イタリアコラム6月〜Carciofi alla giudia | 日本イタリア料理教室協会 活動レポート

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Carciofi alla giudia

 

 カルチョーフィ アッラ ジュディア

先日「カルチョーフィ尽くしの一日」イベントが開催されました。

数々のカルチョーフィ料理を楽しみました。

そんな中から今月はCarciofi alla giudiaカルチョーフィ アッラ ジュディアを紹介します。

 

カルチョーフィを丸ごと素揚げした、カルチョーフィのユダヤ風というこの名前の料理は

ローマのトラステヴェレ地区はユダヤ教区があり、このあたりで食べることができます。

またローマ料理の多くはユダヤ料理をルーツとしています。

 

 

 TODAY'S
 
◆今月のイタリア伝統料理◆

 

 

 

カルチョーフィ アッラ ジュディア

Carciofi alla giudia

 

Carciofi alla giudia

カルチョーフィ アッラ ジュディア (ユダヤ風)

4人分    20分

 

カルチョーフィ   1本

carciofi

オリーブオイル   適宜

olio d’oliva        

塩          適宜

sale

 

 

カルチョーフィの先端部分をカットし、熱いオリーブオイルで20分くらいかけてゆっくりと揚げる。

きつね色になったら裏返して茎部分も揚げる。全体的に濃いきつね色になったら油を切り、

花びらを広げて、塩をふりかけたら出来上がり。

*ローマ料理。

 

 

最後に普段のカジュアルな食べ方もご紹介しましょう。

カルチョーフィを丸ごと茹でます。

塩をしたお湯で25分ほど茹でます。

取り出して粗熱が取れたら、花びらのようなガクを一枚ずつはがしては、

百合根のような根元を歯でしごいて食べる食べ方があります。

でんぷん質のような柔らかな身が少しだけ根元についています。

最後カルチョーフィの中心の花びらはちくちくしていて食べられません。

ぐるっとくりぬいて周りの柔らかいところだけをいただきます。