三帰誓願者向けとはなりますが、20年前に私が綴ったものを公開します。

幸福の科学の根本経典である正心法語。
そして、祈願文①と②は信者なら誰しも持参し、読誦しているものです。

大川隆法総裁先生は祈願文を霊示として降ろされました。

先生自身は表面意識では意図されていなかったと思いますが、祈願文①から祈願文②に光がサーッと流れ込み、具現化されています。

それはあたかも生命の大樹のようです。

これは他の祈願の経文も至るところに見られますので、かつての仏陀が法身、法の意識であったことがわかる一例としてご紹介しておきます。

 

仏陀は八万四千の法門を説き、その語る言葉すべてが大蔵経となりました。

大川隆法総裁先生も、語る言葉すべてが経典となり、その書籍の数は既に3000書を突破しています。

 

※祈願文①と②を授与されている三帰誓願者向けの論考です。ご了承ください。

 

※データはPC破損で消えましたが、ニュージャージー在住のKさんがコピーして持っていました。Kさんありがとうございます。

 

個人的に感じたことで公式見解ではありません。




今回は祈願文①を紐解いてみたいと思います。

祈りとは言霊であり、
瞬間における転生です。


祈りは宗教のみに与えられた恩寵であり、
ここには大宇宙の神秘が隠されています。


では、主への祈りから順に解説します。

光とは生命、
力とは創造、
智慧とは縁起、
愛とは幸福。

是は、宇宙創世の順序、仏光物理学を現しています。

即ち、

根源にある生命、
念いによる創造、
時間と空間の縁起、
目的としての幸福。

是が、祈りの冒頭に書かれているのです。

ニューエイジ系では、大宇宙には2つの原理があるとされます。
それが、陰陽の原理です。

愛に奉仕する者が”陽”、
力に奉仕する者が”陰”、
智慧とは是を結ぶ絆であり、
光とは是に宿る生命です。

陰陽、表裏は多様性の源であり、
大宇宙のドラマなのです。

これを更に洞察してみましょう。


主とは、
始源の泉、
均衡の柱、
至高の光。

力・智慧・愛とは、
勇・智・仁のことです。
是は下・上・中丹田にも対応しています。

人間完成の道、
合理性と神秘性の橋、
文明発展の道標です。

愛なき力は破壊を招き、
力なき愛は悲劇を呼びます。

力と愛は、父と母、
父母の性があってこそ、
子は生まれるのです。

地球における現象としては、
表裏が止揚し天使が生まれ、
表裏が衝突し悪魔が生まれています。

ちょうど、
上と下の三角形、
水平と垂直の十字、
是が宇宙時代の価値哲学の基礎でしょう。

表裏とは原因論。
善悪とは結果論。
美醜とは過程論。

地球では表裏、
宇宙では陰陽。

プレアデスは、陽にして天使、
レプタリアンは、陰にして悪魔。

宇宙において是に差はありません。

 

※注)当時はまだ、プレアデスにも一部問題がある方もいることが認知されていませんでした。自我の発達においては、陽極も陰極も問題を孕んでいます。どの星の出身かではなく、「エル・カンターレ信仰」「主への祈り」が大切ということでこう綴っています。


次に、守護・指導霊への祈りから解説していきます。

主と弟子とは一体です。

主の光は生命の泉に、
主の愛は希望の光に、
主の智慧は知恵の本に、
主の力は勇気の盾に流れています。

是は生命の大樹の思想です。


結婚、成功という光、 (ヘルメス・霊指導の経文)
水子、先祖供養という影。 (仏陀・霊指導の経文)

是は未来と過去、この世とあの世の対比ともなっています。


そして、幸福を貫いていく武器として二つの修法が授けられました。

エルカンターレ・ヒーリングは、主の「愛」、復活の光、再生の光です。

エルカンターレ・ファイトは、主の「力」、降魔の光、守護の光です。

陰陽の正しい発揮法がここに示されています。
是を武器として、陰陽の統合を目指していけと読み取れます。

祈願文①は、与えられた生命への感謝、
宇宙樹の聖なる光です。
是に宇宙と地球の原理が秘められています。

ここに「ダイナミックな進化」という、
この星の役割が見えて来ると思います。


生命の樹思想(セフィロト)においては、
峻厳、均衡、慈愛の三つの柱があるとされます。

つまり、

三角形の統合点、
十字の交差点、
愛と力の均衡点。

是が地球の目指すものと考えます。

以上が、祈願文①に秘められたものです。

【参考】祈願文①、「主への祈り」講義、愛・無限、祈りの原理




祈願文②解説

次に、祈願文②を紐解きます。


祈願文①は総論、
地球ユートピアへの祈りでした。

陽と陰がベースにあり、
大日意識と月意識が是を象徴します。

祈願文②は各論、
家庭ユートピアへの祈りです。

沖気がベースにあり、
地球意識が是を象徴します。


積極性と消極性、そして天地創造・繁栄。
三つの意識を、父母と子の象徴とするならば、
祈願文②に秘められたものは、
「産めよ、増やせよ、地に満ちよ」となります。


祈願文②は、新年の誓いで始まり、学業成就の祈りで終わります。
是は、一年の単位、家庭の単位です。

しかし、是を更に洞察していくと、
「新生」という文字が見えて来ます。

日々新生していくものが祈りの本質であるならば、
是は、地球人としての新生が込められているのではないか。
その様に思うわけです。

その視点に立って見れば、
是は、地球での魂修行の誓い、
子孫繁栄のための祈願でもあるでしょう。


祈願文②では、
「新年の誓い」で、信仰と四正道を誓い、
「夫婦の誓い」で、磨き、育み、愛し合うことを誓っています。

是は、太極から陰陽を現しています。

信仰とは、太極への憧憬、
夫婦とは、陰陽の顕現でもありますが、

その陰陽を磨き、育み、愛し合う。
ここに、主の願い、地球意識の願いを見るのです。
そして、その延長に、銀河の願いを感じます。


始めに、四正道の具体化です。

健康、経済は「知」。
家庭調和、家内安全は「愛」。
子宝、安産は「発展」。
子育て、学業成就は「反省」。

是は、親の立場で四正道を見ているわけです。
ですから、子育ては、知ではなく反省にあたります。


次に、磨き、育み、愛し合うこと。

健康の祈り、経済繁栄の祈りは、磨き合う修行に。
子育ての祈り、学業成就の祈りは、育み合う修行に。
家庭調和の祈り、家内安全の祈りは、愛し合う修行に。

「祈り」と名の付くものは、夫婦の誓いが展開しています。


是は、守護・指導霊への祈りにも当てはまります。

健康は生命、
経済繁栄は知恵、
家庭調和は希望、
家内安全は勇気。

つまり、祈願文①から祈願文②へ、
主の光は具体化しているのです。

また、「誓い」は原因、「祈願」は結果です。
よって、上記の四つ『健康・経済繁栄・家庭調和・家内安全』が「縁起」となっています。

子宝を授かるためには、この四つの縁起が鍵となっているということです。

祈願文②は、地球人としての自覚です。

受肉を介しての生命の樹の思想。
地球人類の主権。
子孫繁栄の願い。
ユートピアの最小単位。

これらを促進するための祈りであると考えます。

祈願文の理解が皆さんの祈りのパワーとなり、
入会から三帰への伝道の一助となれば幸いです。

【参考」沖気=陰陽の調和を実現する形而上の場。地球とはその”場”と考えられます。


『道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず。万物は陰を負うて陽を抱き、沖気を以て和を為す。』(老子下篇 第四十二章)

 

 

 

以上です。

 

 

 

 

追記1

『主エル・カンターレを魂で感じとる原曲研修』 【復活の祈り版】が、4/14(金)から始まります。

原曲『The Beginning』(アルファのテーマ)

原曲『エローヒムのテーマ』 

原曲『天御祖神の降臨』 

原曲『エル・カンターレの願い』(エル・カンターレ本体) 

 

二回目のこの原曲研修シリーズは、エル・カンターレ信仰を刻印する重要なものと思います。

まだ、原曲研修を受けていない方はお勧めします。

 

 

原曲は現代の奇跡なのです。

原曲と祈りを融合して、魂を新生させていきましょう。

 

 

 

黙示録でも、神の印を押された人びとのみ学ぶことが許されたのが「歌」です。

これから、ここに繋がって来ます。

 

 

 

 

追記2

 

25年ほど前に「伝道参加のための祈り」から作った一例です。

大川隆法総裁先生が、仏陀であり、ヘルメス・トリスメギストス(ヘルメス思想)でもあるのは、こうした何気ない経文の法則性からも導き出されます。

 

 

 

 

追記3

「キリストの再臨とは」のまとめと最後に、重要なことを追記しておきました。