【閃き】区切りという時間 | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

毎朝4時起き、スポーツと読書が大好きな税理士/公認会計士がお送りする税務・会計に関する本業ブログです。
トピックスやふとした疑問から、税務・会計の話題を毎日お届けします。

こんにちは。
大阪南船場の早起き税理士・公認会計士(船戸明)の
「本業ブログ」にようこそ。

 平成最後。
 何かにつけて、枕詞のように語られます。

 今年は、もう1つの最後があるらしく、
 それは、十二支が亥で12年1周期の最後だと。

 歳男、というのは漠然と意識しますが、
 亥年というのを意識したことはありません(私は戌年)。
 どちらも、だからどうだったという記憶もないのですが。


 新年には、新年の挨拶や新春交歓会などのイベントが行なわれます。

 年賀状、初夢、書き初め…
 今年こそは、という誓いをたてるきっかけでもあるのでしょう。

 会社の決算。
 こちらも、基本的には1年に1回です。

 放っておけば、いつまでも続く。
 時間の流れが、止まることはない。
 終わりがない、その時間を過ごすことに耐えられない。

 だから、何かにつけて区切りをつけたがるのでしょうね。

 新年。
 新年度。
 明治、大正、昭和、平成…

 終わった時間は、こうだった。
 始まる時間は、こうなってほしい。

 区切り、という時間の発明です。


 作家の宮部みゆきさんは言いました。

――――――――――
 物語は日常にもあります。メールやチャットなど、ネット上で繰り広げられる活字の交換は、物語を生み出していると言えます。人生自体が物語とも言えます。でもこうした物語にエンディングはありません。そのことに疲れることもあります。

 私たち作家が紡ぎ出す物語は、必ず終わりのあるパッケージングされた物語です。終わりのわからない物語を生きる私たちにとって、「本」のエンディングは、時には癒やしになるんじゃないか。そうなるといいなと願いながら、本を書き続けています。

(2009.7.29 日経新聞)
――――――――――

 癒しの新年交歓会は、今日も続きます。




【お知らせ】-------------------------------------

日刊「早起き税理士のスポーツ観戦記」元気に配信中!
→ http://www.mag2.com/m/0001147393.html
週刊「早起き税理士のちょっとひと言」元気に配信中!
→ http://www.mag2.com/m/0001150113.html
船戸明会計事務所ホームページ 元気に更新中!
→ http://asayoji.fan.coocan.jp