統一教会もQアノンも“怖れ”の表出 | 言霊で思いを実現して生きる

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私は、“怖れ”を手放すことの大切さを説いてきました。“怖れ”があることによって、その人本来の生き方ができなくなってしまうからです。

安倍元首相の銃撃暗殺事件で、統一教会(旧統一教会=世界平和統一家庭連合)が改めて話題になっています。もともとキリスト教をベースに発展した宗教ですが、その根底にあるのは「原罪」の刷り込みです。

人間はもともと原罪を犯した罪深いものであるというのが聖書の教えですが、その罪への“怖れ”を最大まで煽っているのが統一教会なのです。

統一教会では、さらに罪深い人間という考え方を進めて、イブ(エバ)はアダムと付き合う前からサタンと交わっていたので、私たち人間はサタンの血を引いているとしています。そして、サタンが取り憑いた者は、死後に地獄に堕ちるとし、さらに地獄で祖先の霊が苦しんでいるとして、献金させたり壺を買わせたりさまざまな方法で信者のお金や財産を吸い上げています。

こういった“怖れ”の強い刷り込みによって信者の人たちは“現世の無限地獄”に落とされ、自己破産、家庭崩壊に追い込まれていくのです。

そういう意味では、いまアメリカで盛んに偽情報を流して人心を荒廃させているQアノンも、人々の“怖れ”を増幅しているという点で同じといっていいでしょう。

また、ディープ・ステート、それに対抗するホワイト・ハッツなどに関する情報も、人々の“怖れ”を増大させています。

このような“怖れ”は、現代社会のなかで、疎外感を感じている人たちの間で広がっています。

私たち人類は、さまざまなことを考え想像することで発展してきました。これによって仲間の絆が強まり、ネアンデルタール人などの他の人類を凌駕し、素晴らしい発展を遂げることになったのです。

考え想像することは、やがて科学の発展とともに仮説に発展し、それを数量的に証明することによって、人類はさらなる発展を遂げました。その積み重ねの上に私たちの生活は成り立っています。

しかし、考えや想像は、妄想にもつながります。この妄想をかき立てて“怖れ”を増大させているのが統一教会であり、Qアノンであり、ディープ・ステートがあったりホワイト・ハッツがいるという考え方なのです。

そして、このような妄想や“怖れ”が、人類と地球のアセンションを妨げています。“怖れ”を手放して、みんなでアセンションを目指していきましょう。