての登場、10周年を迎えたかねたんと、
田んぼアートへのご出陣は1年振りのやまがた愛の武将隊。
 
 
 
開講式に先立ち、愛の武将隊を代表して兼続様からご挨拶があり。
日々のお役目で名古屋や熊本、日ノ本各地に赴くが、沢山の方から田んぼアートを見た、というお声がけを頂く。田んぼアート体験に携わる方々は、小野川の、米沢の、ひいては山形県の新しい観光資源を作ってくださっている。
400回忌の節目の年に、斯様に盛大に、楽しげに、儂の首を刈り取って下さるかと思うと(会場笑い)、これもまた楽しみのひとつであると想っている、と。
 
さて、参加者全員で勝鬨をあげたあとは田んぼへ移動。
今回の稲刈り体験は以下のエリアに分けて行われました。
米沢市外からの参加者はかねたん、米沢市内の参加者は兼続公、
三沢小学校の小学生が400回忌の文字部分。
 
 
 
刈り取り前には恒例の、参加者が田んぼの畦道に並んでの記念撮影。
ここでも展望台から愛の武将隊の皆様より激励(…?)の言葉が飛びつつ、
いざ刈り取り開始です。
 
 
 
 
型取り作業、そして田植え体験でも難儀した細かさの今年の田んぼアート。
市外参加者はかねたんを刈り取る予定だったのに、
写真撮影のために並んだ畦道から作業を初めてしまい、
うっかり兼続公の肩の部分を刈り取っていたことに、最後まで気づかなかったのですが……
細いところは15センチ幅で並んだ色違いの苗に、更に
植え間違えられたまま育ってしまったのであろう苗が混在しているという状態で作業は難航。
去年こんなに大変だったっけ?と想うほど、刈っても刈っても減らない稲に、
田植え体験同様、終わらねなこれ……という言葉が農林課の方からも飛び出す状態。
最終的に図柄背面の緑(はえぬき)を少々残した状態で、図案の刈り取りは無事終了。
一応の刈り取りを終えた田んぼの上を、無数のとんぼが飛び交っている光景がなんとも言えず。
 
 
 
 
 
田んぼでの閉校式を終えた後は三沢コミュニティセンターに戻り、待望のお昼ご飯です。
米沢牛入りの芋煮と舘山りんご、事前に刈り取られた田んぼアート米のおにぎり。
芋煮は置賜式に豆腐入りなのですが、なんとさつまいもも入っていてびっくり。
参加者の皆様とお話しながらのこの昼食は、田んぼアート体験の大きな楽しみです。
 
 
 
ところで田んぼアート体験の最後のお楽しみ、小野川温泉での入浴。
あいにく、この日最終日を迎えた【上杉・直江兼続ものがたり館】へ切り絵を引き取りに行かねばならず、
バスの関係で昼食後は泣く泣く即米沢市内へリターン。
これを書いている今はもう1週間後ですが、愛の武将隊主催の芋煮会に友人と参加予定なので、
その時展望台からの田んぼの写真を収めてきたいと想います。
 

 

 

 
雨の中レンタサイクルを漕ぎこぎ、春日山林泉寺へ到着。
元々は墓前祭というだけあり墓所で行う予定だったようですが、
雨のため本堂の中での開催となったようです。
受付担当の方にどちらから?と尋ねられたので東京から、
と答えたら驚かれたりなどしつつ、一般参加者席に着席。
 
 
吟道岳鷹会様の『洛中之作』『雪夜囲炉』の詩吟奏上にはじまり、
米澤直江會の河野会長、米沢上杉家17代当主上杉邦憲様、中川米沢市長、南魚沼市教育長様と
挨拶が続き、読経のあとお焼香へ。
 
終了後はそのまま墓所へと移動し、墓前に手を合わせてまいりました。
もちろん水原親憲公の墓前にもお参りにあがって、上杉家の奥方様の墓所もまわり、
レンタサイクルを返却して今度は記念講演会の会場である第一東京ホテル米沢へ。
歴史研究家今福匡先生の講演会を拝聴してまいりました。
墓前祭の前に直江會の野村さんにご挨拶にうかがったところ、
参加者が多そうだから来るなら早めに、と言われていたのですが、本当に沢山の参加者が。
テーブル席がいっぱいだったため、後方の椅子で拝聴させていただきました。
 
 
 
内容はおそらくきちんとまとめていらっしゃる方がいるかと想うので簡単に…
 
・関ヶ原後に「重光」と改名しているのにその呼び名が知られていない→幕藩体制への移行により諸大名間でのやり取りが減少したせい?
・米沢藩内では排斥やタブーの対象にはなっていなかった
・大正に入り従四位追贈、この際「直江兼続」で叙位→追贈運動関係者の中でも「重光」の名は知られていなかった?
・「直江」忌避意識は誤解と忖度によるもの→江戸時代に成立した軍記物の奸臣イメージが流布

まとめとして「諸事情により500回忌は参加できないので」(会場笑い)
200回忌までは与板衆が、300回忌は市や篤志家を中心に、そして今回の400回忌は米澤直江會が…
というように、時代が変わっても、顕彰が続いていくことを願う、と。
今から重光にしようとしなくていいし、かねたんもしげたんにするとかしなくていい!というコメントには笑ってしまいましたね。
最後に質疑応答の時間もありましたが、直江状の真偽に関する見解がとても興味深かったです。


さて、講演会後はあたまを使ったことだしあまごいものでも、
とてくてく歩いてdaizycafe へ。ふかふかのカナダ風パンケーキ。

 
 
今月半ばにはなせばなる秋まつり、来年は上杉鷹山先生の入部250年と、
メモリアルイヤーはまだまだ続きます。
上杉記念館の【上杉・直江兼続ものがたり館】は9月30日まで。
節目の年の上杉の城下町米沢、ぜひ足をお運びください。

 
【上杉メモリアルフェスタ】

 

 
9月1日は、米沢市の春日山林泉寺で執り行われました直江兼続四百回忌墓前祭に参列させていただきました。
朝8時に米沢入りし、まずはバスで小野川温泉まで。
稲刈りを今月末に控えた田んぼアートを鑑賞してきました。
 
 
 
 
ちなみに7月22日の田んぼの様子はこちら。
現在はだいぶ稲穂が色づき、絵柄がぼんやりとしてきています。
 
 
その後小野川温泉を散策。
片葉の葦の足湯に浸かったり、煮たまごをいただいたり。
 
 
 
その後市内へ戻り、お昼ご飯はいつもお世話になっているcafe mamenokiさんへ。
ハーブチキンとチーズのバジルトーストと、ハニーレモンソーダ。
 
 
 
上杉神社に参拝して不識庵様にご挨拶。
クレヨンマキさん&逆瀬川石材店さんが米沢市に寄贈してくださったかねたんベンチ、
なんと雨に濡れてこんなゆるホラー状態に…
 
 
り、流血?
 
松が岬公園の観光協会でレンタサイクルを借りたら、
今回の自転車の前カゴはかねたんずではなく前立ての愛の一字。
墓前祭に向かうのにこれとは、偶然とはいえ少々気分も高揚しつつ、いざ林泉寺へ。(続く…)

 

 

書くのが遅くなりましたが、21日(日)に米沢市田んぼアートを見に行ってまいりました!

5月の田植えから、あっという間に見事に成長し、ご覧のとおり。

 

 

今年は田植え体験前の型取り作業から参加させていただいたので

成長ぶりに喜びもひとしおです。

 

 

 

日曜日なので展望台にはひっきりなしに人が訪れていましたが、

タイミングを見計らって田んぼのそばまで。

 

 

 

わっさわっさ伸びてます。

 

稲刈り体験まではまだ2ヶ月ありますが、稲穂が色づいてくると

図柄がぼんやりしてくるので、今が本当に見頃。

没後400年をむかえた直江兼続公と、デビュー10周年のかねたんに愛に、

いえ、会いに、是非米沢まで足をお運びくださいませ。

 

 

【米沢市田んぼアート】

tanbo-art.com