こんにちは。アセント学習塾の山田です。

 

紀伊半島一周小旅行・熱田神宮編」の続きです。

 

列車は13時58分、定刻通りに紀伊勝浦駅に到着しました。

 

 

駅前は土曜日ですのに意外と閑散としています。

ホテルに向かう道すがら、昼食をとることにしました。

 

 

和歌山県熊野地方の郷土料理の「めはりずし」の定食です。

めはりずしは高菜で包んだおにぎりです。

マグロのお刺身や鉄火丼、串カツもついていました。もう全部うまい。

 

 

2泊目の宿は「ホテル浦島」。写真の奥に見える大きな建物や山の上の建物のほかに

合計4つの建物がある巨大ホテルです。

送迎ボートを使って入館することができます

亀がデザインされたボートが近づいてきました。

 

 

私が止まったのはホテル浦島の日昇館。1泊2食付きで14,300円。

ですが、私は昨年、那智勝浦町に20,000円のふるさと納税をしていましたので

6,000円引きのクーポンが使えました。

 

 

眺望は予約時点から断りがあって、岬の崖が見えるだけ。

さらに、外壁工事をしているのか足場も組まれていました。

 

 

一応、廊下の端の部屋でしたので首を傾けると少しだけ海が見えます。

 

さて、こんな巨大ホテルは探検したくなりますね。

ホテル浦島は太平洋に突き出た岬にあり、その山の上にも

山上館というグレードの高い客室を備えた建物があります。

 

 

そこに向かうエスカレータ。二つの踊り場を挟んで合計3連。

全長154メートル。標高およそ80メートルまで登ります。

登った先の出入り口からは岬の先端までの遊歩道が整備されています。

5時から17時までしか解放されておらず閉鎖までに間に合いました。

 

 

水平線がきれい。

 

 

那智勝浦の漁港も見渡せます。

先ほど私を乗せてきた送迎ボートがあんなに小さく湾を進んでいます。

 

 

岬の先端です。奥に見える陸地は捕鯨で有名な太地町です。

 

 

紺碧の透き通る海。断崖絶壁です。

高所恐怖症の私がスマホを差し出すのはここまでが限界……。

 

さて散策を終えてホテルの売店でお土産を購入したら、夕食です。

 

 

夕食もバイキング形式で、お寿司や天ぷらが選べます。

 

 

日昇館のレストランからは東の海が見えます。

手前は今は使ってないプール。

こういう娯楽施設があるのも昔からある大きなホテルの特徴ですね。

写真ではわかりづらいですが右の崖の下に、洞窟温泉である玄武洞が見えます。

むろん男風呂です。

私はこの夕食時に男風呂の一部エリアは丸見えであることが分かったので、

その後のこの玄武洞の入浴には注意を払いました。

 

さて一人旅だと本当に夜はすることがありません。

和歌山はテレビのネットワークも大阪と同じなので、読書を少ししておとなしく就寝です。

 

翌朝。

日の出の時刻を調べていたので早起きして、

もう一つの洞窟温泉である忘帰洞に入浴しに行きました。

ホテルが広いので、私の客室から温泉までホテル内を歩いて片道5分はかかります。

 

 

途中、日昇館から夜明け前の海を撮影しました。

もうずいぶん明るくなっています。

 

温泉に浸かっているときの写真はもちろんないのですが、

水平線から太陽が顔を出す瞬間を眺めることができました。

真っ赤な半円。その時の感動と言ったら!

また裸で日の出を迎えるなんて初めてで、太陽が昇る直前、

湯船から出ていた肩が太陽の日射しの放射熱で熱くなるのを感じました。太陽は偉大です。

 

 

湯上りに先ほどの場所から写真を撮ると、太陽はもうすっかり海上に出ていました。

 

 

朝ごはんもバイキング。

お客さんが多かったので、ご飯をよそうのに並ばなければなりませんでした。

もう一度並ぶのは面倒なので、お茶碗に山盛りです。

 

つづきます。