こんにちは。
大阪南船場の早起き税理士・公認会計士(船戸明)の
「本業ブログ」にようこそ。
月末になると、
月次試算表ができあがってきます。
まず見るところは、
貸借対照表の現預金残高。
期首に比べて、増えているのか、減っているのか。
その会社の売上規模からして、
何か月分の現金が計上されているか。
そういえば、先日、
組織も会計も企業とは異なる部門の方から、
基金残高の目安って、どれくらいなのでしょうか、と聞かれました。
別の方が、
1年の予算規模くらいあるのが理想でしょう、と回答。
発想は、売上何か月分、と同じで、
何か不測の事態で現金が入ってこなくなっても、
手持ちの現金でどれだけ持ちこたえられるかという視点です。
次に損益。
いくらの利益、あるいは損失が計上されているか。
前期と比べた増減はどうか。
そのときも、
資金の動きと連動することを忘れずに。
たとえば、1000万円の利益が計上されていても、
現預金残高が1000万円増えているとは限りません。
その差は何か。
放っておいていい差なのか、
構造的な問題が起きていて、
手を打たないといけないのか。
年内最後の月次訪問は来週。
いつものように、
緊張の続く1週間になりそうです。
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