【京都】『高台寺』の夜景ライトアップ | Sepia Wind deux

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3月の京都訪問ですが、最終日の夜を残すだけとなりました。

この夜は『高台寺』と『圓徳院』を訪れています。

 

『高台寺』の境内から見おろす『大雲院』に建つ『祇園閣』

『祇園祭』の鉾を模した形になっています

SONY α7Ⅲ TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD

 

『高台寺』のライトアップは紅葉期のものが有名ですが、3月の少し早い時期から夜桜ライトアップも行われています。

 

『開山堂』慶長10年(1605年)に高台院(北政所・ねね)により建立

 

左の少し出っ張っているところが『観月台』
慶長年間に高台院により伏見城から移築されたもので豊臣秀吉遺愛の建物という話

 

『祇園閣』は1928年に大倉喜八郎氏によって建てられたコンクリート造りの建物

金閣、銀閣に次ぐ銅閣として建立されたとのこと

Nikon Zf   Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical

 

桜は約50本とやや控えめなこともあるためか、『二条城』同様にプロジェクションマッピングも行われていました。そちらは今回うっかり撮りそびれてしまったのですが・・・💦

 

『天満宮』

 

『開山堂』を正面から

 

『臥龍池』樹々が映って美しい・・・

SONY α7Ⅲ TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD

 

『高台寺』の紅葉ライトアップは5年ほど前に動画で撮ってあるんですが・・・。

『永観堂』や『伊丹空港千里川』同様、BGMが決まらないままでいまだにアップできずにおります💦

そういう経緯もあるから近年はスチル写真メインに切り替えている、という部分もあるのよね・・・。


『庫裏』境内に入った直後ぐらいなのでまだ空が明るい

 

『臥龍池』の左奥の通路がたぶん『霊屋』へ続く『臥龍廊』

 

『霊屋』から茶室の方に伸びる石畳

SONY α7Ⅲ TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD

 

まあ時期が時期なだけに桜の前にライトアップをしていてくれただけでも感謝ですね。

 

ただ、今回の京都旅を通じ機材に関して思ったことは、やはり50mmF1.0はあんまり意味なかったかも、ということですね・・・。

今回アップした写真でもお分かりのように、タムロンの28-75を付けたa7Ⅲで撮った写真の方が圧倒的に多く・・・。というか昨年このレンズの描写力を知って以降、すっかり気に入ってしまっており・・・。

 

『霊屋』付近の高い位置から『開山堂』や『臥龍池』を見下ろして

 

これ、たぶん『臥龍廊』ですね

 

『霊屋』 慶長10年(1605年)に高台院により建立

秀吉と高台院を祀っており、高台院自身もこの地下に葬られているそうです

SONY α7Ⅲ TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD

 

高台寺に限らず寺社のような少し狭い地域での撮影は、広角域を含むズームレンズの方が有効というのを改めて確認できた感じでしょうかね。

むしろ14-30mmあたりの方がいいものを撮れたかも?

まあ桜が咲いていればちょっと状況は違ったかもしれませんが。

それにしてもやはり比較的新しく発売されているレンズの高性能ぶりには目を瞠るものがありますねえ。

 

『傘亭』と『時雨亭』というふたつの茶室が小高い場所にあるんですが、そこから降りてくると竹林が

 

これは茶室より前の石畳ですね💦

 

竹林もライトアップ

SONY α7Ⅲ TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD

 

私、けっこう長く写真やってますので、たとえばかつて主力だったニコンのFマウント系なんか、当時比較的高価だったレンズはいつまでも信用してしまいがちなんですが。
それら古いレンズと比べると新しい設計のレンズはやはり、解像度や歪みはもちろん、あとはフレアやゴーストに各種収差等すごくきれいに解消、調整されているものが多くて驚くばかりです。

 

茶室方面から降りてくる道が見えますね

 

茶室『時雨亭』

慶長年間に高台院により伏見城から移築されたものとされ、千利休好みの茶室と伝えられます

 

これも順が逆になってるなあ・・・

上に見えるのが茶室『傘庵』これも利休好みらしい

SONY α7Ⅲ TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD

 

とはいえ、今後の写真人生や高騰する機材価格等を考えると、次々と登場する新レンズへと順次移行するのにはかなり躊躇がありますねえ・・・。もっと若ければ即決断できるんでしょうけど😓

今後は、まあその場その場で必要なものか熟考して決めて行こうかとは思っています。

ただ全体的には縮小していく方向で、というのは変わらないかな。

 

この日も上弦の月

 

竹林の終わり付近

 

正直竹林が一番きれいだった・・・💦

SONY α7Ⅲ TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD

 

話は変わりますが少し前に交流のあるブロガーさんが記事で言及していて知ったんですが、ペンタックスから新しく発売されるフィルムカメラの『PENTAX 17』。

 

詳しく調べていくうちに、なんだか嬉しくなりましたね。価格がちょっと高いですけど、ハーフサイズってのもいい選択だと思いました。

この高性能デジタル時代に、私たちがフィルムカメラに求めているものって高精細とか解像度みたいなものじゃないんですよね・・・。

 

で、私はというと売れ残ってる(笑)フィルムカメラが7台ほどあるのでたぶん買わないと思いますが、なんともほっこりするニュースでした。

 

けっこうお気に入りの一枚

 

『高台寺』甘味処の『雲居庵』

 

出口への石畳

SONY α7Ⅲ TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD

 

さて、今回は写真がイマイチ(笑)なこともあって、思いつくままテキトーに書いてきましたが。

 

この夜は『高台寺』のあとは、向かいにある『圓徳院』で撮影しました。

ご存じの方はおわかりかと思うのですが、『圓徳院』は大きくないお寺ですから写真も少ない・・・。

少ない写真の補完分はどうしようか、現在考え中です(笑)

 

最後の3枚はZf+50mmによるもの 

 

竹林

 

出口と駐車場から『八坂の塔』を見やって まだ『台所坂』を下ってはいません

Nikon Zf   Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical

 

それはそうと、先日子供の結納式を行ったんですが。

その礼状がお嫁さん(予定)のお母さまから届きまして。

一緒に会食、その後ホテル付近の寺社を両家族で散策したんですがその感想といいますか、今回の結納で(いずれ残していく)娘さんの未来について大きな安堵を得ました、と仰ってくださっていて。

それが本当に心に響く文章であり、同時にお気持ちが非常に深く伝わる嬉しいお手紙でした。

私の時も・・・、結納を含めた結婚式の際ですが、母が『これが自分の人生で最後の大仕事だよ』と言っていたのを覚えていましたから、私も悔いのないようそして二人にとって素晴らしいものになるよう、妻とともにあれこれ吟味しつつ準備をしたんですね。

その気持ちが相手方にも伝わったのだなあ・・・、となんとも温かい気持ちになった水無月の一日でした。