若い方々にこそ書くスキルを高めてほしいと思う理由 | 伝わる・喜ばれる文章講座

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どうすれば人に伝わって喜んでもらえる文章が書けるようになるのか?Webライターが文章のコツを書いていきます。

文章を書くことに年齢は関係ありません。

 

10代の方が書いても、80代の方が書いても、その人にしか発信できない情報は必ずあります。

 

だからこそ、このブログは年齢を問わず多くの方々に読んでいただきたいと思っています。

 

 

その前提があっての話なのですが、とくに10代・20代の若い方々には文章力を身につけることを強くおすすめします。

 

なぜなら、文章を書くことに苦手意識を持っている大人は、おそらく想像する以上に大勢いるからです。

 

 

考えてみれば、世の中にある仕事の多くはコミュニケーションで成り立っています。

 

人と直接会って話すことやビデオ通話で話すこともありますが、とくにビジネスで人と関わる場合にテキストベースのコミュニケーションは決して少なくありません。

 

メールもドキュメントも文章の一種ですから、社内外を問わず人とやりとりをする上で文章を書く力は欠かせないのです。

 

 

文章を書くことが今より少しでも得意になれば、できることは格段に増えます。

 

就職や転職で志望する企業に応募する場合、応募書類は基本的に文章で書かれます。

 

文章によって自分を表現できるかどうか、採用担当者の目に留まる文書が書けるかどうかは、採用の可否を大きく左右する可能性が十分にあります。

 

就職活動をしたことのある人は分かるはずですが、エントリーシートが通りやすい人と通りにくい人は確実にいて、経歴だけでなく文章による表現力も少なからず影響しているのは間違いありません。

 

 

会社に所属して働き始めてからも、報告書や企画書を書く機会は必ずあるでしょう。

 

その際、文章が読みにくい・何を言っているのか分からない人と、ビシビシと伝わってくる文章が書ける人とでは、評価に大きく差が開くことは想像に難くありません。

 

 

そして何より、文章は「無料」で書くことができます。

 

難しい資格試験に合格しなくても、立派な肩書がなくても、文章を書くこと自体は誰にでもすぐに始められます。

 

 

ほんのひと昔前まで、文章を書いてお金をもらえるのはごく一握りに過ぎませんでした。

 

著名人や作家など、一部の人を除いて文章を書いても1円にもならないのが当たり前だったのです。

 

誰にも知られていない無名の個人が文章を発表しようと思ったら、文学賞に応募するとか、出版社に売り込むなどしなければ、書く機会すらも手にできないのが常識でした。

 

 

ところが、いまやブログでもSNSでも、文章を発信することは簡単にできる時代になりました。

 

私がそうだったように、会社に勤めながらWebライターの仕事に副業で携わることは、基本的に誰にでも可能です。

 

 

世の中にある大半のビジネスは、初期投資がかかり在庫が発生します。

 

ビジネスに携わってお金をもらおうと思ったら、それなりの「持ち出し」を覚悟する必要があるということです。

 

しかし、ライターの仕事には初期投資も在庫も、仕事をするためのオフィスさえも必要ありません。

 

自宅でいつでも始められ、場所を選ばず、初期投資も在庫も必要ないビジネスはそう多くはありません。

 

 

若い方々が文章を書くことが好きになって、文章によってお金を稼げるようになるのは素晴らしいことだと確信しています。

 

ライターになるわけではなかったとしても、文章力はあらゆる仕事で必ず活かすことができます。

 

若い方々にこそ、文章を書くことに親しんで文章を自分の武器にしてほしいと思うのです。