三浦春馬さんのニュースを見ると
こういう悲しい最期を迎える人を
一人でも減らしたいという気持ちが湧いてくる。
本当に深刻に悩んでいることって、
どんなに仲のいい友人にも家族にも
言えそうで言えない。
話せたとして、この辛さを味わっていない人と
共有しても、なんとなくアドバイスを聞き入れる気になれない。
というか軽く「大丈夫だよ」「考えすぎ」って励まされたりしたら
ますます気持ちが落ちてしまいそうで。
精神科にいっても、問題の根本解決はできず
自分のモチベーションをあげる薬を飲んで
一定期間過ぎればまた元の自分に戻っていくだけ。
その間、薬に脳が侵され、気づけば元の自分以下になっている。
悩みをノートに書きだしたり、ブログにUPしたり
人それぞれに発散するんだろうけど、
やっぱり誰かに悩みを聞いてもらえると
いっきに気持ちが軽くなる気がする。
私はひとりの命が救えるなら、話を聞いてあげたいって思う。
そのためにカウンセラーがいるんだと思う。
もっとカウンセリングが一般的になればいい。
低料金でちょっと時間が空いたら相談できるような。
私が大学卒業したくらいの頃、
徐々に生きづらさを感じはじめてきた頃に
誰にも相談できず、
一度だけ精神保健センターに相談の電話をしたことがある。
その時、電話開始1分くらいで
「あなたみたいな人は相談するレベルじゃない」
みたいなことを言われ、すごく落ち込んだ。
私なんかよりもっと重傷で
命の危険があるような人じゃないと相談できないんだって
遠回しに諭されたことを覚えている。
確かにスタッフ数も限られているだろうし、無料だし
私みたいなグレーゾーンの人にいちいちかまっていたら
仕事が終わらないだろう。
でも、生きづらさを放置した結果
それから10年以上経っても同じ苦しみを味わい続けている。
そして私のような一見普通の人だけど
こころに傷を負うグレーな人たちがそこらじゅうに溢れかえっている。
カウンセリングでどこまで改善されるかは個人差があると思うけど
それでよくなる人が一握りでもいるのなら
大きな意味を持つんじゃないかと思う。
私自身こころが歪んでいて
人を救えるような人間じゃないと思うけど
もし許されるならば
いつかカウンセラーになりたいというのが私の夢だ。