
都内の公立小学校で取り入れられ話題になっている「ヴィーガン給食」。
菜食主義で、動物由来の食品を一切口にしない、また革製品などの動物由来の物、道具を一切使用しない人のことを「ヴィーガン」と呼んでいます。
ヴィーガン給食とはいったいどんなものなのか、お話させていただきます。
ヴィーガン給食とは
ヴィーガン給食は、肉、魚、卵などの動物性食品を一切使わない給食のことを言います。
ヴィーガン給食は、アレルギーを持つ子供も安心して食べることができ、宗教的に口にできない食べ物がある子も安心してみんなと同じ給食を食べることができます。
ヴィーガン給食を取り入れた小学校
都内の公立小学校で初めての取り組みの「ヴィーガン給食」
メニューは次の通りです。
ごはん・生揚げのみそ炒め・なめこのおみそ汁・茎ワカメのゴマ風味・リンゴジュース
リンゴジュースは、牛乳の代替品として出され総カロリーは650キロカロリー。
食にも多様性をと取り入れられたヴィーガン給食
学校給食では、普段からアレルギーを持つ子供に対してはアレルゲンを除いた「除去食」を提供しています。
さらに、食の多様性と環境について子供たちが考えるきっかけとして「エブリワン・ヴィーガン給食」としこの日の給食には動物性の食材を使わない取り組みをはじめました。
市が作成している標準のメニューからみそ炒めに使う豚肉を大豆ミートに、おみそ汁のかつおだしを昆布に変更しています。
ジュースをを出すことで、牛乳よりも50キロカロリーほど少ないため大豆ミートを油で揚げたり、おみそ汁にジャガイモを加えることで必要カロリーを満たしています。
賛否両論あるヴィーガン給食
先ほどのお話させていただいたように、この日のヴィーガン給食のメニューは650キロカロリーほどでした。
小学生の児童1食あたりの給食摂取基準は、6歳~12歳で、560キロカロリー~850キロカロリーとされています。
この数字によると高学年の児童には少し物足りなさがある印象ですね。
また、必須タンパク質の量も6歳~12歳で16グラム~28グラムとなります。
肉や魚が含まれていないとタンパク質がまとまって摂取できないため栄養的にも疑問が残ります。
多様性を取り入れた画期的な導入と絶賛された「ヴィーガン給食」も、栄養面や本来菜食主義でもない子供たちにこの給食を提供することが、ありなのか、なしなのかと賛否両論出ているようですね。
給食のメニューの中で、ひなまつりメニューやクリスマスメニューといった季節や行事を取り入れたもの、またメキシコメニューや中国メニューといったほかの国の料理を取り入れたものなど、献立表にはいろんな工夫がみられます。
その中の一つとして、ヴィーガン給食を取り入れてそういった子供たちの考えるきっかけになることはいいのではないのかなと思います。

