【閃き】小さな事件 | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

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 ここのところ小さな事件が続いています。

 先週、東京出張に行ったときのこと。ホテルに入り、手を洗い、顔を洗おうとしてメガネを外したら、手元がおぼつかない。メガネを落としてしまって、なんと! 洗面台のすぐ横にある蓋をしていなかったトイレの中へ……。

 迷っている場合ではありません。流した後の水だったことは不幸中の幸い。慌てて手を突っ込んでメガネを救出し、とにかく洗面の水でしばらく洗い続けました。トイレには、常に、蓋をすること。身も蓋もない話です。

 トイレでは本を読む。もう15年以上続く習慣になりました。出張先でも同じで、8階にあった部屋で読んでいたのは『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン、新潮文庫)です。「あなたが都会でくらしているとしても、公園やゴルフ場などで、あの不思議な鳥の渡りを見て、季節の移ろいを感じることができるのです」(P.41)。

 ふむふむと読んでいたら、なんだか動くものがある。ふと、シャワーのほうを見ると、小さなクモが歩いていた。へ? 家では頻繁に目にしますが、ビジネスホテルの部屋で出会うとは思いませんでした。

 さらに出張から戻った後。京都で道を歩いていたら、すぐ前方の高い電線にカラスが止まりました。もちろん警戒します。空から糞(ふん)が降ってくることを。真下をよけたつもりが、その行動が余計だったのか。直撃ではないものの、左手や左肩に糞の洗礼を浴びました。

 もちろん、何が起きたか、一瞬で理解しています。急いでハンカチを出し、拭き取った。と同時に、さほど不快に感じていない自分の気持ちに驚きました。いや、頭の上に直撃ではなかったからでしょう。仮に直撃していたら、どうしただろう。数週間前、ライターの武田砂鉄さんが日経MJのコラムで書いていました。うろたえず、ティッシュで拭き取り、そのまま自宅に直行して、洗い流したと。

 知人に無類の鯖好きがいます。あるとき、鯖のきずしを食べた後、急にお腹が痛くなった。ついに来たかと思い、病院にいくと、案の定、アニサキスだったのだとか。のたうち回るくらいの痛みだったそうで、じゃあ、もう鯖は食べられないねと言うと、彼はこう答えました。「そんなことはありません、鯖好きなら一度は通らないといけない道ですから」と。

 鳥の糞が落ちてきたとき、この話を思い出しました。仮にも鳥好きを自認し、鳥の写真を撮らせてもらっている身としては、鳥の糞だって一度くらい浴びておかないといけないのかと。いや、でも、直撃は避けたい。ここのところの小さな事件には、身体能力が衰えてきたのかと自問してしまうこともあり。趣味を重ねて、気持だけは健康に保っていたいものです。





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