皆さま、こんにちは。
税理士・公認会計士(船戸明)の「本業ブログ」にようこそ。
年度終わりと始めの前後、税理士にしても会計士にしても、研修制度の単位申請をしなければならない時期が続きます。
税理士は年間36単位。単位の取得方法はいくつかあり、私が活用しているのは1)税務や会計をテーマにした研修に参加する、2)オンラインで配信されている研修の映像を見る、の2つです。今回申請した2023年度分までは1)があるものの、次回申請する2024年度分は0になる見込み。ギリギリになってまとめてオンライン研修を受講するくらいなら、月に数度、その機会をつくるようにしたいと思います。
会計士は3年間120単位で、こちらも単位の取得方法は税理士会と同様。さらに会計士の場合、「自己学習」という項目があり、専門書の読書について200字以上の概要や感想を記入することで単位が認定されます。単純平均すれば年間40単位ですが、その半分くらいは自己学習で満たしてきました。こちらも、集合研修は今年0になる見込みですので、月に1度は自己学習の登録をしていけるといいのですが。
その他、年度始めだからか、各種調査が続きます。事務所の状況はどうか(対税務署)、同じく事務所の形態や運営や状況について(対税理士会内部)、などなど。思えば、研修にしろ、各種調査資料の提出にしろ、いつの間にかすべてオンラインでの手続きになりました。いや、かえってオンラインが面倒なものもあり、書面1枚を提出するだけの調査については、紙で提出しています。
今日できる仕事、今できる仕事を、明日に、今度に、残さない。常に頭の片隅に置いており、今日お預かりした資料について、今日確認を終えたうえで、今日お返しすることもしばしば。本当は「しばしば」ではなく100%そうできればいいのですが、さすがに物理的な限界もあり、今、2件ほどお返しできていない資料があります。
上に書いた各種調査についても、封書で届いたので「保存」する前に回答をしてしまいました。「今度回答しよう」と後回しにすると、「後回しにした仕事」が貸借対照表の負債の部に計上されてしまって居心地が悪い。さらに、後回しにすると、実際に対応するときに「思い出す」という余計な時間がかかる。ムダ以外の何物でもありません。
何も仕事に限った話ではなく、朝の準備も然り。お茶を沸かす、家族の弁当(の一部)を準備する、ゴミを出す、朝食をつくる、などなど。どう動けばもっともスムーズか。今できることでやり残していることはないか。この2点を無意識に意識しながら動いている気がします。
法人や一定の個人事業主は、1年間の活動に応じた確定申告を行なわなければなりません。専門家の研修義務も同じ。年度が終わろうが、始まろうが、常に義務という負債を負っています。返済したと思ったら(旧年度)、同時に立ち上がってくる(新年度)義務。今年こそは、年度終わりにバタバタすることのないよう、紺屋の袴をしっかり染めたいと思います。
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