イタリアコラム12月~パネトーネのお話 | 日本イタリア料理教室協会 活動レポート

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今月はパネトーネのお話。

イタリアではクリスマスのことをナターレといい、ナターレの時期イタリアでは

パネトーネを贈ります。

パネトーネの贈り合いになり、各家へ招かれる度にパネトーネが贈り贈られ

またその贈られたパネトーネを次のお宅へお持ちしたりと、とにかくイタリア中を

パネトーネが駆け巡ります。

そもそもの逸話はミラノ公のルドヴィーゴ・スフォルツァ(通称イル・モーロ)の

ごく近い親戚であるジャコモ・デッリ・アテラーニの息子であるウーゴが、パン屋のトーニの娘のアダルギーザに狂ったように恋をしたことから始まります。

経営の危機に陥ったトーニのパン屋を救う為、鷹匠のウーゴはミラノ公から鷹を盗んでは

バターや砂糖に変え、作ったこのリッチなパン、

l pan grande o pan del Toni偉大なパン、またはトーニのパンと評判になり

今のPanetoneパネトーネになったとの名前の逸話があります。

さてこのパネトーネ、イタリアではピンからキリまであります。

クリスマスを過ぎると3x2といって、3個で2個分の値段といって叩き売られる

スーパーのパネトーネもあれば、予約必至の入手困難な高級パネトーネまで。

I PANETTONI ARTIGIANALI イ・パネトーニ・アルティジャナーリと言って

職人手作りパネトーネなるものが各地にあります。

通常のパネトーネは縦に長い高さのある円筒形ですが、このアルティジャナーリは

高さが低く直径が大きいのが特徴。

本当に美味しいパネトーネを食べると、あの押し付け合っていたパネトーネが嘘みたい。

本当にリッチで芳醇な香りの食べ応えある美味しさに感動するはず。

各地で有名なお店がそれぞれにあるので、イタリアに行ったら必ず町の人に聞いてみて。