若い頃(思春期から20代?)は容姿がキレイまたは可愛くスタイルが良い人に憧れ、ぽっちゃり体型だった私は少しでも痩せたかった。
30代から40代になってくると見た目より頭の良い人に憧れた。要領も良くはなく、パソコン操作が苦手、一度にいろんな課題を並行して取り組むのも不得手な私は「できる人」が羨ましかった。
しかし、50代になり、また思いは違ってきた。頭がそんなに良くなくても、自分が苦手な分野は周りの助けを借りればなんとかなる。
それよりも、人間として私に欠けているものは「勇気」だと思う。
人との対立が怖いので本当に思っていることが言えない、なんてことは日常茶飯事。相手が自分にとって怖い人なら尚更だ。
出来ればそういう人と関わるのは必要最低限にしたいといつも思っている。しかし、関わらなくても生きていける他人ならまだしも、血の繋がりがある親族となると、距離を取るにはそれなりの気力が要る。だから自分の両親はもちろん、我が子とでも心の距離感を保とうと日常から意識している。
親しくなった友人につらい気持ちをぶつけ過ぎて失敗した苦い経験がある。今でも思い出すと申し訳なかったと思う。2度と誰かにあんな思いをさせたりしたくない。
ただ自分の尊厳に関わる問題を
相手の怒りが怖いからとその問題に触れないで黙っているというのは、とても自分にとって良くないことだ。そう分かっていても本当の気持ちを言えないままの自分がいる。私は勇気がない人間だ。