12月21~23日を目前にして | 言霊で思いを実現して生きる

言霊で思いを実現して生きる

アセンションへ向けて本当に幸せな生き方を考えていきます。


マヤ暦が終わるとされる12月21~23日まで、1カ月を切りました。その日に向けて、いまさまざまなセミナーが開催されています。なかには、特定の宗教団体が後ろについているようなものや、かつての自己啓発セミナーの延長線上にあるようなものもあるようです。こういったセミナーは、本質とかけ離れたことが目標となっているので、気をつけるべきでしょう。



この時期をもって、マヤ暦の一応の区切りが終わるのは確かかもしれません。しかし、この時期に大天変地異が起きて、多くの人たちが亡くなり、人類が滅亡に近い状態になるということはありません。私たちは、すでにそういった怖れによって、先へ進むことを強制されなければならないレベルは乗り越えたのです。





また、この時期にアセンションが起きるとする考え方もあります。これについては、『アセンションであなたの思いは実現する』に書きましたが、いまマヤ暦の1つの区切りを前にして、ここでもう一度、私が感じていることを述べておきたいと思います。



思いを実現するアセンションへの道 櫻庭雅文

アセンションは、私たち人類の意識の変化であり、それはかつてヨーロッパで起きたルネサンスがそうであったように、一部の人たちの覚醒から始まり、大きなうねりとなって世界中の人たちの意識が進化する変化です。




それは200~300年かかって起きる意識進化であり、2012年12月21~23日というような特定の時期に起きる変化ではありません。この意識進化は1990年代から始まっていて、完了するまでにまだまだ長い年月を要することになります。




そして大切なことは、アセンションに向けて歩むかどうかは、極めて個人的な選択によるものであり、その道を選ばなくてもいっこうに構わないということです。また、速く進もうという人もいれば、ゆっくりゆっくり足下を見つめつつ進もうとする人もいます。どちらでも構わないのです。人に強制されたりするものではありませんし、急がなければいけないものでもありません。



またこのような変化のなかで、少なからぬ人たちが、この日をもってすべてがご破算になるのではないかと期待を抱いているようですが、そんなことはありません。人はすべからく、自分の人生を受け止めて生きなければならないのです。




ですから、2012年12月21~23日には何もたいしたことは起きません。そういうなかで私が危惧するのは、アセンションはなかったと思う人たちが出てくることです。これは、はっきり言っておきますが間違いです。アセンションは、マヤ暦の終わりと関係なく確実に進行していきます。「アセンションなど起きなかったじゃないか」といって歩みを止めるようなことはしてほしくないのです。





せっかく気づきを得て歩みはじめた人たちが、マヤ暦の終わりとアセンションの意味を混同して間違うことがないよう、願ってやみません。