【閃き】時間の発想 | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

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 出かける30分前に起きて、怒涛のように準備して、電車の時間の5分前に走って家を出る――。

 家族のそんな様子を見て驚くことがあります。私から見れば、ほとんど寝坊と同じ状態。いや、寝坊して10分で家を出たことはありますが、いつのことだったか思い出せません。

 かつ、前提は電車が正常に動いていること。まず、そこから疑います。初めての場所に行く場合、目的地にちょうど着くように電車の時間を調べる。その結果、朝の8時に家を出る必要があるのであれば、7時30分に出発します。この30分が冗長性。電車が正常に動いていなくても、代替手段を確保できる可能性が上がります。

 で、多くの場合、電車は正常に動いているため、現地に早く着いてしまう。でも、大は小を兼ねる、と言うように、遅いより早いに越したことはありません。早く着いたら、本を読むなり、お茶をするなり、散策するなりして、時間を過ごせばいいだけの話です。

 今はスマホを使ってすぐに連絡が取れる時代。電車が遅れると、電話やLINEで関係者に連絡すればいいのでしょう。遅延証明というよく分からない仕組みもある。組織で働く人には、不可欠なのでしょうか。ただ、「電車が遅れました(なので私も遅れます)」という状態は極力避けたい。「電車は遅れましたが、私は遅れません」という状態をいかに確保するか。

 初めて電車で通学するようになる。そのときの経験を覚えていませんが、さすがに毎日の通学に30分の冗長性を確保していたかどうか……。高校に通うようになる子どもとそんな会話をしていました。

 ここまでは目的に向かう時間の話です。人と会ったり、会議に出たり、そんな目的を達成した後の時間に1つ意識していることは、5分の空白をつくること。今日話したこと。発言したこと。言い足りなかったこと。別の言い方をしたほうがよかったこと。そんなあれこれを思い浮かべて整理するため、帰路に着く際に何もしない時間を5分は確保するようにしています。本を読まない、パソコンも見ない。電車でボーっとするもよし、1駅分は歩いてみるのもよし。

 30分の冗長性と、5分の余韻と。

 今週は今日から外出が続きます。打ち合わせ、会議、来客、などなど。目的の前と後に、少しずつの時間を意識しながら移動を繰り返すことになりそうです。




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