ビールの成分を見てみると、「コーンスターチ」と書かれていることがあります。このコーンスターチとは一体何か、ビールとどう関係があるのか、気になりませんか?日本安全食料料理協会には焼酎ソムリエやワインコンシェルジュ、カクテルソムリエなどお酒に関連する資格があります。今回は、ビールの成分「コーンスターチ」について紹介します。
ビールの成分
ビールの原材料一覧を見たことはありますか?
ビールは、あまりにも定番のアルコール飲料でもあり、今更原材料を気にしたことがある、という人は少ないかもしれません。
主なビールの原材料には、
・麦芽
・ホップ
・コーンスターチ
・米
といった成分が含まれます。
この中で気になるコーンスターチについて詳しく見ていきましょう。
コーンスターチとは?
コーンスターチとは、とうもろこしを原料としたでんぷんのことです。
ビールに使用される以外には、料理のとりみづけに使用されたり、ケーキやクッキーなどのお菓子に使用されることがあります。
ビールにコーンスターチを使う理由
お菓子や料理で使われることが多いコーンスターチが、ビールに入っているのはちょっと気になりますよね。
ビールにコーンスターチを使う理由は、ビールの味を調整してくれる機能を持っているからなんです。
そして、コーンスターチを使うことで、ビール自体の色が薄くすっきりとした味のビールになるんです。
日本の主要ビール会社のものには、ほとんどコーンスターチが使われています。
他にはアメリアのビールなど、すっきり軽い味が好まれることが多く、必ず使われているようです。
コーンスターチが含まれないビールもあり、好んで選ぶ人もいるくらいなので、味の違いを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
コーンスターチが入っていないビールのほうが、深みやコクがあり、麦の旨味を感じられる、と表現する人もいます。
日本安全食料料理協会には食や飲み物、健康に関連する資格が豊富です。
実際に含まれているものと、そうでないものを飲み比べてみると、どれも違いがあることに気づきます。
皆様もぜひ、飲み比べをしてみてくださいね。