大森健巳という人のハイパープレゼンテーションは
HPだけ見ていると「すごい」ようです。
実際「熱い」し、「高い」ようです。
けれど、主幹にあるのはお金を稼ぐためのプレゼンやスピーチ
ということなので、ちょっと考えが違いますね。
スピーチやプレゼンは
相手に伝えてなんぼですけど、
それに対して、どう受け手が捉えるかは自由。
100%顧客を取れるとか、
ウン十万、ウン百万それによって稼ぐというのは
もう相手の自由選択の力を奪うくらいの影響を与えている
ということです。
かなり熱いし、かなり心理テクニックを生かしていることでしょう。
けれど、そこはぼくが目指すところではないです。
最近読んだアネット・シモンズのストーリーテリングの本では、
ストーリーの魔法の力を紹介しています。
「聞き手をある種の催眠状態やトランス状態にいざなう」ともいっています。
しかし、それによって、体感するカリスマ性に溺れないようにと注意しています。
悪用すると、宗教的なグルになったり、人を見下すようになると。
語りによって相手を依存させてはいけないとぼくも思います。
100%の成約とか、ウン十万瞬時に稼ぐとかは
ある種の依存させるパワースピーチを行っているということでしょう。
グルと信者の関係にならないよう、注意しなければいけませんね。