「どうして生きなきゃいけないんだろう」
子どもの頃の私は、そんなことばかり考えていました
『普通』とか『常識』とか
まわりを見て、見よう見まねで演じて生きていました
ウチのルールと世間一般のルールは、あまりにもかけ離れていて――
小学生の私は、それに気づくこともできず「私がおかしいのかな?」と、いつも自分を責めていました。
何が良くて何が悪いのか
『当たり前』ってなんなんだろうと
幼少期シリーズ↓
●誰も気づかない高熱と、ひとりぼっちの私
小学2年生、運動会の練習中
私はいつも、かけっこでは一番なのに、その日は最下位でした
「ちゃんと走りなよ!」
女子たちの鋭い声が飛んできて、私は戸惑いました
えっ??ちゃんと走ってるよ??
手を抜いたわけでも、ふざけたわけでもないよ??
なんで??
そんな事言われるんだろう?
何が悪かったんだろう?
意味が分かりませんでした
しんどいって言ったら怒られる
泣いたら叩かれる
そんなふうに育ってきたから
しんどくても耐える
これくらい大丈夫と、
いいきかすうちになんにも感じなくなっていたんです
「辛い」と気づく感覚自体が、どこかに消えてしまっていたのかもしれません
それは大人になった今でも、まだ抱えている問題です💦
次の日も高熱が続き、私は1人で寝ていました
しんどくて
辛くて
心細くて![]()
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いつもは極力母の事を、考えないようにしていたんですが
こんな時お母さんがいれば
頭を冷やしてくれたんかな
ずっとそばに、おってくれたんかな
と考えたのをハッキリ覚えています
泣くと怒られる
それに泣いても誰も来ないって、わかってる
1人ボッチだってわかってる
でも昼間は父がいないから、そっと泣いたのを覚えています
そして、運動会当日
その年は全学年、家族とではなく教室でお昼ごはんを食べることになりました「ウチだけ親が来ないのが、かわいそうだ」という理由だったらしい
クラスの子に「お前んとこのせいだ」と言われたのを覚えています
いつものごはんより、ずっとちゃんとしてる
ごちそうレベル![]()
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ごはんの上に海苔、ちくわの天ぷら、白身魚のフライ、甘辛いきんぴら、どれも家では見たことない、おかずだったし、何よりちゃんと味がしてすごく美味しかった![]()
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だから私は、ご機嫌でした![]()
「おいしいなぁ
のり弁サイコー」って![]()
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●これが『理不尽』ってやつなんだと始めて知った
ウチは父が決めたこのルールにのっとり誰かが何かをやらかすと、関係ない兄弟全員で怒られるという不条理がありました
「誰がバナナをトイレに流したんやっ!! 詰まってるやないかっ!?」父が怒鳴り散らしてた
私: ……??
ウチは貧乏だったから、おやつなんてなかった「3時のおやつ」がある家がうらやましかったくらいなのに
バナナなんてあるわけないやん!?![]()
父:「口が、きけんのかっ!?」
今にも殴られそうなので、私は必死で答えました
私:「ウチにバナナがあるわけないやん それに、そんなとこに流したりしない」
と 黙っても怒られる 口を開いても怒られる まさに地獄(今書いてて思い出したけど、そういえば兄や、弟はいっつも何も言わなかったような…… だから私が受け答えするしかなかった)
父:「なら、これはなんなんやっ!」
私: ……知らんし??
兄弟の顔を見ても全員「訳わからん」って顔をしてました
結局そのまま暗い夜に兄弟全員追い出されました
「連れてって」って泣いて頼んだけど、お兄ちゃんは1人で友達の家に行ってしまった
私はまだ低学年、弟は保育園児
2人で途方にくれ、路地裏に隠れることにしました
「お兄ちゃんは、いいなぁ…」
「なんで、こんな目にあわなあかんねんやろ…」
路地裏は、とても暗くて寒くて怖かった
何時間か経過し、そろそろ父が寝ただろうと、そっと家に帰ると兄はとうに帰っていたみたいでした
探しにきてもくれないんだ……
私達も父を起こさぬようにそっと寝ました
次の日 父は笑いながら 私達に
父:「バナナやと思ったけどウンコやったわ あんなすごいウンコ誰がしたんや」![]()
と笑って言いました
私: はぁ!?
この人何言ってんの?
どうして謝らないの?
あなたの勘違いで私達怒られたのに
あんなに恐い思いをしたのに
始めて腹の底から、湧いてきた気持ちでした
だけど 何も言えませんでした
言えば、どうなるかわかっていたから
いつのまにか
私は、言いたい事が
言えない子なっていました
どうでもいいことは言えるのに、大事なことほど言えなくなる
今このブログを書きながら こんな笑えるエピソードやったんやなと思えます![]()
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でもあの時はただただ理不尽さに震えていました
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しんどくても、
誰も気づいてくれない
つらくても、泣けない
理不尽にも耐えなきゃいけない
「助けて」って言いたかった だけど、誰に言えばいいのかわからなかった
これが、あの頃の私の生き方でした
あの頃の出来事が、今も私の生き方に影を落としている気がします
自分でも色々と内観してきましたが、あえて、このブログに書くことで、より自分と向き合えるようになってきました![]()
まだまだ続きます
カバー画像:ミミクリ(イラストAC)
