Torta al test
トルタ・アル・テスト
10月の「旅するイタリア20州料理教室~ウンブリア州~」にちなみ、
今月はウンブリア州の代表的な郷土料理をご紹介します。
「Torta」という名前ですが、ケーキではありません。
小麦粉と水を基本にした生地を丸く伸ばし、
「testo(テスト)」と呼ばれる鉄板で焼く、
ウンブリア州の伝統的な平焼きパンです。
昔のウンブリアでは、暖炉の火で熱した石や鉄板の上で
この生地を焼いていました。
素朴なパンですが、焼き上がったトルタ・アル・テストに
生ハムやサラミ、フォルマッジョ、野菜などを挟むと、
それだけで立派な一品になります。
特にサルーミ類と青菜の組み合わせは、
ウンブリアらしい味わいです。
「その土地で手に入るものを使い、シンプルにおいしく食べる」。
そんなイタリアの郷土料理の魅力を感じることのできる一品です。

◆今月のイタリア伝統料理◆
Torta al test
トルタ・アル・テスト
Torta al testo
トルタ・アル・テスト
4人分
小麦粉 200g
farina
水 約50ml~100ml調整して
acqua
塩 ひとつまみ
sale
ドライイースト 小さじ1/2
lievito di birra
オリーブオイル 小さじ1
olio extravergine d’oliva
<具材>
生ハム
prosciutto
サラミ
salame
チーズ
formaggio
ルッコラや青菜など
verdure
○●作り方●○
- 小麦粉、塩をフードプロセッサーに入れよく混ぜ、ぬるま湯に溶かしたドライイーストを加え、ぬるま湯を少しずつ足していき、ひとまとまりになったら板の上に出してよく捏ねる。丸めて30分発酵させる。
- 倍の大きさになったら、麺棒でΦ30cmの丸形に伸ばす。フォークで穴をあける。
- よく熱した平らなグリル板(Testo)またはフライパンで表裏に焼き目がつくまで2~3回ひっくり返しながら焼き上げる。そのまま前菜として、2枚にスライスしてほうれん草やリコッタ、生ハム等のサルーミ類を挟んで食べたりする。
- *ウンブリア州のパンの一種。その昔は素焼きや石の皿(Testoテスト)で焼いたところからこの名がついた。中にパンチェッタを練り混んだり、水平に半分に切って様々な具を挟み込むTorta al testoもある。
本場では「testo」と呼ばれる専用の鉄板で焼きますが、
ご家庭では厚手のフライパンや鉄板でも楽しめます。

