外国に住んではじめて、人が遊びにくる楽しさがわかった。
日本にいた時は外に出る派だったけど、今は田舎の村人その15095、になってしまったのでなかなか外に出なくて。。遊びに来てくれる人がいると一緒に外出できるから楽しいのだ。

先週から中高の国語の先生が、御家族の移住の関係でついでに遊びに来ていてうちまで遊びに来てくれたのが嬉しかった。
最後に会ったのは2007年10月末、と言う事で実に3年半ぶりに会うのだ。
でも10代の頃毎日会っていた人って、自分の本当の姿を知っていると言うか。。
何も飾らない年頃に出会っているから、いつ会ってもその時に戻れる。
今回も違う国で、違う人たちも交えて、更に私の家で再会したわけだけれどなんの違和感も無くてそれがまた楽しかった。

日曜日にはみんなでマナーハウスに出掛けて遊び倒して、月曜日にはコベントガーデンで買い物をして。
火曜日には私は家でぐったりしてたら。。あちらもどうやらぐったりしていたようで。。
あっという間に時間は過ぎて今日帰国されるとか。
今度は日本で会いたい。秋には日本で会おう、そう言って別れた。

昔一度終わった人と人との関係が、新しくこうやって結ばれて行くのはなんて嬉しいんだろう。
更に定住される彼女のご家族は結構ご近所さんで、それもすごくいい人だった。
更新された関係と新しく結んだ関係。
それもきっとイギリスに移らなかったらなかった事だろうから、人生ってふしぎだ、そして乙なもんだ。
今年の幕開けに「五臓六腑」の大切さを思い知る出来事がありました。。

1月の半ばになんだか体調が悪い日々が続いて、ある土曜日車の中で突然背中に違和感があって気持ち悪くなる。。。
思へばあったんです、なんとなくそういう兆候。
しかし色々あって肝腎な兆候は見逃してしまったし、まさか自分にそんな災難が降り掛かるとは夢にも思わなくて。。
結局その土曜日、外出は途中で諦める羽目になり急遽夜の病院の予約を取って見知らぬ町へ。
するとどうでしょう!Kidney infectionでした。
キドニーキドニー。。ん??つまり腎臓??それって隣のおばさんが先週かかった病気じゃん!
腎臓にウイルスが入ってどうちゃらこうちゃら。
とりあえず抗生物質をもらってその場は帰る事に。
月曜日に地元の診療所で検査をしてね、それから痛みが酷かったらどこかで痛み止めを買ってね、との事。

まあ大丈夫だろうと家に帰ると、横になっても座っててもイタい。。
その上寒い、身体は震えるしなんだかとんでもない事に。
結局Gは午前1時に車を走らせて痛み止めを買いに行き、私は私で眠れない夜を過ごし二日開けて月曜。
地元のお医者さんに行きました。
身体の震えや背中のもの凄い違和感は治まっていたから、なんだか大きい気分になっていた私。
まあ大丈夫でしょーと言う気分でお医者さんに行き、明日は仕事に行っていいよね?と聞く。
。。とこれだから日本人は。。入院したい?とバッサリ斬られる。
そして何故かずっと出ていた鼻血は症状の一貫ではなく、薬が合っていないせいだと言う事で変更。
とりあえずまた一週間様子を見る羽目に。

結局2週間くらい治らなくてイタい目みたなー。。と言うのが今回の感想。
治った、と思っても体力が落ちていて仕事から帰ると死んだ様になってたりして。。
仕事はいいんだけど、辛かったのは家への道行き。
ラッシュ時だと2時間弱車でかかるから、その振動が辛いと言うかなんというか。
しかし時々体調が良くなった隣のおばさんが食べ物を差し入れてくれたけれど、私が何も出来ない2週間グレアムのサバイバル術は確実にアップ。
料理もちょっと上手になったし、家事もそれなりにこなしてくれて嬉しかった。

ところで隣のおばさんは丁度一週間前に同じ病気を患っていて、私より一週間早く回帰した。
。。。のだけれどなんと再発。そして腎臓だけでなく腸にまでいってしまったとか。

普段主張の小さい臓器、腎臓。
忘れがちだけど大事にしないとこういう事があるんですね。。
ひどく身に染みた1月、2月でした。
不思議だなぁ、日本にいた時は全然テレビ観なかったのに。興味もなかったのに。
我が家はいま戦火のドラマブームに燃えていて、すごいスピードでドラマを消化してます。
はい、そりゃあもうすごいスピードで。

今うちでどうしようもなく気になってるのは「美しい隣人」。
インターネットの威力って本当にすごいもので、観れちゃうんです、一日遅れくらいで。
画像のクオリティには問題が大有りだけど、まあ話は追える。
クオリティは日本から救援物資がくるまで我慢するとして、話だけでも分かってしまうともう次の週が待てない。それくらい面白い。

あなたは”お隣さん”のことを、どこまで本当に知っていますか?
今3話が終わったところなのだけれど、ストーリーの展開は早くて主役の沙希はすでに外堀を埋めに掛かっている。多分次の回位から具体的に”お隣さん”の絵里子の生活を壊して行くんだと思う。
親友を奪い夫を奪い。。でも彼女の本当の目的は何なのか今のところはわからない。
一介のドラマファンの私たちの予想としては、一年前に亡くした息子を絵里子の息子に投影しているんじゃないかと思う。
絵里子の息子は同じ日に同じ町で行方不明になって、見つかった。
沙希の息子は同じ日に同じ町で行方不明になって、命を落とした。
私の息子じゃなかった、生きてて良かったと安堵に浸る絵里子を見て、激情家の沙希は許せなかった?
更に離婚していない日本人の夫は愛人がどうやら妊娠した様で、ここで又一波乱ある?

女は女が苦しむのを見るのが好き、というキャッチにある様にこれは悪女のドラマ、と言う事なんだけれど、正直どんな女でもこの粋に到達する素質はあるだろうと思う。
優しい仮面を身につけて、意味のなさそうな一言で疑惑の火を心に灯していって気付いた時には彼女の手のうちに落ちてしまう。沙希のやり口はいまのところあまりにも鮮やかなのだけれど、どうしても彼女のゴールがまだ明確に見えない。
元々は多分、絵里子に自分の味わった苦みを全て味合わせたかったんだと思う。
夫の浮気に息子の死。
だけどどうしても彼女の息子を殺せなそうな彼女。
実は絵里子の生活を乗っ取りたいのじゃないかと思う。
しかし離婚してないんだから、夫は日本人のはず。じゃよく話に出る浮気をしているアメリカ人の夫は誰?そもそもマイヤーって??

まあドラママニアの戯れ言でした。
話もとにかく、メインの3人の女優さんが本当に綺麗に撮れてて眼福。
この3人が今後どうやって絡んでいくかも非常に楽しみ。

これまで完了しているドラマを一気にみるのが習慣だったから、毎週わくわく待つって言うこの感覚。
悪くないかも。


さっきGから着たメール
本文;まもなくコーヒージカーン!!
この人のいいところは、結構簡単にいつでも笑わせてくれるとこ。だと思う。
いや~、久しぶりにニュース観て書きたくなった。
イギリスのコメディー番組が原爆被害者を侮辱!?という記事。
その番組は下記で見られます。



これは記事読んだ時にはどっぷり鬱々としてしまった。
こればっかりはわかんないよね、されたほうじゃないと。
イギリス人は基本的に原爆の事をよくわかってないのだ。
学校で勉強しないし戦争博物館にも記事は一パネル分もないし、正直はるか遠くの東の国で出来た出来事。
以上!って感じなのだ。
しかも原爆が日本に落ちた時はイギリスはもう戦争を終えてたもんね。

ただ原子爆弾はただ落として、人がたくさん死んで悲しかった。
それでも国は復興したので良かったね、という爆弾ではない。
土地を蝕み人を蝕み、その後何代も何代も傷を残す爆弾なのだ。
私の祖母の従兄弟は広島に原爆が落ちた時に地下鉄にいて、直接被爆は避けたのだけれど
結局後年はクロイツフェルトヤコブ病で亡くなった。
さらに彼の二人の子は両方産まれた時から盲目。
原子爆弾と言うのはそういう土地を根こそぎダメにする兵器なんだよね。

去年こっちでやっていた原爆のテレビ番組がすごく良かった。
それもBBCで放送したもので、残酷なシーンや写真がでてくるわけでなく、ただ原爆博物館にある品物を1つずつエピソードを添えて紹介していた。
こちらの国も決して興味がないわけでもないし気にしてないわけでもない。
ただ国民みんなが興味を持って学ぼうとしているか、どれほど恐ろしい物か知っているかと言うとそれはまた別の話。


あ、このQIという番組はいわゆるお笑いとはちょっと違う。
ニュースや時事をネタにコメントを重ねて行くどちらかというと知的なコメディーなんだよね。
私も結構好きでテレビがある時はよく観てたし実際は面白い。
イギリスのコメディアンはオックスフォードやケンブリッジを出ている人が多くて、知的レベルもすごく高い人が多い。日本で政治してる人たちよりずっと政治に詳しかったりもするのだ。
だから番組自体批判はしない。
時にトピックを間違える事もあるのだから。

しかし常々思う。
個人間の会話にしても、テレビにしても、ユーモアやジョークは受け取る人次第。
幾ら自分が面白いと思っていても、相手がジョークととれなかったらそれは攻撃にもなる。
だからこういう多数が本当に辛い想いをして、今も後遺症に悩んでいる人たちがいる事柄は、
ネタにしちゃいけないのだ。
かといってあれはダメ、これはダメと規制を厳しくしすぎると表現の自由に関わってくる。

観客も笑ってるしこのユーモアはイギリス人的には笑える事として受け取られてる。
じゃあ逆にイギリス人が過去の記憶として苦々しく、今でも辛く感じている事をネタにしてやれば?
というとこの番組はもうやっちゃってるんだよね。
普段は結構自虐ユーモアの番組なんだから。

これは一方的なユーモアの攻撃ではなくて、只無知であるが為にこうなってしまったがっかりな事故。
個人的にはそうやって決着をつけたいと思う。
ただとりあえずQIにはメールで抗議しておこうとも、思う。
私が住んでいるところは田舎町、とも言えるけどはっきりいって村だ。
声を大にして言う、村だ。
村は村で、人口が少なくてやたらと田舎にあり、街までのアクセスには時間が掛かるため、それなりに自立した自治体があるのだ。うちの村はいろいろ努力していて、結構村内でなんでも賄える。
去年の4月に越して来てからいろんな恩恵にあずかっているのだけれど、今まで一度も足を踏み入れた事がないところが1つあったのです。

それが村民映画館。

Saffron Screenという名前がついているのだけれど、要するにボランティアの村人と地元の高校が助け合って出来たもの。
地元にある高校の体育館で週に何度か流行の映画を上映しているのだ。
それが結構オンデマンドで、1ヶ月もしないで割と新しいのが観られたりする。
しかも村の協力でデジタル化したとか!!
しかも大人一人6.20ポンドという嬉しい値段。

と言う事で行ってみました。村民映画館。(しつこいけど)
Gと私はファンタジーかクラシックが好きなので、記念すべき第一回はハリー・ポッターを。
まあ予約はいらないよね。。となめてかかる私たち。
家から徒歩5分の場所にあるので、15時開演の映画を観る為に家を14時40分に出る。
いいね、この手軽さ。
着いてみたら本当に高校の体育館なのだ。チケットを売っているのも高校の先生。
ネット予約をした人たちの窓口は地元の高校生が座っているだけだった。
ただものすごい人気らしく、私たちのチケットで完売。次回は予約した方がいいなぁと思った。

体育館。。いや、映画館に入るとそれなりにきちんと椅子が並べてあって、ポップコーンなんかもすごくお手軽価格で売っている。
地元の村民達はロンドン近郊の人たちよりずっとお行儀が良く。。。今日は大入り満員で~すと係の先生が叫ぶと、自分の周りの見回して空席に詰めて行くのだ、個人的にいわれもしないのに!!
それからチケットが売り切れていても、お年寄りや障がいのある子達には優しいのがこの村。
スペアシートがその後もいくつか出て来て、わざわざがんばってやって来た人たちががっかりしないような優しさも用意されていました。
村民映画館、気に入った。
今後私たちはレギュラーになるでしょう。ブラックスワンとナルニアは観に行こうと思う。
Season of Witchも観に行きたいと思う。
ついでに武士の家計簿がこっちでやる事になったら。。。しつこくリクエストしよう。。

ハリー・ポッターは悪くなかった。
個人的には前回作の方が良かったし、マギー・スミスがでないのが寂しかった。
更にキャラ多すぎて、重要らしい人物が出て来ても「誰?」となってしまって。。
多分DVDを買ってマラソンするのがいい映画なんだろうなぁと思った。
しかも映画中に話しかけて来たG。くらくて距離が読めずデカい鼻が私の眼の中にホールインワン。
涙で映画が霞んだよ。。