---魔除けの「赤いダイヤ」!?(3)~ぜんざい善哉!~---
小豆の話のその(3)です。
「赤いダイヤ」こと「小豆」が、魔除け厄除けに用いられるのは、「赤」いから。なぜ「赤」が魔除けであるかは前回(2)をご参照。
「赤」の力を体に取り入れるには、赤い豆「小豆」はもってこいの食材です。しかし力の象徴としての赤だけではなく、実際に体に良い栄養が豊富に含まれています。その「赤」はアントシアニン、「ポリフェノール」です。その他、カリウム、サポニン、ナイアシン 、パントテン酸、ビタミンB1、B6、モリブデン、葉酸・・・・・・。
ポリフェノールといえば、赤ワインやブルーベリーなどが代表選手ですが、小豆にはそれらを凌ぐポリフェノールが含まれています。調理前の乾いた小豆100g中に460mg含まれています。
赤ワインやブルーベリーは100g中300mg前後です。
調理した「餡」でも100g中約100mg前後含まれています。
「ぜんざい」を茹でこぼしせず煮込み仮に水分で倍になっていたとしても100g中約200mg前後であれば、ポリフェノールは、TOPクラスです。栄養の面からも「ぜんざい」は今の、寒い時期に効果的な食べ物であるといえます。
先日ブログ「冬の土用 気の用心」で、心疾患と脳血管疾患が多発する時期であることについて触れました。 →冬の土用 気の用心
とすれば、「ぜんざい」は予防食!。赤い色素のアントシアニンには血液をサラサラにする効果。またサポニンには血栓を溶かす溶血作用があります。
カリウムには血圧を下げる作用、ビタミンBで疲労回復!
言い過ぎかもしれませんが、この季節に、忍びよる「魔」「厄」を祓う作用が満載ですwww。
厄除け「ぜんざい」ではなく、季節の伝統食の『見直し「ぜんざい」』を炊いて、大切な人と食卓を囲んでみてはいかがでしょうか。
開運!厄除け!魔除け!は食事から!www
ぜんざいは漢字で善哉、よみかえて「よきかな」。この季節に良いのです。