~フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州2/13日~

日本イタリア料理教室協会×Lagostina
Touch&Tryイベントを開催しました。
フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州は
東側を隣国スロヴェニアとの国境に接する州です。

Piazza Unita d'Italia

castello miramare

トリエステの丘から
フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州はヴェネト州と北のドイツ語文化圏の影響を受けた料理です。
今回はヴェネト州と海沿いの料理で
Sarde in savor(in saor)イワシのサオールを作ります。

海沿いの街トリエステは隣国スロベニアに海沿いに入り込んでいて
フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州の形をたぬきに例えると
たぬきのしっぽに位置するところです。

独特な異国情緒たっぷりの街で洗練された素敵なところです。
作家須賀敦子さんの著作にトリエステの坂道があります。
読まれた方もいらっしゃるかもしれません。
この著者が愛する詩人のウンベルト・サーバの住んだトリエステの街を訪ねてのエッセーです。

海から坂道を登った先には城塞があり、街が一望できます。
途中詩人ウンベルト・サーバの生家があったり。
豚の各部位を細かく豚の形のお皿とともに出してくれる豚のボッリートの有名な店があり、旅人の誰もがここは訪れるようです。
Buffet da Pepi

それとは別に名物料理はたくさんあり、
ヨータという具沢山の滋味豊かなスープ。
今回はヨータを作ります。

また海沿いの街ならでは華やかな魚介類の料理が食べられます
魚のブロデット

グラーシュは異国文化のなごり


さらに内陸に行くとウーディネという大きな街があります。

その近くチビダーレ・デル・フリウリという小さな可愛い城壁街があります。
ここも人気の街で観光客が多く訪れます。

有名なドルチェはほとんどこの町のものです。
ストゥルッキ・フリッティ

ストゥルッキ・レッシ

今回はこれを作ります。
これにはブドウ果汁を濃縮したサーバまたはモスト・コットというシロップをかけます。
リピエーノ(詰め物)には干しブドウ、ナッツ、パン粉、スパイスなどが練り込まれます。
これをパン生地に巻き込んだものを
グバーナ

これをパイ生地で巻けば
プレスニッツ

フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州の有名なラビオリにチャルソンズがあります。
このリピエーノに青菜が入れば
チャルソンズです。
美しい縁飾りが伝統的。

これにはリコッタ・サラータの燻製のすりおろしをかけます。

チャルソンズもこのストゥルッキ・レッシも生地はパスタと違い、
練らないもっちりした独特のものです。これもこの地方の特徴です。
じゃがいもの生地に包まれたプルーンのニョッキ。生のプルーンにお砂糖を詰めて包むものや、ドライプルーンを包むものがあり、
通常プラモピアットとして食べますが、甘くしてドルチェにもなります。


そしてどこの店にもあるのドルチェがリンゴのストゥルーデル。

さらにイタリア2大生ハムの一つサン・ダニエーレの街を抱えます。

モンタージオを使った料理も有名です。

じゃがいもとモンタジオを厚みのあるふんわりとしたパンケーキ状に焼き上げた
Frico morbido

これはポレンタを付け合わせたりして
メイン料理にもなります。
もう一つはFrico croccante

フライパンで焼いてパリパリにしたもの。
市販のものはこんな感じ

袋入りで販売されています。

ワインでは近年2~30年前からは
高品質な白ワインの産地として名を馳せていますが、
実際大昔はメルローなど赤ワインの産地でした。
ごく最近ではGravnerを始め、
アンフォラを使った自然派ワインで注目を集めています。
オレンジワインなどと言う言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
代表的な品種として押さえておきたいのは
白ブドウでは
フリウラーノ
リボッラジャッラ
ピノグリージョ
黒ブドウでは
レフォスコ
スキオペッティーノ
デザートワインでは
ピコリット
ヴェルドゥッツォ
主なDOCは
Colli orientale del friuli
Collio
Friuli Grave
Isonzo
DOCGのデザートワイン
Colli orientale del friuli Picolit
Ramandolo
新製品のパスタ&スチームポットと圧力鍋を使います。

パスタを茹でながら同時に蒸し料理もできちゃうそうです。

パスタ&スチームポット
https://www.lagostina.jp/information/#1557

オンライン販売サイトがあります。
https://www.t-fal-onlineshop.jp/tfal/shop/goods/index.html?ggcd=8900531536
以下は参考までに前回の講座の模様です。
Sarde in Svor
イワシのワインビネガーマリネ
Jota
豚の塩漬けとうずら豆のスープ
Gulasch
牛肉の煮込みパプリカ風味
Presnitzプレスニッツ
ドライフルーツやナッツのパイ包み
はVeneto州をテーマに、
次回はリグーリア州です。
日時:2021年3月13日(日)11:00~13:00
オンラインレッスン
参加費:17600円(ワインテキスト資料込み)
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。
