鉄道に関するひとりごとは
初めての記事となります。
鉄ちゃん好きの人はお待たせいたしました。
2月28日
JR西日本が所属する500系新幹線が
東海道新幹線として
ラストランとなってしまった。
私はたぶん見るのは最後になるであろうと
休む時間をつぶして小田原駅に。
午前11時過ぎ下りホームに入る瞬間、
多くの鉄ちゃんが通過するのを待ち構えていた。
私はその時、
カメラはキヤノンT90とトキナーの24-40mmのレンズを出し
天気の状況によりフィルム感度1600のカラーフィルムを使って
構図とシャッタースピードを入念に確認し
スタンバイ。
降りしきる雨の中、
午前11時40分上り列車が通過すると
カメラのシャッターの音がホーム中響いていた。
私も数枚、連続撮影をしながらなんとなく撮った。
通過した直後、
今度は上りホームに移り
今度こそ完璧な写真にするぞ!と思い
カメラはキヤノンAE-1プログラム(MD付き)と
300mmF2.8と1.4倍テレコンを使い
またまた構図とシャッタースピードを入念に確認する。
ところが…
構図を決めている最中、
思いも寄らないことが…
下りのN700系のぞみが通過するとき、
何かピントが合わしづらいと感じ
1.4倍のテレコン本体を確認したら
レンズが曇っていたので
テレコン付けての撮影は中止
急遽、300mmの1本勝負にかける。
通過に近づき天気が急に回復。
フィルムをフジクロームベルビア100 Professionalにし、
シャッタースピード500分の1と絞りを4.5とちょっと絞った状態で
スタンバイ完了。
通過する5分前、
構えようとしたが前に頭がかかるというアクシデント
少し場所を移動したところ、
東の遥かかなたから500系新幹線のヘッドランプが見え
時速250kmの速さで私のところに近づく。
上り線ホーム400mの間に約300人を見送る中
午後1時4分、定刻1分遅れで下り列車「のぞみ29号」小田原駅を通過。
ファインダーを覗くと
頭も何も入ることなく
完璧な状態でシャッターボタンを押す。
連続で約5枚。
しっかりと撮ることができた。
NewFD300mm/F2.8L
フジクロームベルビア100 Professional RVP100
マニュアル露出 1/500秒 F4.5
走っている車両は
1995年に製造した
まさに量産先行型の車両「W1」編成。
心の中で私は車両にこう言った。
「よく15年間何も変わらぬ姿で走ったんだねお疲れさん。そしてありがとう」
私は一度も500系新幹線に乗らなかったが
非常に静かな走りが印象的だなぁと
頭の中に焼き付けているのが言うまでもない。
これからは山陽新幹線で8両編成に短くなり
活躍していくでしょう。
西日本に出かける時に会えるといいね。
500系新幹線のラストランを支えた駅員さん、運転士・車掌さん
本当におつかれさまでした。