イタリアコラム10月~白トリュフ祭り | 日本イタリア料理教室協会 活動レポート

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今月は白トリュフ祭りをご紹介しましょう。

ピエモンテ州クーネオ県アルバでは毎年秋になると白トリュフの収穫祭が開催されます。

正式名はこちら

Fiera Internazionale del Tartufo Bianco d'Alba, Eccellenza italiana nel mondo

開催期間は8 OTT – 4 DIC 2022

2022年10月8日から12月4日です。

 

世界中から人々が集まり、イタリア中から収穫された白トリュフがアルバに集結します。

 

Fieraフィエラとは大会場で開かれる見本市のようなことを言います。

白トリュフのFieraの会場は街中で、中でも体育館のような大会場での白トリュフのお披露目は一見の価値ありです。

地元のトリュフ・ハンターの方々が集めた白トリュフを並べた透明ケースを前にズラリと並んで販売しています。

直径2cmの本当に小さなものからげんこつ大の大きなものまで。

価格はげんこつ大のものとなると十数万円します。

Fieraの会場ではその場で味わうこともできるよう、簡易のフードコートがあります。

絶好の組み合わせと言われる卵焼きと白トリュフのスライスをその場で食べるという経験も貴重なはずです。

 

本物の白トリュフの味わいは一度食べたら忘れません。

一粒あるだけで、部屋いっぱいが白トリュフの香りで溢れます。

隣のテーブルが頼めば、部屋中の人はそのテーブルの方々にごちそうさまを言わなければならないほど。

 

新鮮な白トリュフはカリッとしていてトリュフスライサーで、とても薄くも見事にすりおろすことができます。

時間がたつごとに乾燥してやわらかくしぼんでいきます。こうなったらもうおしまいです。

生米と一緒にジップロックしておくと香りだけは救うことができるのですかもしれませんが、

やはり現地で思う存分いただくのとは比較になりません。

卵黄のたっぷり入ったタヤリンに白トリュフ。

 

トリュフ祭りでは他にも地元ピエモンテ州の特産物、サルーミ(ハム、サラミ類)やフォルマッジ(チーズ)、

野菜やパスタやワインなどお土産物も数多く並びます。

Seirass del Fenセイラス デル フェン 600mの高地で作られるリコッタ

干草で包む

 

ピエモンテ州の食材を一気に勉強できる最適な機会とも言えます。

 

この期間は世界中から観光客があふれ、星付きレストランでなくとも人気のレストランはかなり前から予約が必須です。

まずは宿を押さえなければなりません。この魅力的なFieraは毎年訪れる人も珍しくはないので、

一年前から押さえる人もあるほどです。

 

近隣はバローロ、バルバレスコを始め名だたるワインの名醸地でもあるため、数日間をかけて滞在し、

Cantinaカンティーナ(ワイナリー)を訪ね歩く楽しみもあります。

 

 

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白トリュフ祭りは毎週土日に開催されますが、祭りに先駆けて、中世の衣装で伝統的な歴史の演劇や

先月紹介したようなロバのレースのパリオなどが開催され、街中が盛り上がります。

ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。