Airily いその えり です
本日は、二十四節気で「小満 しょうまん」(5月21日頃から6月5日頃)
江戸時代に出版された「暦便覧」(暦の解説書)に
「万物えいまんすれば草木枝葉繁る」とあります。
陽気が良くなり、万物の成長する氣が次第に長じて天地に満ち始める頃です。
農耕を主としていた時代、秋に蒔いた麦の穂などが調度「穂」をつける時期でもありました。
昔の人は穂が出始めた麦を見て、「今年は順調に育った。」とほっと一息。
少し満足した気持ち=小さい満足したことから「小満」としたとか。
そんな時代から比べると、飽食の時代。
だからこそ、余計に私達は「天からの恵み」に感謝し、「食べる」という当たり前だと思っていることを大切にしなければなりませんね
そのような日に、喜代美山荘 花樹海さんの月待の間にて、四国八十八景をバックに「会席料理のマナー講習」を開催することができ幸せでした。
何も高級店や格式の高いお店で食事するために身に付ける訳ではなく、日頃 慣れ親しんでいる和食だからこそ普段の癖や間違ったマナーが身に付いている場合もあります。
本日も意識の高い「素敵な大人女子」が9名もお運び下さいました
30代になった方から60代の方まで年齢は幅広く、専業主婦の方から自営業の方まで様々です。
季節のお料理を五感をフルに使って堪能しながら、色々な和の所作、立ち居振る舞い、マナー(どうしてそうするのか?その歴史も含め)をお伝えできたのではないかと思います。
先ずは、
*なぜ食事マナーは必要?
*お招きを受けた際の装い。
*入店の仕方。和室での立ち居振る舞い、上下座のお話。
*世界共通の食事マナーは?
*食事をする前の大切な準備は?持ち物はなに??
*おしぼりは、いつ使う?また、ナプキンとの違いは?
*お料理のメニューはどうするの?
*乾杯の仕方。ドリンクを飲む時の注意点は?
*和室の場合、正座した足を崩したり、男性ならネクタイを緩めるのはどのタイミング?
*お箸の扱い方「三手」。割り箸の割り方は?
*お箸を横に並べるのは日本だけ。(韓国や中国などでは縦に並べますよね。) それは何故??
*お懐紙って?!どう使うの?
*先付け、お刺身はどこから手をつけるの?それぞれのお料理の頂き方。
*留め椀の意味や頂き方 など。
また、前回に引き続きご参加頂いた方もお二方いらっしゃいましたので、少し違う内容をプラス!
*お頭付きのお魚の頂き方。
*箸袋で作る箸置きの作り方。
*「絶景、一口一寸、エンディング美」等
盛り沢山の内容の三時間は、あっ!という間でした
受講の皆様同士 意気投合され、LINE交換なさっていらっしゃる方まで。。 大いに盛り上がりました。
次回の「テーブルマナー」は、西洋料理を予定しております。
その他にも、ご要望に応じて出張グループ講座(90分 3名様〜)も行なっています。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。